タイトル | 神様はじめました |
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原作・漫画 | 鈴木ジュリエッタ |
出版社 | 白泉社 |
貧乏な女子高生の奈々生がとあるきっかけで
神社の神様になってしまいます。
神様として多くの妖怪と
ふれあう日常を描いた漫画。
神様の仕事を任された彼女に
仕えることになる巴衛との恋愛も
描かれていくドタバタコメディ。
神様はじめましたあらすじ紹介
父親の家出によって住む場所が
なくなってしまった奈々生。
そして神使として仕える
(最初は嫌がりながらも・・・)巴衛。
神社を守りながら妖怪たちと過ごしていき、
事件を解決していく。
例えば、妖怪の女の子が
人間に恋してしまった時に
キューピッドとして手伝ったり。
また神社に活気を取り戻すために
一生懸命、祭を企画したり・・・・。
何かしら抱えている妖怪たちだが、
奈々生と関わっていくことで優しさに触れたり、
新しいことに気が付いたりする。
もう一つの見どころとして
奈々生は神使である巴衛に恋をし、
まっすぐに追いかけていく。
一直線な奈々生とそれに対して
最初は軽くあしらっていた。
しかし徐々に心が惹かれていく
巴衛とのラブストーリーは必見!!!
神様はじめましたネタバレ・今後の展開
奈々生は最初の方に巴衛に告白をするが、
驚いた巴衛にあっさりとフラれてしまう。
しかし諦められないまま
日常を過ごしていく。
前半は、軽くあしらわれ、
人間と妖怪は結ばれないのだ、
と相手にはされなかった奈々生であった。
徐々に誰にでも全力でぶつかっていく
彼女に惹かれていき、
奈々生を命がけで守っていくようになる。
奈々生も巴衛のことを知ろうと奮闘するが、
大親友であったと言われる悪羅王と
出会うことなどを通して過去の巴衛を知る。
しかし巴衛が過去に惚れたとする
女性が結局は自分だったり、
恐れられていた巴衛が
中身は優しい彼であったり・・・。
後半は二人の恋愛模様が
しっかりと描かれている。
奈々生が好きだと気が付いた
巴衛がとった行動は、人間になって
奈々生と一緒に生きること。
寿命も能力も全てを捨ててまでも
奈々生を選ぶ男らしさに感動する。
最終巻では、完全に人間になることを
選んだ巴衛と奈々生。
奈々生の高校卒業と共に神社を出ていき、
妖怪たちも読んだ結婚式を行う。
奈々生が夢を叶えて働き、
巴衛は人間として会社で
バリバリ働く場面で終わっている。
その時に巴衛の部下が巴衛は奥さんのために
絶対残業はしないんだと言っているのが
巴衛らしさを表している。
神様はじめました読んでみた感想・評価
絵が好きで買ってみたが、さすが花とゆめ!
って感じのテンポの良さ!
とりあえず巴衛はカッコイイし、
主人公はとてもいいこなので嫌な気持ちに
なるようなこともないコメディ要素の強い漫画。
毎回毎回きゅんとする場面を盛り込んでいるので、
少女漫画ならではのときめきが味わえる感じ。
守られる系、三角関係?もあるので、
イケメンに守られたい女子にはぜひオススメ。
一つ屋根のしたでの共同生活は
やっぱりいいなあと思った。
とにかく巴衛が
かっこよすぎて家事が出来すぎて・・・・・。
狐耳も最高に萌える。
いろんなキャラクターが
出てくるのでわちゃわちゃしてて平和的。
後半になると少しダークな部分が
入ってきて少し驚いたかも。
巴衛の過去について探り始める部分あたりから
少し深い話になるので
割と涙を誘う場面がいくつか出てくる。
さらっととても感動する場面が多いから
ほっこりした気分で読み終えることができる。
前半が明るい感じだとしたら後半は
少し悲しい場面や感動する場面が強め。
作品の中で巴衛の髪の毛が
長くなったり短くなったりするので
見飽きないし楽しい。
主人公の学校の場面も
結構面白くて好きだった。
霧仁が奈々生と出会ってから
少し変化していく場面は
丁寧でとても良かった。
徐々に徐々に変化していく
周りの妖怪たちにも注目。
20巻以降はとりあえずキュンキュンが
止まらないので何回読んでも飽きない。
最終巻の最後の場面は
一番ほっこりするので是非是非読むべき。
魅力的なイケメンキャラ、ラブコメが好きな方におすすめ
花とゆめに良くあるイケメンに囲まれる系の
漫画が好きな方にオススメ。
子供の妖怪も結構出てくるけど、
へびや天狗の妖怪も出てくるしカッコイイ。
妖怪たちは基本的にイイヤツも
ワルイヤツもいるけど、
巴衛は主人公を命がけで守ってくれる。
頼もしさや男らしさや
無敵な感じがとてもきゅんとする。
基本的に友情というよりは、
恋愛とか人に対しての親切とか
そう言った類の話が多め。
友達もとてもいいこだけど
最後の方になると結構出てくる。
ひたすら性格の悪い
女の子とか出てこないので
平和な話が好みの人向け。
ドロドロした愛憎劇みたいなやつはない。
花とゆめだなあって感じ。
主人公は愛されるキャラクターだけど
馬鹿じゃないのでみてて爽快さとか
スッキリする感じが強い。
コメディー要素も強いので
声を出して笑うシーンも少なくない。
楽しい漫画が好きな人は飽きずに
読むことができると思う。
とにかくラブコメ。
『フルーツバスケット』とか
花ざかりの君たちへが
好きな人は絶対好きだと思う。
犬夜叉とかが好きな人も
結構似た感じするのでオススメ。
強い人に守ってもらうっていう
絶対憧れたことのあるシチュエーションです。