タイトル | 穴殺人 |
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原作・漫画 | 裸村 |
出版社 | 講談社 |
一体何故こんなことに
なっているのだろう・・・。
何故僕はいつか彼女から
殺されるのに興奮しているのだろう。
いつまで僕は彼女の殺人を
この覗き穴から見ていなければ
いけないのだろう・・・。
だが彼女はまだ僕のことを
殺してくれない。
人生に未練か出はじめた僕を・・
穴殺人のあらすじ紹介
行きたい大学に行くために
二浪したが行けなかった
主人公の黒須。
親からは絶縁され
仕送りもとまってしまった。
金がないため光熱費も
払えず飯も食べれない。
死のうと思いクビを括ろうと
思ったが固定していた部品が
壊れて死ぬことができなかった。
ふと壊れた壁を見ると何やら
光が差し込んできたため覗く。
そこには隣に住んでいる
美人の女性の姿が見えた。
覗き始めると彼女の恥ずかしい
ことや日々の生活を覗くのが
楽しくなってきた。
だがそんな時彼女の部屋に
男が入り込み彼女を襲おうとする。
困惑する黒須。
だが次の瞬間血飛沫が飛んだ!
彼女が男を殺害したのだった・・。
穴殺人のネタバレは?
殺人現場を目撃してしまった
黒須は意識を失ってしまった。
彼の頭のなかでは警察に行かない
といけないなど様々な考えが
頭の中を巡っていた。
そして何故か外に出た黒須は
彼女の玄関前でウロウロしはじめる。
当然不審に思った彼女は黒須に
声を掛ける。
その時初めて隣りに住んでいる
者だと紹介した黒須に
彼女は夕飯を食べないか誘う。
何も言えない黒須は言われるがまま
彼女の部屋に入ってしまう。
だが先程の惨状が嘘のように
何もない部屋で夕飯を食べる。
何を思ったのか初めて出会った
彼女に黒須は恋に落ちてしまった。
彼女の「また来てね」の
優しい声を背中にうけ
部屋に戻っていった。
だがそこでは幻覚ではないと
思える行為が覗き穴から見えてきた!
なんと彼女はベッドに縛った男性を
カッターナイフで滅多刺しにしていた。
その彼女の表情はとても
嬉しそうな顔をしていた・・・。
その行為を見た黒須は何がなんだか
わからなくなり塞ぎ込んでしまった。
その時黒須の部屋のインターホンがなる。
彼女だった・・・。
穴殺人の読んでみた感想・評価
人間はそれぞれ考えがあり
嗜好もそれぞれですよね。
決して肯定するわけでは
ないですが人を殺める
ということも嗜好だと思う。
例えば私が好きな漫画本を
読んでいることと人を殺して快楽
を得る人がいる。
だが漫画本をは万人が読んだり
楽しんでいるので普通の嗜好。
だが殺人を好む人や絶対数が
少ない人の嗜好を聞くと
気持ち悪いと思う。
確かに殺人は罪です。
この格差がさらに悲劇を
産むんですよね。
でもこういう人はどうすれば
いいんだ?と言われても
私に答えることはできませんが・・。
ただやったらいけないことですが
彼らにとってはただの嗜好に
過ぎないんですよね。
私は少しだけ訴えたいことがある。
絶対数が少ない趣味を持っている
人に対して絶対にバカにしては
いけないということ!
違法はダメですが合法なことなら
いいのではないでしょうか?
メディアでも取り上げられ
冷めた表情や目でコメントする
人を見るとムカつきますよ。
その人の何がわかるんだと。
それこそBPOでしょう。
私はそう思います。
ただ殺人はダメですよぉ~。
穴殺人はこんな方におすすめな作品!必見
サスペンス好きな方にオススメです。
かなり猟奇的な場面が
出てきますのでご注意を。
私以前から殺人者の心理が
気になり色々な本を読んだり
ネットでいろいろ調べました。
一つ言えることはこの様な事をする
人を刑務所から出してはいけないと
思います。
ただ死刑賛成派とかではないので。
やはり殺人者にとっては嗜好でも
それ以外の人からすれば異常者。
やはり殺人者の方は普通の人が
考えてもできない事をやり
人を殺める。
この考えてもできないという事を
やるというのがとても恐ろしいです。
もしたとえ本当に更生して
刑務所から出てきたとしても
結局その人にとっては趣味なんです。
本当に好きな趣味って
絶対に止めることは出来ないと
思いますがどうでしょう?
やはりとても重い罪を犯した
わけですので外には出さず
専用の施設に入れるべきかと思います。
もしその人が外で殺人衝動に駆られ
人を殺したらどうすんでしょうか?
間違いなく隠して見つからない様に
するという事をやっている可能性が
ありますので怖いですよね。
嗜好は中々やめれないものです。
この様な事を考えてしまう
漫画ですが読んで見てください。