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【辺獄のシュヴェスタのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 辺獄のシュヴェスタ
原作・漫画 竹良実
出版社 小学館 BIG COMICS スピリッツ

16世紀神聖ローマ帝国で
魔女狩りが行われた時代。

魔女狩りで母を失った少女が
収容された女子修道院で復讐を果たす。

修道会を欺き、
どんな仕打ちにも耐え、
生き抜こうとする。

ギリギリの状況でも、咲く花に喜びを感じ、
生きる意味を知らされる壮大なる復讐活劇。

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辺獄のシュヴェスタあらすじ紹介

主人公少女「エラ」は
貧乏な家庭に生まれる。

その内なる炎のかけらを
みた両親は身売りに出す。

エラは自分の置かれた状況をよく知っていて、
人買いの馬車から脱出する。

さまよいたどり着いたのは、
薬草を煎じて薬を作り治療をする
女性「アンゲーリカ」の住む町だった。

アンゲーリカに拾われたエラは、
生活に必要な「優しさ」や「強さ」「知恵」を
アンゲーリカとの生活の中で学んでいく。

しかし、「修道会 異端審問会」により、
魔女の疑いをかけられたうえ魔女だと
認めさせられ絞首刑のうえ火刑にされる。

エラは魔女の子が入るという
「分水嶺の修道院」へ送られる。

そこでエラが目にしたのは
「修道会総長 エーデルガルト」だった。

彼女はエラの大切なアンゲーリカを
魔女にしたエーデルガルトに
復讐することを誓う。

辺獄のシュヴェスタネタバレ・今後の展開

エラのその強さや生き抜く力や知恵は
いったいどこから来るのか
と思うくらい本当にエラは強い。

崩れない精神で何度も立ち上がり、
総長に復讐するまでは
修道会全体を欺き通した。

3年後に誓願式で修道女になる5人を選び、
総長の手から指輪を与えるという。

それがエラにとっての復讐の時。

その日まで内なる炎を隠し通す。

食事に幻覚を見せる薬が
入っているのを見抜く。

食事を食べるふりをして夜中に吐き出し、
薬に支配されないようにする。

そんな時修道院の外へ
抜けることのできる抜け穴を見つける。

それからは毎晩抜け出して、
食料を自分たちで確保。

明け方までには修道院に
戻るという生活を繰り返す。

修練女への試練は、
過去の思いを断ち切るために
牢獄に閉じ込められた。

重い十字架を背負い山を登らされたりと
過酷なもの。

しかしそれぞれの知恵や経験を
出し合って一つずつ越えていく。

その中にも彼女たちの葛藤や怒り、
悲しみ、喜びが常に渦巻いている。

エラ以外にも復讐を誓う男性がいて、
その男が修道院に音楽隊としてやってくる。

エラは偶然にもその男性と
出会うことになる。

お互いの復讐の邪魔は
しないと約束をする。

しかし、彼の復讐は失敗に終わってしまう。
そしてエラは復讐を再度心に強く誓う。

これから来る冬に備えて食料を蓄え、
冬支度を仲間たちとしていくが、
突然の豪雨で失敗に終わってしまう。

しかし、エラは決してあきらめなかった。

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辺獄のシュヴェスタ読んでみた感想・評価

もうこんな生き方は誰にだって
できるようなことではありません。

こんなに精神が強い女性の物語は
初めてといっていいくらいです。

エラには他に仲間がいるが、
仲間たちはそんなエラに
惹かれるように強くなっていく。

その姿もまた励みになります。

修道会のその厳しさや
修練女たちへの非道な仕打ち。

試練は彼女たちの心を折ろうとしますが、
仲間とともに乗り越る。

エラは自分自身の復讐のために
それぞれが日々を生き抜いていく。

こんな過酷すぎるな漫画は
他にないのではないでしょうか。

しかも少女たちはまだ10代前半。

今の子なら中学生です。

作者は

「歯を食いしばって生きている人を書きたい」

と言っていましたが、
歯食いしばりすぎでしょ!と思うくらいです。

「魔女狩り」は歴史の授業でもかじる程度に
出てきた記憶があります。

その中身はこんなにひどいものだった
のかと思うと心が痛みます。

もう少し歴史の背景を知りたくなり
調べようとしましたが、
とてもじゃないけど怖くてできませんでした。

エラは歴史にいなくとも、エラのように親を
魔女として処刑される。

過酷な人生を送った子供たちが
いたことは事実です。
本当に悲しい時代だと思いました。

仲間たち全員が生き抜くことができるのか、
復讐は果たせるのか・・・。

そして一体いつになったら彼女たちは
自由になれるのかが
本当に気になるところです。

まだ連載途中の作品ですが、
今後の展開が気になって
早く最後まで読んでしまいたい!

と思わせる作品だと思いました。

生きることはどういうことなのか考えさせられる作品

とにかく「今生きている人すべての人」
に読んでほしいです!

世の中には生きていくことさえ
つらい人もいるでしょう。

けど、それでも生きていることに
意味があると思ってほしいです。

生きることはどういうことなのか。

仲間とはなんなのか。

自分がいる価値とはなんなのか、
人はいろいろなことを
日々疑問に感じて模索していると思います。

その答えは簡単に
見つけられるものではありません。

もしかしたら、それが最悪の答えに
つながってしまう人もいるかもしれません。

しかしこの作品を読むことで、
どんな状況でも自分の意思を
しっかりと持ち続ける。

自分の目標に向かい突き進み、
逆境にも屈することなく、
そして今を生きていく。

そんな前向きな考え方に
きっとなれると思います。

エラが日々戦っているように、
私たちも日々いろいろなことと戦っているのです。

「自分だけではない」
「きっと同じように戦っている人がいるんだ」

と思ってくれるようになったら、
きっと輝かしい未来が待っている
と考えられるかもしれません。

作者の竹良実さんの言葉のとおり
「歯を食いしばって生きている人」になり

自分を見失わずに目標を持ち、

そして可能性を信じて
進んでいけるようにしたいものです。

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