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銀のアンカーのネタバレや結末が気になる漫画!

銀のアンカー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 銀のアンカー
原作・漫画 三田紀房 関達也
出版社 講談社

伝説のヘッドハンター白川が、
進路に迷う「ダメ学生」を前に、
様々なノウハウを披露する。

白川のシステムはかなり意外、
しかし明確さと説得力があり……。

「ドラゴン桜」の作者が、
就職に臨む学生を知識で支援する、
読み手に嬉しい就活漫画です。

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銀のアンカーのあらすじ紹介

本場アメリカで「草刈り機」とまで、
呼ばれ伝説となったヘッドハンター、
白川 義彦。

理由を告げぬまま帰国してきた彼は、
ちょっとした出会いから日本の、
大学生田中君と北沢さんに、

就職のノウハウを教えていくことに。

白川の言葉は超一流のプロらしく、
確かに厳しいものがありましたが、
その分得るものも多く、

北沢さんは元々憧れていた、
テレビ局アナウンサー試験に臨み、
田中君は自分の長所を見つけます。

しかし、白川が単なる人の良い
企業家でないこともまた明白で、
報道側は帰国理由の解明に、

意欲を傾けますが、
白川の「理由」は容易に
明らかにはなりませんでした。

銀のアンカーのネタバレと今後の展開は?

メガトーキョーテレビの北沢は、
経済界に関する一つの情報を
耳にすることになります。

それは、アメリカで「草刈り機」とまで
あだ名された伝説のヘッドハンター、
白川義彦が帰国したというもの。

明確な情報はありませんでしたが、
北沢は勘を活かして、
突撃取材を試みます。

とあるホテルのスイートに
泊まっているという情報をもとに、
白川のもとに駆けつける北沢。

しかし白川は帰国の理由を
あくまでも休暇だと言い張り、
取り付く島もない様子でした。

一方白川は、ホテルで行われた
就職セミナーに「乱入」し、
そこで講演する高柳社長を、

様々な客観的な事実から、
完璧に論破し続けてしまい、
「KO勝利」を飾ってしまいます。

もっとも「ちょっかい」は
白川の目的ではありませんでしたが、
その明快な語り口に、

学生の田中君と、
北沢の妹の千夏さんは
感銘を受けてしまいました。

教えを乞おうとする二人に対し、
白川はビシリと警告してから、
改めて話を聞いてみて、

二人が「ランキング依存性」だと
本質を見抜いて見せます。

そしてこの時期まで明確な
目標を持っていない二人は、
「銀のアンカー」の側だとして、

元々目標のある人たちとは違った
視点や戦略を教示していくのでした。

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銀のアンカーの読んでみた感想・評価

大学に入ったからには、
読んでおきたい的な
有効性を感じましたね。

「ドラゴン桜」の強烈な
インパクト感は、
特に東大を目指していない

私にとっても衝撃的でしたが、
現実的には当然、
他のノウハウが必要でした。

結局ほとんどの大人は「学生」か
「元学生」なので、そこから
どうやって就職につなげるか、

良い暮らしにつなぐかの方が
ずっと大きな関心であり、
必須の知識でもあったのです。

その点本作は、伝説の
ヘッドハンター白川が、
「ダメ学生」たちを相手にしつつ、

様々な就活ノウハウを全力で
提示していくというもので、
有用性が非常に高かったですね。

受験に関するノウハウを示す
漫画作品は多くありましたが、

「就活」に重点を置かれることは、
基本的に少ないのが現状で、
本作はまさに求められていた一作です。

徹底的に大所高所に立った白川が、
従来の「常識」を打破しつつ、
学生たちを導いていく構図は、

まさに明快かつ痛快であり、
「偏差値」が就活には有効でない
現実が否応なしに分かります。

また、「業務範囲」が会社ごとに
明確に決められている日本で、
白川が「就活」に重点を置いた理由も、

話が進むうちに見えてくるだけでなく、
読者が推測を入れる余地もあり、
本筋が思考力向上に役立ってもいます。

前述した「ドラゴン桜」や同作者の
「エンゼルバンク」も読んでおくと、
まさしく鬼に金棒といった感じで、

進学・就職・転職に関する
必要十分なノウハウを
楽しみつつ得ることができますね。

銀のアンカーはこんな方におすすめな作品!必見

ノウハウを漫画にした作品は多いですが、
「東大は簡単だ」という力感溢れる
コンセプトを前面に出した受験漫画、

「ドラゴン桜」はとりわけ大ヒットし、
様々なメディアを揺るがすほどの
評判となりました。

しかし、大学全入、高校無償化という、
「高学歴化」の時代にあって、
わざわざ「大学受験」に特化した

様々な手法を学ぶのが果たして
真に「効率的」なのかが
疑問という現実もあります。

しかしどの学校に進むにせよ、
確実について回るのが「就活」。

本作はその就活に重点を当てた、
より多くの層のニーズに
応えた一作と言えます。

また白川の助けを受けて
就職に臨む学生たちも、
客観的に優秀とは言い難い、

しかし「偏差値最悪」という
演出的な位置にもいないため、
説得力があるのが特徴です。

とにかく熱く痛快な
「ドラゴン桜」よりも
地に足がついた感じでもあり、

より広い局面で参考になる、
実のある一作ですので、
就活希望者には必読と言えます。

また、普段の業務とは違い、
面接官をやる必要がある
多くの会社員の方にも、

真に有用な学生を見抜くべく、
読破して決して損はない、
効果的な一作とも言えますね。

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