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【魔法使いの嫁のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 魔法使いの嫁
原作・漫画 ヤマザキコレ
出版社 マッグガーデン

両親のいないチセは、ある日オークションで
魔法使いに買い取られる事になる。

どうやらチセには特別な資質があるよう。

骨の頭をした魔法使いはチセを
「弟子兼嫁」にすると言い出して・・・。

それぞれの繋がりを描いた、
ほっこり心温まるファンタジー!

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魔法使いの嫁あらすじ紹介

父親は家を出て、母親も亡くなったチセ。

幼い頃から人ならざるモノが
見えていたチセは、
親戚の家でも疎まれて育ってきた。

ある日チセは

「貴方を欲しいと思う誰かに
貴方を預けてみますか」

と言われ、オークションに出ることになる。

そこでチセを買い取ったのは、
影の茨と呼ばれる「エリアス・エインズワース」
という名前の骨頭の魔法使いだった。

エリアスはチセを自分の
「弟子兼嫁」にすると言い出す。

どうやらチセには「夜の愛し子(スレイ・ベガ)」と
呼ばれる魔女の資質があるとのこと。

エリアスはチセを家族として温かく家に迎える。

今まで「ここに居ていい」と
言われたことのなかったチセ。

「家族」と言ってくれた
エリアスの存在を嬉しく思う。

こうして始まったチセとエリアスの共同生活。

魔法の使い方を学びながら、
互いに支え合っていく2人の姿を描く、
壮大なファンタジーが始まる!

魔法使いの嫁ネタバレ・今後の展開

ロンドンの端の静かな田舎で
暮らし始めたチセとエリアス。

2人はエリアスの友人の魔女
「アンジェリカ」に会いに行く。

チセはそこで初めて魔法を使う。

小さな花を咲かせるだけのはずが、
壮大な草原を作り出してしまう。

チセはこの経験を経て、
自分の「夜の愛し子」としての
性質を学ぶことになる。

エリアスとチセは街の神父サイモンから、
3つの案件を頼まれる。

一つ目は
「最近活発化している
ドラゴンの様子を見に行く」こと。

アイスランドのドラゴンの巣へと
やって来た2人は、エリアスの師匠である
リンデルと出会う。

エリアスとリンデルが話している間、
チセはまもなく樹に還る
ドラゴン「ネヴィン」と出会い、
彼の最期の夢を共に観る。

チセの魔力を借りて鮮やかな
夢を観たネヴィン。

チセに感謝し、
チセの目の前で樹に還ってゆく。

チセはドラゴンやリンデルなどの
温かさに触れ、穏やかな時を過ごす。

二つ目の案件は、
「猫の国を見に行く」こと。

そこには黒い澱みが渦巻いていた。

澱みの浄化に挑むことになったチセは、
澱みの原因となった事件を知る。

そこには辛く悲しい
愛の物語が隠されていた。

チセは澱みの原因を理解し、
妖精の力を借りて
無事澱みを消すことに成功する。

こうして様々な事件を乗り越えながら、
少しずつ互いを知り、
距離を縮めていくチセとエリアス。

チセは魔法を学び、
さらに夜の愛し子として才能を開花させていく。

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魔法使いの嫁読んでみた感想・評価

設定がとても面白く、ファンタジー作品ですが
すぐに作品の世界に引き込まれていきました。

暗い過去があり、
家族に対していい思い出がなかったチセ。

最初はとても悲しい
表情をした女の子なんです。

でもエリアスやその周りの人、
隣人たち(妖精たち)と
関わる中で変わっていきます。

少しずつ人生の喜びや、周囲の人のやさしさ、
温かさなどを感じるようになっていきます。

その過程がじっくりと描かれているので、
ファンタジー作品ながらに、現実味があります。

地に足がついている感じで
とても感情移入しやすい作品でした。

エリアスの方も、人の気持ちが
分からないと言いながらも、
チセを受け入れ優しく接します。

人になりきれないという所が
逆になんだかとても切ない。

読みながら胸が締め付けられるような
気持ちになりました。

そんな不器用な二人が紡ぐストーリーです。

なので時にもどかしく、時に切なくもなりますが、
最後にはとても温かい
気持ちにさせてくれる素敵な作品です。

またそれぞれの話の中には、人と人であったり、
人と妖精であったり、
様々な関わり合いが描かれています。

愛が深すぎるあまり、
過ちを犯してしまったり、
愛する人を失くした悲しみあまり
前に進めなくなっていたり・・・。

そんなエピソードを読みながら
「愛とは」「人間とは」

なんてことを、深く考えさせてくれました。

こんな作品には中々出会えないと思います。

またとても繊細なタッチで描かれていて、
とても話と絵がマッチしていて、
それもあってどんどん先が読めてしまいました。

不器用な二人の関係はどうなっていくのか、
チセは夜の愛し子としてどう成長していくのか・・・

早く続きが読みたいです。

魔法・魔術・妖精などが出て来るファンタジー作品好きにおすすめ

この漫画は魔法・魔術や、妖精を始めとした
人以外の生き物もたくさん出てくる
ファンタジー作品です。

しかし決して夢見がちな
ただのメルヘン物語ではありません。

それは主人公であるチセやエリアスの心の内側を
しっかりと描いていて、
とても深みのある作品に
なっているからだと思います。

チセは生まれ育った環境から暗い
トラウマを抱えています。

エリアスも人ならざる生き物で、
それでも人の心を理解しようとしています。

そういった二人の背景があり、より物語を面白く、
読み応えのあるものにしているのだと思います。

そのため、普段はあまりファンタジー作品は
読まないという方でもおすすめ。

この作品ならスッと物語に
引き込まれるのではないかと思います。

徐々にチセとエリアスの
関係性が深くなります。

愛情深いものになり、
2人自身も変わっていく所も
この作品の面白い所だと思います。

また2人の周りでは様々な事件が発生し、
2人も巻き込まれていきます。

しかし毎回の話ごとに色んな愛の形が
出てきて考えさせられることも多いのです。

じっくりと作品と向き合いたい人に
特に向いていると思います。

もちろんファンタジーならではの
妖精や魔法といったワクワクする要素も
たくさん含まれています。

全く飽きることなく
どんどん読めてしまう作品です。

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