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魔法少女なら1105号室にいます。のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

魔法少女なら1105号室にいます。

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル 魔法少女なら1105号室にいます。
原作・漫画 こよかよしの
出版社 日本文芸社

凶悪な魔界の軍団が異世界より
(多摩ニュータウンに)襲来!

世界征服をめざし侵攻を開始した
彼らに対抗するすべを
人類は持たない!

地球(多摩ニュータウン)危機一髪!

その時、忽然と現れた五人の
魔法少女が正義の魔法(?)で
悪を撃つ!……

はずだったのだが。

これは、選ばれし五人の魔法少女と
その宿敵であった大魔界王がおりなす
シリアス……とは程遠い、

ゆるーい日常系ギャグコミックである。

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魔法少女なら1105号室にいます。のあらすじ紹介

東京西部・多摩ニュータウンに現れた
魔界王とその配下たち。

人間界征服をめざす軍団に
五人の魔法少女たちが、
悠然と立ち向かい、そして勝利を収めた。

生まれ育った故郷を悪の手から守るため、
死闘をつくした(?)彼女たち。

しかし、平和と引き換えに
もたらされたのは、魔法少女(正義)の
部屋に魔界王(悪)が居候し、

魔界王が魔法少女に使役されるという、
何とも奇妙な風景(=呪い)だった……。

だが、彼女たちはそんな呪いに屈する
(悩む)ことなく、
たくましく(あざとく)「日常」という

名の戦場で生きるための戦い(?)を
開始したのであった……。

魔法少女なら1105号室にいます。のネタバレと今後の展開は?

魔界の侵略を阻止するために異世界
「ファナティックキングダム」のプリンス
「プリンスオブファナティック」は

人間界に赴き、みたまら五人に
魔法の力を与えた。

だが、その風貌(紙袋をかぶり、
萌えTシャツを着ている……)から
力を与えられた魔法少女たちに

変態扱いされている。

さらに、最終決戦時、倒したと思った
魔界王から聖なる力の一方を
奪取されそうになり、

口から出まかせに近い形で
金と名誉、不動産などを
与えるといってしまう。

それに唯一喰いついたのがみたま
だったが、最後の最後で石につまづき、

魔界王とのキス、魔界王の指輪と
みたまが手にした指輪の契約の
発動に結びついてしまう。

結果、魔法衣装(マジカルスーツ)が
脱げない呪い、指輪の主が
50メートル以上離れると

大爆発(東京ドーム2000個分)という
呪いを受けることになる。

以降、みたま(正義の味方?)と
魔界王ジェドの同居(永山団地・
1105号室)が始まる。

その「50メートル以上離れた際の爆発」に
ついては、物語中盤でみたまが実際に
試してみたりするのであるが……。

ちなみに魔界の侵略を阻止したものの、
不始末やらかしまくりのプリンスは、
異世界に戻ることが許されず、

やはりニュータウンにあるクレープ屋で
バイトの日々(社会勉強として)を
おくることになってしまった。

バイトの際には紙袋をかぶっておらず、
その容姿も美形であるため、

素性を知らないみたまが
惚れてしまうことになる。

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魔法少女なら1105号室にいます。の読んでみた感想・評価

黎明期の魔法少女は、
本人が魔法の国からやってきた、

か魔法の国の使いに一般人(人間)が
魔法を授かって、人々(自分も含めて)に
夢と希望をもたらす、のが仕事だった。

最近では「悪と戦う」「運命に抗い
何かを成し遂げる」といった
「リアル系」なものが流行っているが、

それでもその根幹には「誰かの為に」が
あることには変わりない。

この物語の主人公?みたまは
そんな使命や熱意など微塵もない、

よく言えば「リアル重視」
(悪く言えば「狡い(もしくは腹黒い)」)
魔法少女である。

当初はみたまだけがそんな
「リアル重視」な魔法少女だと
思っていたが、話が進むに従い、

実は全員そうだったということが
わかってくる。

逆に本来悪の化身である
魔界王ジェドはそんな彼女らに
振り回され、

気の毒感すら感じさせるものがある。

そのギャップが非常に面白いと思う。

また「○ン○オ○ューロ○ンド」という、
好きな人にとっては

幕張のランド以上のスポットを
さりげなく話に差し込んでくるところは、
ネタとして面白い。

見れば誰でもわかってしまい
「権利の問題」etcの「大人の事情」が
入って危険性がある

「あのキャラクター」たちを
モザイクで表現しているところは
注目である。

このスポット自体は名前は
それなりに知られているが、

もしかするとこれが「多摩」という
場所にあることは、東京近辺以外に
お住まいだとピンとこないかもしれない。

作者はそれをふまえたうえで
自虐感も多少含ませながら、

さりげなく地名や名物などを
物語にちりばめている

(地名や建物名などは
実際の名前を使っているらしい)。

その心意気(?)も
みるうえでポイントとなると思う。

魔法少女なら1105号室にいます。はこんな方におすすめな作品!必見

地方ネタの作品が好きな人。

それぞれの地方の特色を出している
作品が好き、という人は
いいかもしれない。

「天体戦士サンレッド」で
川崎市・溝の口、
「くましろくろ」で静岡県を描いた

くぼたまこと氏の作品は、
物語のテンポや画風などは
もちろん違うが、ちょっと同じ匂いが
するところがあると思う。

こよか氏が描くこの作品は
「ゆるーい日常ギャグ」を謳っているが、

それでいて、肝心なところでは
かなりのハイテンポで物語が進展する。

一方、くぼた氏の作品は全体的に
のんびりとした感じが漂っている。

どちらがいい、悪いではなく、
それぞれの物語のカラーなのである。

ただ、地元ネタをぐいぐい
押し出してくるところは
やはり共通なように思える。

ちなみに巻末に作品登場スポットの
解説が載っているので必見である。

もし仮に、今後アニメ化することが
あったら聖地巡礼マップとして
便利かもしれない。

また、いうまでもなく
「魔法少女ものが好きな人」にも
お勧めである。

黎明期とは違い、魔法少女ものも、
その内容はかなり細分化されてきている。

願いをかなえる、戦う、とかだけでなく、
最近のアニメ「魔法少女 俺」のような
性転換、「魔法少女育成計画」

「魔法少女サイト」のような
「悲劇系」(まどか☆マギカから
連なる系列?)、

コミックではミリタリーと魔法少女を
融合させた「魔法少女特殊戦あすか」など、

単純に愛や希望だけでないものも
増えてきている(まどか☆マギカ
スピンオフ「巴マミの平凡な日常」

のような日常系ギャグ(?)も)。

魔法少女もの全般を見渡し、
そのジャンルの一つとして試しに
見てみるのもいいのではないかと思う。

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