タイトル | 魔法少女プリティ☆ベル |
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原作・漫画 | KAKERU |
出版社 | マッグガーデン |
魔法(ちから)ある乙女が
鳴らすといわれる
神聖な呼び鈴…
その名もリィン・ロッド。
リィン・ロッドの適合者ーー
魔法少女プリティ☆ベルが
世界に現れた時
大きな”危機”が
訪れるというが……。
これまで悪の手先から
リィン・ロッドを守り
歴代の魔法少女プリティ☆ベルを
支えてきた天使・ミルク&ココア。
そんな二人の前に現れた
新・魔法少女プリティ☆ベルは
筋骨隆々の”おっさん”だった!
魔法少女プリティ☆ベルのあらすじ紹介
これまで悪の手先から
リィン・ロッドを守り
歴代の魔法少女プリティ☆ベルを
支えてきた天使・ミルク&ココア。
ある時ピンチに陥った二人は
リィン・ロッドの音を耳にする。
リィン・ロッドの音が鳴る…
それは適合者が近くにいる
ということを示す。
そしてついに
新・魔法少女プリティ☆ベルが
喜ぶ二人の前に現れた…のだが
現れたのは本来の適合者ではなく
筋骨隆々の”おっさん”だった。
筋骨隆々の”おっさん”こと
主人公・高田厚志(35歳)は
ジムを経営するボディビルダー。
出会ったばかりのミルク&ココアを
怪我をしているから入りなさい
と言って家へ入れた後
魔法少女プリティ☆ベルについて
事情を聞くが…!?
魔法少女プリティ☆ベルのネタバレと今後の展開は?
「復活した悪魔たちが
悪さしようとしていて…」
あれからミルク&ココアに
ひとまず事情を聞く厚志。
ところが内容を聞いても
信じられずにいました。
「…その悪魔と戦えるのが
”魔法少女プリティ☆ベル”
だけなんだね?」
「はぁ…まぁ…」
厚志は自分がイメージする
魔法少女を思い浮かべます。
どう考えても魔法少女は
自分じゃないだろうと思い
どうしてもやらなきゃダメかと
ミルク&ココアに尋ねますが
「別に厚志さんは
候補ってわけじゃないんで!」
と即答されました。
ミルク&ココア曰く
何らかのバグで厚志に”も”
適合してしまったそうです。
そして二人は慌てて
本来の適合者は”別”にいる
と説明をはじめました。
「なぁんだ。てっきり
魔法少女にされちゃうのかと…
本来の適合者って誰なんだい?」
「すっごく可愛い子ですよー!」
ミルク&ココアはノリノリで
小学四年生の美咲エリを
紹介しますが…
ここで厚志は
あることに気づきます。
「ちょっと待って…
その子が悪魔と戦うってこと?」
さっきまで和やかだった空気が
一気に張り詰めます。
子供を恐ろしい悪魔と
戦わせるわけにはいかないーー
正義感の強い厚志は
決心しました。
史上初の”おっさん”として
魔法少女プリティ☆ベルになり
リィン・ロッドとともに
悪魔たちと戦うことを…。
魔法少女プリティ☆ベルの読んでみた感想・評価
『カードキャプター
さくら』のような正統派
ファンタジーと思いきや
まさかの魔法少女が
おじさんだなんて!
しかも筋骨隆々の
ボディビルダー…。
名前の”厚志”の通り
厚みのあるマッチョで
笑いをこらえるのが
大変でしたよ…。
中でも厚志が
リィン・ロッドを使って
魔法少女プリティ☆ベルに
可愛く(?)変身するシーンは
なんて言えばいいのか
分からないけどすごい!
筋肉の美しさは
とりあえず置いておいて…
”視界の暴力”だと思いました。
可愛さを期待してはダメですね!
そしてリィン・ロッドも
普通に”喋る”という。
見た目はリボンと
天使の羽がついていて
可愛らしいデザインなのに
実際喋ってみたら
全く可愛くなくて面白いです。
厚志とリィン・ロッドは
意外と息が合っているけど
サポート役のミルク&ココアは
これから色々と苦労しそう。
ギャグだけではなく
シリアスも楽しめる
「魔法少女プリティ☆ベル」。
筋骨隆々の魔法少女を見慣れるには
少し時間がかかりそうです…。
魔法少女プリティ☆ベルはこんな方におすすめな作品!必見
異色の魔法少女が登場する
少年マンガを読みたい…。
そんな方には
「魔法少女プリティ☆ベル」を
おすすめします。
タイトルだけ見ると
”どこが異色なの?”
と思うかもしれません。
ですが読めば分かります。
本作がどれだけ面白くて
何が異色なのが……。
ストーリーを彩る主役は
可愛い少女ではなく
”おっさん”です!
それもムッキムキの
ボディビルダーです!
想像してみてください。
はち切れんばかりの
魔法少女っぽい衣装を着て
敵と戦うおっさんの姿を…。
いや~色んな意味で
すごいですよね。
本作はそんなおっさんこと
高田厚志(35歳)が
魔法少女プリティ☆ベルに
可憐に可愛く(?)変身して
世界を脅かす敵・悪魔たちと
戦うストーリーです。
基本ギャグ・コメディですが
シリアスな展開もあります。
本作を手がけるのは
『天空の扉』などで知られる
漫画家・KAKERUさん。
KAKERUさんは別名義で
成人向けの作品も手がけており
可愛らしい絵柄が特徴です。
アダルトチックな展開が
作中で多く見られますが
過激さはありません。
低年齢層の方でも安心して
楽しめると思いますよ!