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【黒薔薇アリスのネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 7 分で読めます。
タイトル 黒薔薇アリス
原作・漫画 水城せとな
出版社 秋田書店

1900年代、人気絶頂の
テノール歌手ディミトリが、
知らぬ間に人間からヴァンパイアに。

恐ろしい力を手に入れた
ディミトリは親友を殺す。

それを見てしまった親友の婚約者
アニエスカは自殺を謀ります。

アニエスカの肉体だけは
なんとか救えたものの、
魂が抜け落ちたその肉体を開放してやる。

長い年月をかけ、ようやく現代の日本で
彼女の肉体に適した人間を
見つけたディミトリ。

その人間に取引をもちかけ、
アニエスカの肉体に入れる
魂を手に入れます。

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『水城せとな先生の連載作品』
失恋ショコラティエ失恋ショコラティエのネタバレと感想!ドラマの原作を読むならココ!

黒薔薇アリスあらすじ紹介

1908年、ウィーンで
その容姿と実力から、花形テノール
として活躍していたディミトリ。

暴走していた馬に蹴られ、
目が覚めるところから
すべてが始まります。

公演のリハーサルを終えて
自宅で寝ていたところに、
血相を変えた親友テオがきます。

昨日の公演のリハーサルに
出ていた人たちが次々と死体で
発見されている事を報告します。

そんな中、ディミトリの前に、
マクシミリアンという男性が現れます。

ディミトリがヴァンパイアに
なった事を告げられます。

ディミトリの、ある音程で出す音には、
人間がヴァンパイアの為に
身を捧げさせる力がある事。

馬に蹴られた時に死んでいて、
その時に前のマクシミリアンの主人
ブラッドレイの種が
ディミトリに憑いた事。

女性を抱いて繁殖を終えると
ヴァンパイアは死んでしまう事。

などを聞かされ頭が混乱する
ディミトリ。

人間の生き血を吸って
生きるくらいなら…

テオとその婚約者の
アニエスカの元へ向かいます。

ずっと隠してきたアニエスカへの想いを
最後に遂げて死のうと
思っていたディミトリ。

その結果アニエスカを
自殺させる事になり、
マクシミリアンに頼んでなんとか
肉体だけ救う事に成功します。

時は2008年東京、
高校の先生である菊川梓に、
生徒である生島光哉が好意を示してきます。

年齢や立場上、ダメだと思いながらも、
光哉に強く惹かれていく梓。

光哉の母が営んでいる
ピアノ教室に通っていた梓。

光哉が無理やり乗り込んできた
タクシーの中で交通事故にあいます。

病院で目覚めた梓は、
目の前に立っているディミトリに、
光哉が絶望的である事を告げられます。

光哉の命を助ける代わりに、
梓の魂を好きに使う。

という条件を持ち出します。

何よりも光哉が大事だった梓は、
すぐにその条件を飲む事に。

こうして梓の魂を手に入れたディミトリは、
梓の魂をアニエスカの肉体に入れます。

梓はアニエスカの肉体と、
梓の魂を持つ「アリス」として、
ディミトリの巣で繁殖相手を選ぶ事に。

その繁殖相手の候補は、
面倒見のいいレオ。

人間だった頃に死んだ時の記憶だけない
双子の櫂と玲二、
そしてディミトリの4人。

優れた雄と繁殖して
優れた子孫を残すため、
アリスと4人の生活が始まります。

黒薔薇アリスネタバレ・今後の展開

ヴァンパイアと言っても
永遠に不死というわけではない。

首の後ろにある薔薇のようなアザが
首を一周してしまうと
首がもげて死んでしまいます。

実はディミトリは、マクシミリアンの要素を
一番色濃く受け継いでいるレオの為に、
今回の計画を実行したのでした。

レオは周りに隠していましたが、
寿命はもう僅かしか残されておらず、
時間がなかったからです。

結局アリスに選ばれなかったレオ。

寿命が来る直前にディミトリに、
感謝の礼とともに、もっと正直に
アリスと向き合うようにと言い残す。

そして1人家を出て行きます。

翌日レオが死んだ事を
知らされたアリス。

動揺しつつも、ディミトリに
好きだよと言われ、ディミトリを
意識していくようになります。

そんな中、櫂と玲二が開いているカフェで、
いつものように弾いていたピアノを、
たまたま外で聴いた人物が
カフェの中に入ってきます。

その人物とは、生島光哉でした。

ピアノの音に惹きつけられて
入ってきた光哉に、アリスは驚きます。

後日、光哉はカフェに来店し、
何かを感じたアリスに
たくさんの質問を投げかけます。

梓が死んでから、
光哉は人が変わったようになります。

成績が良かったのに進学せず、
両親は離婚していました。

先生を自分が殺したのだと後悔を
繰り返していた光哉に、
アリスは泣いて謝ります。

このままではダメだと、
光哉の未来に良くないと
アリスは言います。

梓なら絶対に言わないような
ひどい事を言って、
光哉を諦めさせます。

レオがいなくなった事で
玲二がアリスに対して
積極的になります。

光哉の存在がきっかけで
櫂がアリスに好意を持ち始めます。

しかし実は櫂は人間の時の記憶を
すべて忘れているフリをしているだけで、
玲二だけが記憶をなくしていたのです。

人間の時に、病弱な玲二の
面倒を見ていた櫂。

玲二と両想いだった
女の子を無理やり抱きます。

そんな現場を見てしまった玲二は、
泣きながら玲二の名を口にする
女の子のお腹を銃で撃ちます。

次に櫂も撃ってしまいます。

その直後に大地震が起き、玲二も死んで、
二人そろってヴァンパイアとして
生まれ変わったのです。

その記憶をすべて思い出した玲二や、
隠しておきたかった事実を
知られてしまった櫂。

アリスが光哉の元へ行ってしまったと
勘違いしていたディミトリ。

これからこの4人はどうなってしまうのか
気になるところですね。

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黒薔薇アリス読んでみた感想・評価

まず画がとてもきれいで、
内容も次から次へと
テンポよく展開されています。

ページをめくる手が止まらなかったです。

一つ一つの画が
とても細かく描かれています。

虫の画はあまり好きではないのですが、
水城せとな先生が描くと、
なぜかかわいく見えるのが不思議です。

ヴァンパイアなのに
人間くさい性格もよかったです。

レオが、実は人間の女性と繁殖していて、
その繁殖相手が現れた時のコメディ風の
タッチで描いたアリスの顔。

また人形のような外見なのに、成人男性も
ビックリするような発言をするアリス。

ところどころで笑える要素も含まれており、
とても楽しめました。

雄も雌も命を懸けて繁殖をする。

そして繁殖の為に種をもった蝶が、
自殺者以外の、
強くて若い男性に種を蒔く。

吸血鬼ものでありながら、
そういった新しい設定も
楽しませてくれたと思います。

画も内容も見どころ満載の
マンガだと思います。

最後にアリスは誰を選んだのか、
繁殖した女性はどのような最期を遂げるのか。

これから読む方には、
そこらへんを注目して
読んで欲しいと思います。

最終巻の最後のページに、
二部が出そうな感じの
イラストが添えられてました。

なので、いつか出るのではないかと
心待ちにしています。

最後の方で、玲二が鏡を覗くと、
なぜかマクシミリアンの顔が
映っていました。

そういった内容も、
これからどうなっていくのか
とても気になります。

欧州の華やかな雰囲気とアリスに可愛らしい洋服が見どころ

話しの中で出てくる小物をはじめとし、
ウィーン時代の華やかな調度品やドレス。

ちょうどアールヌーヴォーの時代で、
好きな人にはたまらなく
嬉しい作画になっています。

女の子なら誰でも一度はあこがれるであろう
可愛らしいアリスに可愛らしい洋服。

そんな素敵な世界にどっぷりはまれますので、
そういったものが好きな方に
特におすすめしたいマンガ本です。

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