[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

2KZのネタバレと感想です!結末ってどうなる?

2KZ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 2KZ
原作・漫画 長田佳奈
出版社 ぶんか社

ひとり暮らしを始めるはずの
その部屋にはとんだ先客が!?

古いアパートの一室に
住み続けていたのは、
なんと「座敷童子」!

世話好き、家事好きの大学生・
ユータくんと、ちょっと干物女気味な
座敷童子のトラちゃんが織りなす

ほのぼの日常系コメディー!

サイト内で【2KZ】を検索!

2KZのあらすじ紹介

大学進学を機にひとり暮らしを
始めたユータ。

ガタガタ音のする押し入れを
開けた彼は、そこで寝ている
女の子を目の当たりにする。

驚く彼に、大家のウタさんは
「そりゃトラちゃんだよ」と
しれっとした態度。

ここの部屋の間取りは
「2KZ」っていってなかったのか、
というトラ。

ユータは聞いていなかったが、
「2部屋+キッチン+座敷童子(2KZ)」
ということだったようで……。

ウタさんの「家賃をまける」に
あっさりと現状を追認してしまった
ユータと、座敷童のトラちゃんとの

奇妙でおかしな同居生活は
こうして幕を開けたのだった。

2KZのネタバレと今後の展開は?

大学1年生のユータはとにかく
世話好きで、あれやこれやと
トラちゃんの身の回りの世話をする。

着ているものの洗濯、履いていた
靴下の繕い、寝癖があったら
それを直し、そして食事の支度。

特に食事については、トラちゃんに
「今時の若者」ではない、
と言わせしめるほど。

ぬか床から準備した漬け物は絶品、
大学には栄養と彩りを気にした
お弁当を持って行き、

そのおかずにとつくった玉子焼きは
トラちゃんもお気に入りに。

一方のトラちゃんは、容姿は子供だが
年齢的には大家のウタさんよりも
年上だということだが、

長い年月を生きる座敷童子っぽくないと
ユータから指摘される。

本来座敷童子は黒髪のおかっぱ頭、

着物がトレードマーク(トラちゃんが
ユータに見せた「昔の写真」でも
そうなっていた)だが、

だぼだぼのジャンバーに、髪は染め、
ピアスまであけてしまっている。

電気機器などの進化については
当初は疎かった(薄型テレビを見て
驚いている)が、すぐに順応。

AV機器の扱いについての飲み込みが早く
(逆にユータの方がこの手のものに
「よく分からない」と言っている)、

インターネット通販にあっさりと
はまったりしてしまう。

このあと、出会ったときは押し入れで
一日中寝ていたような生活を
送っていたトラちゃんは、

ゴロゴロしながら漫画をみたり
テレビをみたり、の生活に
すっかりはまっていく。

サイト内で【2KZ】を検索!

2KZの読んでみた感想・評価

座敷童子自体は家に住み着いて、
その家の幸不幸を左右する妖怪と
言われているが、

トラちゃん自体からそんな感じは
ほとんど見受けられない。

幸運なことがあっても、
別に自分がいたからじゃない、
とクールに返してしまう。

ユータはすぐに認識したが、
嬉しいという表現も、

どちらかといえば、
ツンデレ系に近い形の表情である。

ちゃんと真面目に働け!というように
人間を促す(という言い伝えの)
妖怪の筈が、

オタク系自宅警備型干物女と
化してしまっているところは
非常に面白いところだ。

「働いたら負けだ」と公言する
トラちゃんとは対照的な存在として

描かれるユータの存在が
さらにそれを引き立てている。

家事全般はパーフェクトに
良くできているし、

あまり登場はしないが、
勉強についてもどうも
それなりに優秀なようだ。

そばでダラダラしているトラちゃんを構い
ながらも、しっかりと勉強を進めていたし、

ヤンキーな隣人カオルの妹アユが
算数に関して壊滅的な
おバカ状態だったのを、

何とか人並みになるぐらいに
教え込んだりできるのは、
その実力ゆえか?と思えたりもする。

とにかくこの2人の対比のおもしろさが
最後までぶれることなく描かれていて、
飽きずに楽しめる作品である。

2KZはこんな方におすすめな作品!必見

まずは日常系(コメディであっても
なくても)コミックが好きな人。

もしかすると、ユータは
「最強料理男子キャラ」になる
可能性を秘めている、かもしれない。

これだけ家事一般が好きで、
やたらとこだわるようなキャラで
思い浮かべるのは、

荒岩一味
(「クッキングパパ」)、

最近ではアニメ化された
「ヒナまつり」のインテリ系(家事万能)
ヤクザ・新田さん……ぐらいか。

「ヒナまつり」でいうと、このトラちゃん、
かなりヒナに近いものがある。

いや、もしかすると、だらしなさ加減は
ヒナより上か?(さすがにヒナは
原作でいくつかバイトをしている)。

意外に「ヒナまつり」に近いものも
あるので、あの作風やセンスが好きな人は
こちらの作品もお試しあれ、

といった感じである。

それと、「座敷童」系作品である
という点が注目である。

座敷童ブーム(?)なのか、いろいろな
作品で座敷童がクローズアップされている。

ガンガンオンラインで連載中の
「座敷娘と料理人」(作:佐保里)でも、

料理上手な青年と、座敷童
(というよりこちらは「神様」だが)
の交流を描いているし、

あげれば「鬼灯の冷徹」
「ゲゲゲの鬼太郎」他、

いろいろな性格の座敷童が
今や多数世に登場している。

これらを網羅する「座敷童」フリークが
いれば、もちろんこの作品は
チェックしていると思うが、

まだならぜひチェックしてもらいたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA