タイトル | 王様に捧ぐ薬指 |
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原作・漫画 | わたなべ志穂 |
出版社 | 小学館 |
権力者の跡取り息子から脅されて
無理やり結婚することに――
お互いの利益のための偽装結婚・・・
その中で綾華は、王様と呼ばれる彼の
特別な表情、優しさに触れて
心が揺れ動いていく―――
王様対悪女の結婚!
一体どうなるの!?
わたなべ志穂原作
切ないラブストーリー。
王様に捧ぐ薬指のあらすじ紹介
羽田綾華(はねだあやか)27歳は
ウェディングプランナーとして働いていた。
その美貌に男性は魅了されていたが
綾華の勝手な振る舞いから
女性たちには反感をかっていた。
ある日、新支配人として
新田東郷(にったとうごう)という
権力者一族の息子が就任する――
東郷は就任そうそう
綾華にクビを言い渡した!
綾華はいつもの色目使いをするが
東郷には通じない・・・
仕方ないので、
綾華は開き直ってクビを受け入れた。
すると、そんな綾華を気に入って、
東郷は偽装結婚の話を持ち出してくる――。
王様に捧ぐ薬指のネタバレと今後の展開は?
羽田綾華は、美しく男を手玉に取ることから
周りから悪女と呼ばれている
ウェディングプランナーだった。
この日も、綾華の担当カップルの新郎が
綾華に言い寄ってきたことで、
結婚が破談になってしまう・・・。
綾華は男性職員に色目を使って
許されたが、
女性職員にはそうはいかない。
ある日女性職員のいやがらせで、
綾華は一人の男性に
花瓶の水をぶちまけることになってしまう。
綾華はいつものように、色目を使って謝るが
その男性には全く効果は無い・・・。
彼は、この地域の権力者の一族の跡取り
新田東郷だと分かる。
東郷は新しい支配人として
この会社にやってきたのだった。
東郷は支配人に就任後すぐ、
綾華にクビを言い渡す。
クビと聞いて開き直った綾香を見て、
気に入った東郷は、
偽装結婚の話を持ち出した。
断ろうとする綾華だったが
東郷の権力の前に、
結婚するほかなくなるのだった――。
結婚式では、会社の広告塔として
仲のいい夫婦を演じる二人。
途中
綾華が担当して破談になったカップルの
女性が姿を現した。
その手にはカミソリが握られていて・・・!
王様に捧ぐ薬指の読んでみた感想・評価
結婚式をサポートする仕事の二人が
偽装結婚している・・・
これは、ばれたら大変ですよね。
でも、だからこそ面白い!のです!
王様と思っていた東郷が
実はとっても優しいというのも
はずせないポイントです。
俺様なんだけど、
時には頭を下げたり、心配してくれたり
ただの偽装結婚なのに・・・!
どドキドキしてしまいます。
東郷が時々見せる、切ない表情にも
惹きつけられてしまいました。
それも、偽装結婚したからこそ、
綾華は気付けたということなんですよね。
自分だけが知っている、
相手の特別な部分
こういうのに、女は弱いんです。
最初綾華が悪女と呼ばれていますが
だんだん本来の姿がわかっていくのも
良かったです。
東郷が
綾香の性格を知っていて
サポートする場面も凄く好きです。
今まで誰にも理解してもらえなかったのに
「王様」と呼ばれている人に
何故か見透かされる――
綾華の戸惑う気持ちが
徐々に変化していくのがよく分かって
夢中になって読んでしまいました。
この偽装結婚の生活で
二人の気持ちがどうなっていくのか
これからも目の離せない作品です!
王様に捧ぐ薬指はこんな方におすすめな作品!必見
突然の結婚!というストーリーが好き!
という方に人気の作品です。
この物語は
主人公が結婚するというところから
ストーリーが始まります。
しかも相手は超大金持ちの跡取り息子!
しかしこの結婚では、二人の間に
全く愛情はありません。
でも、主人公が気が強いからなのか
時に、二人はバトルしているかのような
面白い場面もあるので笑えます。
話が進むと、
何故偽装結婚をすることになったのか
本当のことが分かります。
それに対して主人公がどう感じるのか?
どう行動するのか?というところも
見どころとなっています。
切ないシーンも沢山織り込まれていて
夢中になって読める作品です。
また、結婚にまつわる話を読みたい!
という方にも人気の作品です。
この作品はウェディングをテーマに
色々なカップルが登場します。
カップルによって色々な物語があり、
愛の形も様々であることが
とてもよく分かる作品です。
イベントとしての結婚式だけではなく
愛のある結婚について
深く表現されています。
皆に祝福されるカップルと
サポートする人たちが
とても魅力的に描かれている作品です。