タイトル | クロックワーク・プラネット |
---|---|
原作・漫画 | 榎宮祐 暇奈椿 クロ |
出版社 | 講談社 |
今から約千年前地球は惑星活動が
できなくなる可能性が出てきた。
その活動を維持するために
ある時計技師が地球全体を
歯車にする設計図を作り上げた。
そして彼が作り上げた設計図を
基に地球を改造し惑星活動を
維持することが出来た。
それから千年後に地球に
一つの箱が落ちてきたことで
地球の運命が大きく変わることになる!
クロックワーク・プラネットのあらすじ紹介
授業中にもかかわらず
全く聞いていない主人公の
見浦ナオト。
ナオトは機械にしか興味がなく
他の事には全く興味をしめさない
性格の持ち主だった。
彼の趣味はクラス内に知れ渡り
話し掛けてもシカトをするナオトは
イジメの対象になっていた。
しかしナオトはそれすら気にする
ことがなく自宅に帰り機械のこと
ばかり考えていた。
そんなときナオトが住んでいる
部屋に何かが落ちてきたような
衝撃音が聞こえた。
そこに向かうとコンテナがあり
コンテナを開けるととても綺麗な
女の子の自動人形(オートマタ)があった。
だがそのオートマタは動く気配がない。
ナオトはその人形を直すことを
決め自分の部屋に運んでいく。
ナオトは直すことが出来るのか!?
クロックワーク・プラネットのネタバレと今後の展開は?
ナオトはオートマタを直すため
自分の部屋に運び込んだ。
早速オートマタの背中を開き
中を見たナオトは驚いた。
それは今まで見たことがない
歯車が交じり合い感動をおぼえた。
だがそうしているヒマはないと
考えたナオトは耳を澄まし故障箇所を
確認する。
ナオトの耳は人の数倍いいのだ。
もし機械などの歯車が合って
いなかったりするとその場所が
分かるという能力を持っていた。
その能力を使い故障箇所を見つけ
ることが出来たナオトは修理を
完了させることが出来た。
そしてネジを巻くと
オートマタは目を覚ました!
そのオートマタは目を開くと
同時に言葉を発していた。
「あんな故障も直せないなんて
人類は愚鈍でノミ以下だな。
でも直したあなたはノミ以上か?」
きつい言葉を並べられたが
思わずナオトは「はい」と
言ってしまう。
するとその時天井が崩れてきた!
だがオートマタがナオトを担ぎ
外へ脱出する。
そこでナオトは修理の疲れから
意識を失ってしまった。
この時からナオトの運命の
歯車は変わっていくのだった。
クロックワーク・プラネットの読んでみた感想・評価
アニメから原作を読んで
マンガを読み始めた作品です。
アニメも面白かったですが
この原作も面白いです。
以前もオートマタ系のマンガや
アニメがありましたがこの作品は
相当好きな部類です。
他の漫画やアニメはオートマタと
人間が恋愛をする話がメインに
なっているのが多い感じがしました。
確かにこのマンガも恋愛系の話
なのですがそれが気にならないです。
もしかしたらこれは私が
この作品が好きだからかも
しれませんか・・・。
特に私が気にいった理由が
主人公がこのオートマタを
修理できるということ。
なぜかわからないのですが
この描写はかなりハマりました。
悪い箇所があると主人公が
音で聞き分け異常箇所を
発見して修理を完了する。
このマンガの世界では地球でさえ
機械で動いているのに何か
人間らしさを残していると感じました。
やはり修理をするのは最終的には
人間の力でないと出来ないという
ことを示したことだと思います。
今私達の生きている世の中も
やはり最後は人間でやらないと
何も出来ないということです。
作者の方はそれを言いたいのかなぁ
と思える作品でした。
クロックワーク・プラネットはこんな方におすすめな作品!必見
ファンタジー系が好きな方に
大変オススメします。
こちらの作品は小説が
原作です。
小説は読むのが大変と
いう方はこちらのマンガが
いいでしょう。
多分表紙の絵をみて読み始める
という方も多いと思いますが
それでも全然いいと思います。
本当に絵も上手で背景から
何もかも手を抜かず綺麗に
描かれております。
ただシンプルなところは
シンプルなのでそれもそれで
読みやすくていい感じです。
私が言うのも偉そうですが
物語の内容もよく考えて
練られているのだなと思えます。
よくここまで考えられたなと
思えるような物語の内容です。
オートマタ系のマンガでは
かなり上位に位置付け出来る
と確信しております。
また作画の話になりますが・・・。
オートマタの中身をここまで
細かく描いているマンガは
他にはありません。
月刊誌でもここまで描けば
かなり厳しいことでしょう。
マンガや小説もいいですがアニメも
かなり良かったです。
おそらくマンガや小説でハマれば
アニメはかなり面白いと思います。
単純な話ですが好きなキャラが
動いて話すんですからね。
私は両方とも好きです。