タイトル | おやすみプンプン |
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原作・漫画 | 浅野いにお |
出版社 | 小学館 |
ある街で普通の小学生時代を
送っていた主人公のプンプン。
だがある日からプンプンの
日常は非日常になっていった。
その非日常の第一は突然
転校してきたとても可愛い
女の子だった。
プンプンは一目惚れ。
その子に関わったことで
プンプンの人生が大きく変わる。
おやすみプンプンのあらすじ紹介
主人公のプンプンは
どこにでもいる普通の小学生。
ある日突然転校してきた
愛子ちゃんに一目惚れして
下校中に後を付けていた。
でもその行為は直ぐにバレる。
けど愛子ちゃんはとても優しくて
一緒に帰ろうと言ってくれた。
愛子ちゃんの家に着いたら
大勢の人が外に向かって叫んでいた。
それが何か幼いプンプンには
わからなない。
そして家に着くと両親がまた
喧嘩をして殴り合っていた。
それに慣れっこのプンプン。
部屋行き神様を呼ぶおまじないを言うと
すぐに神様はやってきてくれる。
プンプンはお願いを言って寝る。
そんなプンプンの日常物語。
おやすみプンプンのネタバレと今後の展開は?
いつものように喧嘩が終わり
部屋で勉強をしているプンプンの
所にお父さんがやってきた。
すると突然プレゼントだと言い
天体望遠鏡をくれた。
そこでお父さんは星の話を
しはじめて「男ならでかいものを
みるようにしろ」とプンプンに言う。
その言葉に何故かピンときた
プンプンは「宇宙を研究する
人になろう」と思った。
そしてそれを学校出だされた
宿題の作文に書き込んでいく。
それを読むことで愛子ちゃんが
好きになってくれるかもしれないと
考えるプンプン。
そんな楽しい思いを考えながら
眠りにつく。
翌朝気持ちよく目覚め台所に行くと
部屋は散乱していてお父さんが
立ちすくんでいた。
お父さんはプンプンに言う。
「大変だ。強盗が入って部屋を
ボロボロにしてお母さんを怪我させた」
「信じてくれるね?ぷんぷん」
何故かその日は警察がいっぱい来て
色々なことを聞かれたプンプン。
すると大好きな雄一おじさんが
家に迎えに来てくれた。
一体何でお父さんとお母さんが
いなくなってしまったんだろう。
色々考えるプンプンだったが
幼いプンプンにはわからなかった・・・。
プンプンの波乱の人生は
幕開けたばかりだ・・・。
おやすみプンプンの読んでみた感想・評価
このようなマンガ。
私は大好きです。
メッセージ性があり
それでいて考えながら
読み進めていくマンガ。
最近はこういうマンガが少なく
なってきている気がします。
よくあるのが単に難しく物語を
進めていき何を訴えたいのか
わからないマンガ。
これは本当に多いです。
長年マンガを読んできて
わけのわからないマンガは
過去多数ありました。
でもこういうマンガは最終的には
点と線を繋げて終わらせます。
これが最近のマンガは無い気がします。
起承転結をしっかりして欲しいと
言っているわけではなく少なからず
結だけはしっかりしてほしいです。
せっかく絵の技術があるのに
物語がつまらないと読んでいて
本当にがっかりします。
その点このマンガはしっかり
されていると思います。
結構シュールで独特の言い回し
やキャラが出てきますが訴えたい
ことは理解できる。
その中で色々物語に軸となることは
少しづつ露わにしていく。
読んでいて変に感動してしまいました。
変なんていったら怒られますが
本当にそう思いましたね。
とにかく楽しい作品です。
おやすみプンプンはこんな方におすすめな作品!必見
ヒューマンドラマ漫画が
好きな方に大変オススメします。
これを読んでいると子供の頃の
記憶が何故か思い出してきて
とても楽しいマンガでした。
たしかに子供の頃って知識も何も
ないからこんなこと考えていたなぁ
とか共感できる場面が多数あります。
特に思ったのが男性の方なら
理解できると思いますが
性への興味ですよね。
言葉ではそういうことは知っていましたが
行為等については全くの無知だったと
思いませんか?
それを知った風にしゃべり
女子から冷たい目線で見られる。
でもそれが何だか大人になった
ような感覚に陥り気持ちよかった
のをおぼえております。
特にエッチな本を拾った時の
嬉しさと衝撃は今でも忘れません。
泥だらけの本でも興奮し
友人たちと何も言わずに
読みふける。
でも当時はまだ自慰行為を知らないので
下半身がモンモンするだけで
終わっていきました。
でも自慰行為をおぼえたら・・・・。
まぁこれ以上は何も言いません(笑)
こんな淡い思い出を思い出させて
くれたマンガで本当に楽しく
読ませてもらいました。