タイトル | Helck |
---|---|
原作・漫画 | 七尾ナナキ |
出版社 | 小学館 |
人類とは違う場所に
帝国を気づいている「魔界」
それは15の国が集まり
数千年の秩序と繁栄を
もたらしてきた。
だが人間界にて勇者が
誕生しその勇者に魔王が
倒されてしまった。
そして今・・・
魔王を決める戦いが
開かれようとしていた!
Helckのあらすじ紹介
魔王を決める戦いの責任者を
任されることになった帝国
四天王のヴァミリオ。
彼女は今までの大会がどうなって
いるのか副責任者のホンに聞く。
ホンは今回は優秀な人材が多く
以前の魔王を超えると期待している。
そこでヴァミリオは今回の
予選試合を見ることにした。
だがそこで見たある人物に
目が止まり釘付けになった。
そこでヴァミリオはホンに妙なやつだが
底知れぬ力を秘めている奴がいると言う。
するとホンは言った。
「人間の勇者ですから」
ヴァミリオは驚愕する
なんで人間が魔王を決める
戦いの場にいるのだと!
ヴァミリオはどうするのか!?
Helckのネタバレと今後の展開は?
人間の勇者が予選に入っていたことに
驚愕したヴァミリオはホンに言った。
「敵なんだからダメだろ!」
だがホンはヴァミリオに言う。
「参加は種族問わずOKですので・・」
そこでホンは新たなVTRを観せた。
するとその人間の勇者は
「人間が憎い。人間を滅ぼそう」
と満面の笑顔でインタビューを受けていた。
だがヴァミリオは怒りに震え
ホンを叱った。
「演技に決まっているだろ!
なんで今まで放置していたんだ!」
だがとにかく大丈夫の一点張りのホン。
そこで今大会の契約書の内容を
ヴァミリオに教えた。
契約書に署名すると試合以外では
誰に対しても攻撃することは出来ず
傷つけることは不可能だと。
そこでヴァミリオは色々考えるが
この人間の勇者が何を考えてこの
魔王を決める戦いに来たかわからなくなる。
ヴァミリオはそれでも何かあると
思いながらVTRを観ていると
観客席をみて驚く。
魔界の者たちが人間の勇者に対して
声援を送り続けているのだった・・・・
そこでヴァミリオ自ら勇者を倒しに
行こうとするがレベルの差は歴然・・・。
ヴァミリオは落胆し勇者を倒すことは
諦め優勝できないようにすることを
考え始める・・・。
勇者は優勝してしまうのか?
Helckの読んでみた感想・評価
かなり笑いながら読んだ作品です。
魔王を決める戦いに人間界の
勇者が参加して勝ち進んで
行ってしまいそれを阻止するマンガです。
その阻止の仕方が魔族っぽくなくて
非常に面白い。
そしてセリフもテンポよく
ツッコミやボケがうまくいっている。
あまりにも人間勇者がチートすぎて
魔族側を応援したくなって
いきましたね。
あれ。
そう考えると魔族が人間界を
襲い滅ぼすというゲームとかって
ありましたかね・・・。
もしなかったらこれは相当
面白いストーリーになりませんか?
でも人間である私たちが
やってもハッピーエンドでは
ないでしょうけど・・・。
今は魔物を仲間にするゲームが
流行っていますので
結構面白いかもしれません。
誰かシナリオ書いてゲームを
出して下さい。
若しくはこのマンガの物語
そのものをゲームにするという
ことでいいかもしれません。
結構物語もしっかりしていますし
登場人物も良く出来ている。
色々な要素が混ざっていますので
とにかく楽しい漫画です。
次巻も期待しております。
Helckはこんな方におすすめな作品!必見
ファンタジー系が好きな方に
オススメします。
ファンタジーと言っても勇者が
魔物を倒すという物語では
ありません。
・・・ある意味そうなのかな。
魔界で新魔王を決める戦いに
人間の勇者が紛れ込んでいる
時点でそれはそういうことなのかも・・・。
まぁギャグマンガでしょうねこれは。
だって勇者が戦いに勝ち進んで
行っても魔物たちが喜んでいるのですから(笑)
純粋なんですよ魔物は。
こういうマンガを読んでいて
わからなくなることありませんか?
人間と魔物のどちらが正義か。
現実世界では魔物はいないですが
結局は領土を広げるために
争いをしていくのですからどちらも悪でしょう。
それが架空の世界では魔物を悪にする。
これが一般化されていますよね。
私からみれば人間が欲望に
かられていくので元々は人間が
悪いように感じます。
まぁマンガの世界に文句を
言っても仕方ありません(笑)
でもたまには逆の発想も面白いと
思いますのでこのマンガは相当
面白いと思います。
そろそろアニメ化しそうな気配がします。