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ほたる 真夜中の歯科医のネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

ほたる 真夜中の歯科医

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル ほたる 真夜中の歯科医
原作・漫画 高田靖彦
出版社 日本文芸社

親の代から歯医者さんをやっている
「ほたる歯科医院」

通常業務の他に、夜中、急患にのみ対応する
「別コース」がありました。

ぶっきらぼうだが腕は確かな歯科医師、
保田留脩の確かな処置が今日もさえ渡ります

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ほたる 真夜中の歯科医のあらすじ紹介

両親の代から歯医者をやり、
今は兄妹で実務をこなす「ほたる歯科医院」

至って真面目な歯科医院なのですが、
実は昼だけではなく
「夜の部」があったのです。

強面でぶっきらぼうですが
腕は確かな保田留脩。

どうしても今ここで治療しなくちゃ…
そんな急な痛みにビシリと対応。

値は張りますが効果はバッチリです。

大好きな人に会う時も、
折られた歯を再生する時も、
常に冷静一発勝負。

きついタンカは患者を思う心のあらわれ。

一見、人好きのしないタイプながらも、
最後の切り札としての役割を
まっとうしていきます。

ほたる 真夜中の歯科医のネタバレと今後の展開は?

地域密着、親の代からの歯医者さんで
安定経営路線を歩む「ほたる歯科医院」。

ですが、妹が昼の部をやり、
兄の脩が「夜の部」を担当するという
二部構成方式になっています。

「夜の部」の方は急患対応ということで
色々と大変です…。

脩はスキンヘッドの強面、
言動もぶっきらぼうなタイプ。

そんな人好きのするタイプではありませんが
腕は極めて確かです。

好きなタレントのコンサートに行くため…

テレビの仕事のために
歯を綺麗にしたいという依頼

痛みに耐えかね駆け込んできた女の子

夜の街で殴られて歯を折ってしまった少年

そんな場面も完璧に対処、
助手もいない状況ながら手際も実に素早く
それでいて仕事ぶりは丁寧です。

見学にきた同業者も
舌を巻いてしまうほどの敏腕ぶりです。

しかし、医者の不養生というか、
自分は虫歯になったりもします。

もっとも、虫歯になったらなったで、
すぐに妹さんが治療してくれます…。

なので、根本的には何の問題もなく、
兄妹力を合わせての歯科医院運営が
今日も続いていきます。

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ほたる 真夜中の歯科医の読んでみた感想・評価

歯科医というのは「骨を削る」外科的な仕事

医師の世界に比べて
注目度が低い部分はあるかも知れません。

しかし、急に虫歯が痛み出した、
どうにも歯の調子が悪いというようなことは
誰にでも起こり得るものです。

それも深夜に痛み出してしまうことも
少なくありません。

激痛に悩まされながら
朝を待った経験を持つ方も多いと思います。

ですが本作の主人公は「夜間急患」が専門。

まさしくかゆい、ならぬ痛いところに
手が届く人物だといえます。

強面でぶっきらぼうで、
とても歯医者さんらしい感じではない脩。

ですが、本当に腕は確かで、
かつ熱いハートを持ってもいるという男。

しばしば患者に向けて切るタンカも、
イヤミがなく、
むしろ気持ち良く聞こえてきます。

考証やディテールも
非常にしっかりしています。

そのため、あやふやなところがなく、
正攻法でリアリティを高めている部分も
高く評価できます。

堅実にしてキャラ良し、
破たんなしの良作
といえるのではないでしょうか。

ほたる 真夜中の歯科医はこんな方におすすめな作品!必見

「ブラックジャック」が偉大な代表例ですが
医療ものの漫画は
一大ジャンルとして定着しつつあります。

そうしたジャンルを好む方には
ほとんど無条件で紹介したいです。

一方でフィールドが歯科医…。

そのため、生き死にに関わるどうなるか
分からないオペ…

対処不能な不治の病…
そういったものには
基本遭遇しないこともポイントです。

そうした症例を出す場合、
リアリティを重んじるとどうしても
悲劇的な結末に至ることが多くなります。

読後感が辛いものになりがちなのですが、
歯を失うことはあってもキッチリ治ります…

そのため、常にいい感じで
読み終えることができ、
重石のような気分を引きずらないで済みます。

歯のことについても実に詳細、細密で、
読むだけで勉強になる情報量があります。

歯はもちろん磨くことが大事です。

ですが、磨いていてもどうにもならない
痛みやヒビが入ることもあるなど…

今後の人生で役に立ちそうな
知識を仕入れることもできます。

脩のキャラもしっかりと立っており、
もっと活躍が見たくなる一作です。 

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