タイトル | 天のプラタナス |
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原作・漫画 | 七三太朗 川三番地 |
出版社 | 講談社 |
小さい頃に死んだ母親の
希望で野球をやりはじめた。
でも体が小さいため試合に
出たりは出来ない・・・。
そんななかで自分が野球に
携われる仕事を見つけた。
バッティングピッチャー。
それが自分の生きる道だった!
そして伝説のバッティングピッチャーへと
なっていくことになる・・・。
天のプラタナスのあらすじ紹介
名門シニア出身だが
バッティングピッチャーだった
海原夏生(かいはらなつお)。
入学する高校では
バッティングピッチャーではなく
一人の選手として活躍したいと思っていた。
だがその練習初日に早速彼の
素性がバレてしまう。
夏生の名前と容姿を見て野球を
やっている同級生で知らない
人間はいなかった。
彼は全国的に有名な
伝説のバッティングピッチャー
だったからである。
それを同級生から言われた
夏生は人違いだと言うが
それは通用しない・・・・。
それを言われた夏生は
高校でもバッティングピッチャー
なのかと落胆してしまう・・・
夏生はバッティングピッチャーを
卒業することは出来るのか!?
天のプラタナスのネタバレと今後の展開は?
そんな中で野球部の先輩部員が
部室に集まり新入部した生徒の
名簿を見ていた。
そこで海原夏生の名前を言うと
主将の郡司は驚愕する。
郡司は夏生がどれだけ凄い
バッティングピッチャーであるか
部員たちに説明しグラウンドへ向かう。
そこでさっそく夏生の下に向かい
「ピーマン君(夏生のあだ名)だよな?」
と郡司は言った。
仕方なく返事する夏生に対し
郡司は練習に入りたいから
バッティングピッチャーをお願いする。
そこで夏生は亡き母から言われた言葉を
思い出し快くバッティングピッチャーを
やることにした。
最初の打席に立ったのは郡司。
そこで夏生は郡司に一度だけ
スイングをさせる。
それを見た夏生の目つきが変わり
投球フォームにはいった。
そして郡司の打球は強烈なライナーで
ライト方向へ飛んでいった。
その打球を見て郡司は自分が
そんな打球初めて飛ばしたことに
興奮を隠せない。
そこで夏生はさらに投球を重ね
一球ごとに指示を出しながら
球を投げ続けた。
伝説と言われたバッティングピッチャーの
実力は本物だった・・・。
夏生の投球は続く・・
天のプラタナスの読んでみた感想・評価
やっぱりこの作者は
野球のことをよく知っていますね。
中々このような言葉を
言う人はいません。
「甲子園に行く人」
普通の高校などでは
「甲子園に行きたい人」です。
私の高校は後者でした。
でも私とピッチャーの人間は
前者でしたがこれを言う度に
チームメイトに笑われていました。
しかも監督やコーチからもです。
彼等の言い分としては以前は甲子園に
言ったことあるが今はもう行けないと
思っているということ。
最初からもう負け犬根性でした。
ただ私は怪我でリタイアして
しまったので本物の負け犬になりましたが・・・。
結局県予選の決勝で負けてしまい
ましたが多少は意識改革した結果だと思います。
やはり気持ちを強く持たないと
甲子園なんかには絶対にいけません。
常連校は基本目標は甲子園ですからね。
ただ上ばかり見すぎてしまうと
足元をすくわれるなんてことが
かなりありますが・・。
私はこのマンガの作者の
野球漫画を多くの野球少年に
読んでほしいです。
少し現実離れ感はありますが・・・。
それを含めてもかなり面白い
マンガです!!
天のプラタナスはこんな方におすすめな作品!必見
野球やっている方で知らない
人はあまりいないでしょう。
それくらいこの作者のマンガは
面白くそして楽しい漫画です。
特にこのマンガの主人公の
役割であるバッティングピッチャーと
いう役割。
最初はその方向でしたが・・・
まぁこれ以上は言えません。
でもこのバッティングピッチャーの
存在は本当に大きいです。
基本は下級生がやるのですが
強豪校なんかに行くと
学年問わずいますよね。
レギュラーになれないと思った
人間や怪我をした人間など様々。
それでも野球に携わっていたい
気持ちとチームにために
やってくれる裏方仕事。
これは本当に頭が下がりますよね。
私は怪我をしてチームには
残らなかったのですがお手伝いは
させてもらっていました。
やはり大好き野球には関わって
行きたいんですよねぇ。
このマンガの主人公は本当に
野球が好きなんだと思います。
そうでないとこのような気持ちには
絶対になれません。