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インベスターZのネタバレとあらすじ!試し読みや感想もあり!

インベスターZ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル インベスターZ
原作・漫画 三田紀房
出版社 講談社

有数の進学校である道塾学園に
トップの成績で入学した
財前孝史。

しかしこの学園には
秘密のクラブ活動が存在していた。

それは投資部。

130年以上も
代々と受け継がれてきた
伝統あるクラブ。

そして投資部こそが
この学園の財源を支えている
源であった。

入学早々に
投資部へと
スカウトされた財前。

資産3000億円を動かす
エキサイティングな
ゲームが始まる・・・。

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インベスターZのあらすじ紹介

北海道は札幌にある
私立道塾学園。

中高一貫の男子校であり
有名大学への優れた合格率を誇る
超進学校である。

その中等部にトップの成績で
入学を果たした財前孝史。

彼は入学早々
とあるクラブから
勧誘を受ける。

それは投資部。

充実した設備の元
日本の将来を背負う人財を
育成する道塾学園。

その創立者の遺志により
この学園での学費などは
全てが無料。

そんな学園の運営資金を
支えているのが
この投資部の活動だった。

図書室の地下で
130年間秘密裏に
活動を続けてきた投資部

その現在の資産残高は
3000億円。

年8%の利益率で
年間240億円を
稼ぎ出すことを目標にしている。

そして中高の
各学年トップ6名によって
投資部は成り立っていた。

今年トップで入学した
財前の入部は既に
確定事項だという・・・。

いきなりの話に
呆然とする財前。

投資にはまるで興味はなかったが
傍らで行われていた
麻雀に興味を惹かれ入部を決意する。

そして何の知識もなく
いきなり投資を
始めることになった財前。

そのスタート資金は
100億円だった・・・。

インベスターZのネタバレと今後の展開は?

いきなり100億円という
莫大な大金の
運用を託された財前。

何の知識もないことを不安に思うが
部長の神代は
投資に勉強は必要ないと告げる。

勉強なんかをしている間に
一年は過ぎてしまう
習うより慣れる方が早い。

つまるところ
投資はカンと度胸の
マネーゲームなのだと。

取引口座を開設した財前は
手始めに自分の好みの
ゲームメーカーの株に投資する。

金額は
いきなりの30億円!

その大胆さには
先輩たちも慌てて
分散して投資することを教える。

しかし財前は
絶対にこのメーカー株は上がるとの
自信を強く持っていた。

そんな財前に部長の神代は
流れに備えて戦略を持って挑めと
アドバイスをする。

そして財前は
130年前の投資部キャプテンの
格言集から学び始める。

そこには
お金とは人間とは何かなど
根源的なことから述べられていた。

そして金の声を聞けと。

お金というものを通して
人類が如何に発展してきたかを
まず学んでいく財前。

そして翌日
取引画面を確認した財前は
一晩で3億円以上の利益を得ていた。

儲けた株を保持して
もう少し様子を見ようとする彼に
部長は直ぐに売れと告げる。

株に自分の考えは無用
株は法則に従って動かせと。

3000億円を使った
エキサイティングなマネーゲームは
まだまだ始まったばかりだった・・・。

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インベスターZの読んでみた感想・評価

投資というと難しそうで
利益を得るためには
様々な勉強が必要なイメージがあります。

本作の主人公である
財前は投資部へ入部した初日に
いきなり100億円を託されます。

投資はギャンブル・ゲームだと
例える部長に誘われて
臆せずに30億円を一括買いした財前。

何も判らない初心者だからこそ
怖れずに大きな勝負に出ることが
出来るということもあります。

結果として財前は
一晩で3億円という
大きな利益を得て勝利します。

そんなビギナーズラックから始まる
痛快なマネーゲームが楽しめる作品です。

物々交換から始まった
人類の価値交換のアイテムは
やがて硬貨となり紙幣となる。

現代の金融経済は
現物のないイメージによって
成り立っている幻想世界のようなものです。

何処かで大きな滞りが起こると
一気に破たんするリスクもはらんでいます。

本作を読むことで
そんなお金という存在の本質や
金融における人類史なども学べます。

歴史ある投資部から
様々な投資の法則や
金融の本質を学んでいく財前。

天才の片鱗を伺わせながら
成長を重ねていく彼らの
更なるマネーゲームへの挑戦は続きます。

インベスターZはこんな方におすすめな作品!必見

負けず嫌いで
ゲームなどの勝負事が
大好きだった主人公の財前。

そんな彼だからこそ直ぐに
投資部で行われていた
マネーゲームの魅力にもハマります。

様々な法則や戦略を駆使して
世界を舞台に競い合う
最高にエキサイティングな投資の世界。

そこに天才的な
才能を覗かせつつ挑んでいく
財前たちの活躍ぶりが爽快です。

ゲームのような
戦略的な展開が好きな人などには
オススメの作品です。

同じような金融テーマの作品として
『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編』
も熾烈なマネーゲームが描かれた作品です。

こちらは数兆円にも及ぶ
国家をも巻き込んだ
世界規模での投資家たちとの戦い。

様々なしがらみを乗り越えて
新境地を切り開いていく
型破りなサラリーマン。

そんな主人公・矢島金太郎が
今度は金融の世界で大暴れします。

どちらの作品も
投資の世界の面白さと
金融経済の様子などが学べる作品。

読み進めるうちに
自分も投資を始めてみたくなるような
世界観に引き込まれていく作品です。

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