タイトル | めぐみ |
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原作・漫画 | 横田滋 江本そういち |
出版社 | 双葉社 |
未だに解決をしていない
北朝鮮拉致事件問題。
その問題の中でも何度も
振り回されとてもつらい
思いをしている家族がいる。
そして拉致をされてしまった
女性の名前は横田めぐみ13歳。
なぜ彼女は拉致され連れ去られて
しまったのか。
そんな彼女と家族の物語が
沢山詰まった作品!
めぐみのあらすじ紹介
普段と全く変わらない日常で
元気よく学校に向かった
横田めぐみ13歳。
母もいつも通り見送り
普段通りの生活をしていた。
そしてめぐみが帰ってくる時間。
だがいつもの元気なめぐみの
声は中々聞こえなかった。
そこで不安になった母は近所と
学校を探し回るがめぐみの
姿は一向に見つからない。
母は父に電話をし説明すると
父も捜索に協力する。
そこで見つからないため
警察に捜索願を出すと
一斉捜査が始まる。
だがめぐみの手掛かりはなく
これ以降めぐみの消息は一切
断ち切られてしまった・・・。
そしてめぐみが生きているかも
しれないと連絡が来たのは
20年後だった。
めぐみのネタバレと今後の展開は?
母はめぐみの消息が無くなった以降
毎日神に祈りを捧げる日々だった。
母が家に帰ると父の様子が
何かおかしかったため父に
尋ねると父は言った。
「今日不思議な電話があった。
めぐみが北朝鮮で生きている
かもしれないという連絡だ」
母は喜ぶが父は本当の話か
未だわからないと言い続ける。
その電話は参議院議員秘書と
名乗る人物からの電話。
その時は悪夢が終わると
胸をなでおろしたが・・。
そこで父はその連絡をくれた
秘書の方と会うことになった。
そこで秘書はある記事を
父に渡し読ませた。
その記事には13歳の子供を
工作員によって拉致したと
いう内容の記事だった。
その記事の内容はめぐみ以外
考えられない記事で父は確信を得た。
そこには北朝鮮で無理やり朝鮮語を
勉強させられその後精神に破綻を
きたしてしまった内容がかかれていた。
それを読んだ父は秘書に対し
めぐみ本人であると伝え
涙を流した。
ここから横田夫妻の辛い戦いの
日々がふたたび始まることになった。
めぐみの読んでみた感想・評価
北朝鮮拉致事件を知らない人は
いないでしょう。
横田めぐみさん以外も大勢いますが
この方ほどとてもつらくツライ
事件はないのではないでしょうか。
それほどまで家族は北朝鮮に
振り回され本当に辛い思いをしている。
なぜ日本政府はこれ以上
踏み込めないのでしょうか?
どんな理由があってめぐみさんを
日本に返せないのでしょうか。
私は怒りしか感情が出てきません。
他の拉致被害者の方は数名
帰国しているのになぜできない
のでしょう・・・。
もし自分の娘がこんな目に
あってしまったら私も夫妻と
同じような思いを続けるでしょう。
それほどまで日常を壊されると
いうことはツライことです。
こんなことを言ってしまっては
不謹慎かもしれませんが北朝鮮に
対しそろそろ何かの措置をしてほしいです。
戦争はダメかもしれませんが
せめてトップの人間をどうにか
出来ないものでしょうか・・・。
そうなれば少しは希望の光が
出てくると思います。
乱暴な考えかもしれませんが
私はこの考えを変えたくありません。
めぐみはこんな方におすすめな作品!必見
このマンガは日本人なら一度は
考えないといけない物語です。
今の時代は工作船などが海に
漂っていれば見つけることは
容易なので多少は安心です。
でも海からではなくても
何かの形で今も拉致被害が
起きているかもしれません。
そう考えると北朝鮮に
対してはもっと厳しい
措置を日本はするべきです。
一時期はとにかく拉致問題の
ニュースばかりやっておりましたが
今は一切やっていません。
この問題を議員の方やメディアの
方は忘れてしまっているのでは
ないでしょうか?
私も毎日思い出しているというわけ
ではありませんが絶対に忘れては
いけないという思いは持っております。
くだらない議論を国会の場で重ねて
いないでこの問題をもっともっと
議論するべきではないでしょうか?
日本国内のことも大事ですが
これは完全に国際問題ですからね。
だから日本は諸外国から舐められ
上から常に見られているんです!
怒りがこみ上げて仕方ありません。
このマンガを読んでいると
その気持が更に強くなります。