タイトル | 中学性日記 |
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原作・漫画 | シモダアサミ |
出版社 | 双葉社 |
思春期時代人は誰にも
言えないような身体の
悩みが出てくる。
それを隠しながら生活
して行くがそれは誰もが
経験し体験していくこと。
それを乗り越えて初めて
大人の仲間入りする。
そんな思春期達のとても
大きな悩みの物語。
中学性日記のあらすじ紹介
女子には大人になる過程で
身体に大きな変化が生まれる。
それは大きさは異なるが
乳房が膨らんでくるということ。
それを男子は誰が大きいとか
小さいとかを監視し会議を
行うことを日課にしている。
だがその行為は全て女子にバレて
いるが未だ心が幼い男子達は
気づいていない。
その中の1人である杉田は
全く違うことに興味を持っていた。
それは乳房よりもブラジャーが
とても好きな男子であった。
そんな彼は日々クラスの女子の
ブラジャーを確認していた。
だがそんなある日クラスの女子
野口の下着が何か変だということ
に気づいた。
何が変なのか!?
中学性日記のネタバレと今後の展開は?
クラスの女子である野口の下着が
何となくおかしいということに
1人だけ気づいていた杉田。
だがその時は何も言わずに終わり
放課後も上級生の女子がしている
ブラジャーを見ていた杉田。
そこに野口が通りかかり野口を
見ていると野口は突然うずくまり
顔を真赤にしている!
野口は杉田に助けを求めたため
杉田は近くのベンチに向かう。
そこで野口は公園のトイレに
連れて行って欲しいというので
連れていきベンチで待っている杉田。
そこに野口が帰って来ると
ジャージに着替え顔色は
とても良くなっていた。
すると野口が持っている荷物から
布が杉田の目の前に落ちたので確認
するとそれはサラシだった。
だがそれを取り上げると
野口は泣き出してしまい
謝る杉田。
そこで何でサラシを巻いているか
杉田が野口に聞くと胸が大きいから
恥ずかしいということだった。
野口の家は母がいないため
誰にも相談ができなかったと聞いた
杉田は野口に言った。
「オレがブラジャーを選んでやる!」
そこから2人の仲が縮まることに
なるとは未だわかっていない2人だった・・・。
中学性日記の読んでみた感想・評価
思春期時代に誰でもあった
悩みを描いたマンガでとても
懐かしく読んだ作品です。
性に関する悩みもそうですが
体に関することは男女共通
でしょうね。
私もこの漫画に出てきた
夢精をした男子の話には
とても共感しましたね。
これには本当に驚き自分は
死んでしまうんだと
勝手に思っていました(笑)
確か中学一年生の頃だと
思いますが朝泣きながらリビングに
行き2人の姉と母に事情を説明すると・・・。
3人に大爆笑され長女から
説明を受ける中次女からは
頭をよしよしされる・・・。
ただ何もわからない自分は
そこでも未だ意味がわからない
自分がいましたね(笑)
未だにそのことは姉2人から
イジられますし子供がいる自分に
「成長したねぇ」なんてからかわれます。
でもよく考えてみて下さい。
少し汚い話ですが男性器から
突然小便とは違うものが
出てくるんですよ(笑)
これに驚かない人間は
いないと思います。
その他にも本当に誰もが
共感できる内容ばかり
ですので面白かったです。
中学性日記はこんな方におすすめな作品!必見
中学生の頃にあった悩みを
男女問わず描かれた作品です
ので全く飽きず読めた作品です。
読んでいると間違いなく
「あったあった!」なんて
独り言を言いながら読むはず(笑)
私がそうでしたからね。
昔の自分を思い出すのも
そうなのですがこの時期の子供が
いる方も中々面白いでしょうね。
本当にたまたまなのですが私の
娘も中学2年生なのですが
胸に関して悩んでおります。
それは胸が大きいということ。
男の私には耳が痛い話ですが
確かにこの時代の私は胸が
大きい女子を見て言っていましたね。
「すげぇ大きな胸だな!」と・・・。
なんてデリカシーがない男
何でしょうね私は。
今更ながら情けない思い出
いっぱいです。
娘もそこまでは言われていない
らしいのですが男子の目線は
感じるということでした。
私はその話を聞いて苦笑い
するしかないです(笑)
妻は何となく気づいたのでしょう。
「あの男も間違いなく
そうだったろうね」
私を見て言ってきましたが
何も言えない自分がいました・・・。
そんな多感な時代のマンガですので
とてもおもしろい作品でした。