タイトル | 乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカ |
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原作・漫画 | 大西巷一 |
出版社 | 講談社 |
西暦1400年代に起きた
宗教戦争で誰もが知っている
「フス戦争」
この戦争では始めて鉄砲を
使用して大軍を打ちのめしていく。
そしてその鉄砲を使っているのは
力の弱い女性や幼い子供達・・・。
宗教戦争の闇の部分までも
全て網羅する漫画が始まる!
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカのあらすじ紹介
1420年頃の戦争は
人々を苦しめ蹂躙するだけの
戦いだった・・・。
弱いものは殺され女は犯され
そして子供までも犯される・・・。
そしてこの物語の主人公である
まだ12歳の少女シャカール
も幼児愛者によって犯されてしまう。
他の少女はその行為によって
息絶えてしまったがシャカールは
何とか命だけは助かった。
シャカールは助けを求めて外に
出ると村人全員殺され吊るされて
いたのを目撃する。
シャカールは他の場所へ
助けを求めて歩いていたが
やがて気を失ってしまう。
さしてシャカールが目を覚ますと
ある集団の荷車の上で寝ていた!
その集団はどのような集団なのか?
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカのネタバレと今後の展開は?
目を覚ましその集団の人の多さに
驚くシャカール。
その集団にいた女性から
何処から来たのか聞かれたので
応えようとするシャカール。
「赤字に白十字にやられたか?」と
眼帯をした男に言われ驚く。
シャカールは「知っているの?」と
その男に聞く。
「聖騎士団の一人で色々な町で
蹂躙し殺戮を繰り返す
幼女好きで腐ったやつだ」と言った。
そこでシャカールはその男に
やられた事を皆の前で話し始め村で
何があったかを説明する。
それを聞いていた他の人間たちは
顔を背け怒りに顔を変える。
そこでその男はシャカールに言う。
「この軍団に入らないか?」
だが周りの人間はまだ幼いのに
何を言っているんだと反論する。
だがシャカールは真っ直ぐな目で言う。
「入ります!」
そしてその男は言う。
「この武器を取り我が戦士となれ!」
この男こそ新しい武器である
火器(鉄砲)を開発した英雄
ヤン・ジシェカその人である!
ここからシャカールの辛く
そして長い戦いが始まることになる!
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカの読んでみた感想・評価
何も知らずに読んでいた時は
作り話にしては何かリアルな描写が
出てくると思っておりました。
その中で何となく聞いたことある
「フス戦争」というキーワードが
出て来ましたので確信しました。
あぁこの漫画な実際にあった
事なんだと。
そう思ったらもう色々なことを
考えてしまう漫画ですよね。
物語の初めから胸糞悪い始まり
でしたので読むを止めようと
思いました。
宗教戦争なのに異端者というだけで
人々を殺害して女性を強姦して
飽きたら捨てる。
宗教の教えは何なのでしょうね。
結局自分たちの力を示したり
領土を広げるための略奪戦争と
同じなんです宗教戦争は。
それが今この時でも行われて
いる事実を知っていますか?
最近よく聞くIS(イスラム国)でも
同じ事が行われています。
何をもって聖戦と彼らは
言っているのでしょう。
私には不思議でなりません。
結局人の考えはそれぞれなので
戦争はこれからも無くならないと
いうことの象徴でしょうISは。
こんな事が考えられる漫画ですが
内容的には良く出来ているので
面白い作品です。
乙女戦争 ディーヴチー・ヴァールカはこんな方におすすめな作品!必見
ある宗教戦争を描いた物語ですので
歴史が好きな方はかなり楽しめる
作品だと思います。
この漫画は実際に起こった
「フス戦争」わ題材にしており
生々しい表現がされております。
その中で英雄とされるヤン・ジシェカ
の元で戦う少女がこの物語の主人公。
この少女を兵士の一員として
戦わせていたのも間違いなく
事実でしょう。
そのためにヤン・ジシェカは
今後発展して行く飛び道具を
開発したのですから。
まあでも私からすれば英雄なんて
思わないですけどね。
自分が信じる宗教を守るために
と言いながら人々を殺害して行く
のですから・・・・。
こんな大それた事言ってはダメなので
しょうが現在のローマ教皇だって
その人たちの屍の上に立っているのですから。
そう考えると宗教なんて信じる
ものではないと私は常日頃
思っております。
これは飽くまで私の考えです。
ただ謝罪はしませんので。
とにかく色々な事を考えながら
読み進める作品です。
様々な怖さがわかりますよ・・・。