[PR]Yahooプレミアム会員が最大6ヶ月無料+毎週(金曜)20%ポイント還元中!【ebookjapan】

真・異種格闘大戦のネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

真・異種格闘大戦

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 真・異種格闘大戦
原作・漫画 相原コージ
出版社 双葉社

ライオン、シマウマ、カバ、
そして鍛え上げた人間。

各界で様々な「最強」がいる中で、
本当に強いのは一体どの種なのか。
永遠の疑問の一端が今明かされる。

豊富な知識と構成力に裏打ちされた、

動物ファン、格闘技ファンも納得の
高い完成度を持った
異色かつ王道の格闘漫画です。

サイト内で【真・異種格闘大戦】を検索!

真・異種格闘大戦のあらすじ紹介

人里離れた動物たちのパラダイス。
そこには天然のコロシアムがありました。

単なる狩りや捕食ではなく、
どの種が「最強」なのかを決めるための
戦いの場です。

人間の大富豪に引き取られ、
その莫大な資産を受け継いだ、
「ヒューマンジー」、オリバーが、

念願だった本物の異種格闘大会を、
動物たちの支持を得て開催します。

そこにはライオンやカバといった
誰もが認める強豪たちが異並び、
一方で草食動物や人間もいました。

本来は決して争わない動物たちが
一対一で熾烈な争いをする中、
誰が最強の座に至るのでしょうか。

真・異種格闘大戦のネタバレと今後の展開は?

弱冠十八歳にして、
最強格闘技決定トーナメントの
決勝にまで至った強矢 鋼。

決勝戦でも自分よりも大柄な
巨漢、スターリンを下から
三角締めで責め立てます。

勝利を確信した強矢ですが、
もう一人の最強候補である
スターリンもまた強者。

絞められた状態から
強引に抱え上げ、リングに
叩きつけようと試みます。

だが、そのタイミングで強矢は
渾身のパンチを放ちます。

逃げ場のない頭部を安定姿勢から
全力で叩いたことで、強矢の拳は
「試し割り」のような威力を発揮。

一撃でスターリンの顔面は砕け、
強矢のKO勝ちが決まりました。

地上最強の称号を得て、
ビルの屋上で勝利に浸る強矢。

そんな彼のもとに、怪しい影が。
「彼」は強矢に問います。
「本当に地上最強か」と。

強矢はトーナメントの覇者ですが、
「彼」は狭い世界のことだと言います。

本当の地上最強を欲するなら、と、
「彼」が誘いをかけてくるのに応じ、
強矢は機上の人となります。

訳が分からないながらも
更なる激闘の予感に、
強矢は不敵に笑うのでした。

サイト内で【真・異種格闘大戦】を検索!

真・異種格闘大戦の読んでみた感想・評価

色々な動物たちが様々な理由から
対戦相手と命懸けの戦いをしていく、

その誇り高さはまさしく
人間の格闘技世界そのものですが、

一方で彼らのファイトは、
決して人間が至れない領域でもあり、

道具がなければ人間は狩られる側と
嫌でも痛感させられるものがありました。

海外のTV番組などで、動物の狩りを
紹介するものも多いですが、もちろん、
本来は捕食以外の理由はないものです。

リアルに寄せれば必ずその結論になる、
しかし「常識」を超えて動機を持たせ、
しかも「動物」的荒々しさを保つ。

できそうでできない微調整を、
完璧にこなして作品にしているところに、

「かってにシロクマ」以来の、
優れた経験と知識を感じましたね。

バトル面は割と「リアル寄り」であり、
人間の出る幕が少ないので、
どうしても目立ちづらいですが、

パワー系の動物番組が好きな私は、
強烈なインパクトとともに
楽しむことができました。

やっぱり人は道具を使うべきで、
動物を撃退した的な話を聞いても、
真似したらいけないですね。

真・異種格闘大戦はこんな方におすすめな作品!必見

総合格闘技が台頭してくるよりもずっと昔、
「異種格闘技」がブームになりました。

プロレスラーや空手家がリングに上がり、
素の状態で勝負をするという形です。

強烈なかみ合わなさが逆に人気と
興奮を呼んでいた感じがあります。

本作では、主に動物同士の
熱いバトルが展開されますが、

人間のような知能を持ちながら、
断固として自分たちのテリトリーで
戦ってきた彼らのスタイルには、

今風の総合格闘技ではなく、
かつての異種格闘技の雰囲気が
濃厚に漂っています。

その意味でオールド格闘技ファンには
まさに当時を想起される一作ですし、
本来戦わない、戦う理由のない彼らの

闘争する理由などの「背骨」が、
濃密かつ詳細に描かれていることで、

単なる色物ではない作品へと
全体を昇華させています。

また、適度なデフォルメを入れながら
特徴を徹底的に掴んでいる動物造形は、

「かってにシロクマ」と同様であり、
動物好きにも納得の仕上がりです。

もちろん「人間」も登場しますが、
その「扱い」は、恐らく、

結局は人間賛歌である格闘漫画では
絶対にできなかったものだと思います。

容赦と妥協がない闘争だけでなく、
その裏にある動物の愛情を感じられる、
非常に独自性の高い作品ですね。

色々な動物漫画を読んだ経験があり、
格闘漫画も好きな私にとって、
まさに待望の作品でした。

テリトリーや食性の壁などから、
普段は絶対に戦わない、
動物界の各界の猛者たちが、

最強の座を巡って覇を競い合う。

完全にストライクゾーンの題材ですし、
内容もまた独自性が高く強烈でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA