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絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャルのネタバレや気になる結末は?あらすじ、読んでみた感想もあり!

絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル
原作・漫画 櫻井稔文
出版社 双葉社

親分を裏切った代償は
何と女体化と島送り!
 
性犯罪者たちがひしめく島に、
女性となった標的が降り立つ。

ギャルと化したコーゾーを待つ、
過酷な運命とは……。

典型的なパニックムービーを下地に、

コメディや人情的要素までをも
巧みに盛り込んだ注目作です。

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絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャルのあらすじ紹介

女性化させられ島に置き去りにされた
「裏切り者」コーゾー。

彼は百人もの性犯罪者に追われることで
自分のしでかした事の重大に
否応なしに向き合うことになります。

一方、ワケも分からず連れて来られたのが
百人の性犯罪者たち。

あらゆる法が通じない島の中で、
力やカリスマ性を拠り所にし、
階層が形成されていきますが、

突然のギャルの来訪に、
皆一様に興奮し、欲を満たしつつ、
釈放の「条件」を入手するため、

野性的な力を用い、
あるいは弁舌を駆使して、
全力を尽くしていきます。

もちろんコーゾーには
関係する意図などありませんが、
圧倒的に不利な極限状態では、

彼の意向だけが通じることなど
決してあり得なかったのです。

絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャルのネタバレと今後の展開は?

暴力組織の護衛として勤務する、
釜原 考造。しかし彼は、
家に詰めて勤務する中で、

会長の奥方をあっさり篭絡、
しかも娘のキララまで、
完全にものにしてしまいます。

これには当然会長は激怒、
特に会長は娘の出産以来、
夫婦仲が冷えていたこともあり、

完璧に怒りは心頭。
悪びれないコーゾーは
逃走をはかりますが、

そこで薬で寝かされ、
大々的な性転換手術を受けます。

そして完全にギャルになったコーゾー。
彼は性犯罪者を集めた無人島、

「犯島」に商品として
派遣されることに。

「女」に飢えている状況で、

「彼女」と交われば釈放という
破格の条件を提示され、
ヤル気を出しまくる犯罪者に、

コーゾーはつけ狙われ、迫られ、
そして暴行を受けます。

しかし極限状態でボロボロになる中、
コーゾーは必死で戦います。

そしてコーゾーは、かつて離れた
実の父との再会を果たします。

かつて強く厳しい存在だった彼は、
自分の性癖を持て余し、
教え子を盗撮したことで

全てを失い、
離れ離れになっていたのでした。

しかし彼の姿は、
かつての父とはまるで違う、
弱々しいものだったのです。

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絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャルの読んでみた感想・評価

ヒドい話であるにも関わらず、
登場人物のリアクションや表情が
何とも笑えました。

しかし、性転換手術が普及する中、
こんな恐ろしい利用法があったとは。
仕掛けられた方はたまりませんね。

人を怒らせると怖いということですが、
しかしついついその基本的なことを
忘れてしまうもの。

また、島に連れて来られた人々も、
基本的に社会で生きるルールを
忘れてしまったが故なのですから、

自分を見失うのはまずいですね。

とは言え、極限状態にある彼らに、
「外」並のマナーを要求するのは
根本的に無理というもので、

コーゾーという格好の材料を
奪い合う彼らの姿は
とても恐ろしいものがありました。

ギャグや破天荒な展開で
うまくクッションを作っていますが、
本質としてはかなり王道の、

パニックストーリーであり、
骨太な読み応えがあります。

多くの前例がある孤島もの、
その典型だけにとどまらず、
独自の色合いを加え、

しかもシリアス路線だけに
進ませ過ぎないように
配慮するバランス感覚は

読み手にとっても非常に
ありがたく嬉しいものでした。

絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャルはこんな方におすすめな作品!必見

舞台に「孤島」を選んだ作品は多いですね。

殺人が発生する探偵ものもそうですし、
暴力や非合法な勝負などの作品でも、
邪魔が入らない孤島が使われてきました。

本作もそうした「孤島もの」の一つです。
性犯罪者百人を集めて、標的を巡り
サバイバルさせるというのですから、

まさに典型的な作品と言っていいでしょう。

しかし本作は標的となる「女性」が、
組長に対して不義理をした元男性であり、
さほど同情する感じはありません。

また集められている犯罪者たちも、
全員が極悪人というわけではなく、
中には主人公の父親までいます。

散々やらかしてしまった親子が、
最悪の再会をしてしまうわけですが、

そうなるとやはり親は親。
どうにか息子を助けようと、
全力を尽くします。

この救いようのない中での人情も、
本作特有の魅力です。

また物語だけを追うと、
キツく救いようのない話ですが、
随所に入るギャグで緩和されています。

こうした形で様々なギャップがあり、
しかも難しい部分がなくシンプルに
楽しめる娯楽作にもなっていたりと、

サービス精神の部分で様々な
仕掛けや配慮が感じられるので、
サクサク読み進めることができます。

絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル
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絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル
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