タイトル | 蟲姫 |
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原作・漫画 | 外薗昌也 里見有 |
出版社 | 集英社 |
ミステリアスな
転校生・宗方聴久子は
完璧な美貌と
抜群のスタイルで
男女だけでなく
虫さえも魅了する。
そんな彼女が
主人公・高砂凌一と
出会い…。
外薗昌也×里見有の
最恐コンビが描く
恐ろしくも美しい
ホラー・ストーリー!
蟲姫のあらすじ紹介
高校生・高砂凌一は
ある”悪夢”に
悩まされていた。
おぞましい数の
死体がある場所で
鋭い牙を持った
美女に襲われる
という夢…。
今日も
同じ夢を見ては
“あの女”に
襲われる寸前で
目を覚ますのだった。
この日
友人三人と下校していた
凌一は”違和感”を抱く。
違和感を抱く理由は
分からない。
モヤモヤしたまま
友人の一人・知見の家へ
遊びに行くが
家へ上がろうとしたその時
彼女の飼い犬・小太郎が
大量のアリに襲われている
ことに気づき…。
蟲姫のネタバレと今後の展開は?
知見と友人二人は
小太郎を助けようとしますが
アリはくっついたまま
離れません。
それどころか
噛みついてきました。
どうしよう…と
慌てていると
凌一が
ホースを使って
水を噴射します。
小太郎を苦しめていたアリは
水を浴びせられたことで
全て死にました。
とりあえず
一安心する四人ですが
アリに噛まれた小太郎は
痛々しい傷を負っていました。
そこで
四人は小太郎を動物病院へ
連れて行くことにします。
凌一はこの時も
違和感を感じました。
外はいつもこんなに
静かだったっけ?と…。
同じ頃
編入手続きをしに来た
“転校生”が
外を見て
虫たちが猛(たけ)ってる
と呟きました。
そして
静かですね…
鳥の声一つしない
とそばにいた教師に
話しかけます。
教師は
早く職員室へ行こう
と促しますが
聞こえていないのか
話を続けます。
先生知ってますか?
この地球を支配しているのは
人間じゃなくて
虫たちなんです。
そう言って
一匹のアリを眺める
転校生を見て
痺れを切らした教師が
早く行くぞ!と
手を引っ張りました。
その瞬間
針を刺されたかのような
痛みが走ります。
手のひらを見ると
明らかに何かが
刺さったあとがあります。
教師は
何した今!?と
転校生を見ますが…。
蟲姫の読んでみた感想・評価
「蟲姫」
面白かったです!
まさか『鬼畜島』や
『エマージング』の
作者・外薗昌也さんが
本作の原案者とは
驚きました。
そりゃストーリーも
面白いはずですよ…!
怖いのに
続き見たさで
読んでしまいます。
何より里見有さんの
画力の美しさ。
久しぶりにいいなと思う
絵を発見しました。
里見さんの描く聴久子は
恐ろしくも美しいです。
グロテスクなシーンは
目を閉じたくなりますが…。
彼女の丸くて大きい
瞳を眺めていると
吸い込まれそうで
艶のある黒い髪も
触れてみたい…
なんて思ったり。
男女だけでなく
虫でさえも魅了する
聴久子はすごいです!
にしても
聴久子は”転校生”として
凌一の前に現れましたが
一体どこから
やって来たのでしょう?
作中の”ついにキクコが
東京に来た”というセリフは
何を言い表しているか
分かりません。
もしかすると
聴久子は”虫”を使って
日本を滅ぼそうと
しているのかも。
凌一のためにも
早く聴久子の正体が
分かるといいですね…。
続きが気になるので
次巻を読もうと思います!
蟲姫はこんな方におすすめな作品!必見
読んでいて
思わずゾクッとする
漫画に出会いたい…。
そんな方には
「蟲姫」がおすすめです!
本作を原案したのは
『鬼畜島』で有名な
外薗昌也さん。
作画を担当するのは
『火傷少女』の
里見有さんです。
ホラー漫画家として
名を馳せる二人が
コンビを組んで
描いた本作は
思わずゾクッとする
仕上がりとなっています!
少しグロテスクというか
痛々しいシーンも
ありますが…
それでも大丈夫!
という方は
間違いなく
楽しめますよ。
見どころは
恐ろしくも美しい
ストーリーです。
悪夢を見続ける
主人公・凌一が
ある日
夢で見る”女”とそっくりな
転校生と出会います。
転校生の名は
宗方聴久子(きくこ)。
抜群の美貌を持つ彼女は
転校して間もなく
学校中の男女を魅了します。
そんな聴久子には
ある”秘密”がありました。
タイトルの「蟲姫」は
聴久子と関係しています。
果たして秘密とは
一体何なのか…?
それは
読んでからの
お楽しみです!
ストーリーだけでなく
絵も美しいので
おすすめですよ。