横浜線ドッペルゲンガーのネタバレと試し読み！あらすじや感想も書いてます！

4人の彫刻家が殺された･･･

次は自分かもしれないと怯えていた。

どうしてこんなことになったのか
連続殺人犯として逮捕されてしまう。

無罪を主張し続けたが
死刑執行の日はもうすぐ。

真犯人を追うクライムサスペンス！

横浜線ドッペルゲンガーのあらすじ紹介

2003年の夏、JR横浜線沿線にて
4人の他殺体が発見される。

連続殺人犯として逮捕されたのは
主人公・剣崎マコトだった。

剣崎が彫刻家として
これからという時に事件は起きた。

それが、
横浜線彫刻家連続殺人事件だった。

2014年現在、逮捕されて11年が経ち、
世間の者は剣崎の存在など
とっくに忘れかけていた。

ついに死刑執行のときがやってくる。

剣崎は死ぬ間際まで冤罪だ！
無実なんだ！と叫んでいた。

もちろん誰も聞いてくれはしなかった。

横浜線ドッペルゲンガーのネタバレと今後の展開は？

目が覚めると自分が
呼吸していることに気がついた。

街中に立っていて、
警官が話しかけてきて慌てるが
怪しんでいる様子は無い。

逮捕されたはず、死んだはずの俺が
なぜここにいる？

不思議に思っていると日付は
2003年6月10日、あの忌まわしい
事件が起きる25日前だった。

生き返ってタイムスリップしたことに
気づき、もう一度人生がやり直せると
剣崎は喜んだ。

自分に罪をなすりつけた
真犯人を必ず探し出してやる！

そうなれば誰も信用できないと思い
剣崎が訪れたのは2003年の
剣崎マコトのアトリエだった。

自分のことは自分が
1番よく理解していた。

他人は信じられないが
自分なら信じられると全てを話す。

2人とも同じ名前でややこしいので
タイムスリップしてきた方を剣崎、
若い方をマコトと呼ぶことに。

真犯人は何の目的があって
自分に罪をなすりつけたのか？

タイムスリップしたとはいえ
事件発生まであとわずか。

昔の自分とタッグを組み、
真実を暴くと心に決めた。

横浜線ドッペルゲンガーの読んでみた感想・評価

彫刻家としてこれからという
大事な時期に殺人容疑で
逮捕されてしまった剣崎。

髪がすごく長くなっていて
暗い雰囲気しか感じられない
ビジュアルが不気味でした。

無実だと言っているのに
誰も相手にしてくれない･･･

誰も味方がいなくてかわいそうで
見ていられなくなります。

やってもいないことを罪に問われ
11年間も暗く湿った刑務所に
隔離される。

気が遠くなるような
毎日からやっと開放される時は
死刑執行の日でもあります。

読み始めてすぐに剣崎の不幸さに
しんどくなりましたが

それでも続きが気になって
ページをめくってしまいました。

死ぬと思ったら事件前に
タイムスリップしていて、
ここまではあまり驚きませんでした。

しかし、真犯人への復讐のために
昔の自分と手を組むという設定が
新しいと感じました。

全体的に暗いですが
若い方の明るいマコトがいるので
どんよりしなくて良かったです。

気になるところが沢山ありますが
まだまだ重要なことは

明かされていないので
続きが気になる作品でした。

横浜線ドッペルゲンガーはこんな方におすすめな作品！必見

何者かのしわざによって殺人事件の
犯人として逮捕された剣崎。

過去に戻って真犯人を探し出し
復讐を企むストーリーです。

作中ではタイムスリップして
昔の自分に会ったり、
殺人事件など様々なことが起きます。

全4巻ということもあり展開は
早めですが、無理矢理感はなく

読者だけ置いてけぼりに･･･
ということもありません。

数多く存在するタイムスリップして
過去や未来を変えるという漫画。

もし、タイムスリップするだけだと
ありきたりだなと
感じてしまうかもしれません。

この作品は復讐と組み合わさることで
スケールが大きくなっています。

ハラハラする展開も多く、
あっという間に引き込まれる
読ませる力のある漫画です。

普段からサスペンスをよく読むという
人も楽しめると思います。

死刑執行される直前の絶望の表情や
真犯人へと迫っていく様子も
高い画力で表現されていて圧巻です。

暗くて重めなストーリーですが
読み応えがあり、映画を
見ているかのような感覚になります。

とても心に残る作品です。

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