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予告犯のネタバレ気になる結末は?実写化の原作を読むならココ!

予告犯

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル 予告犯
原作・漫画 筒井哲也
出版社 集英社

「俺が世界を変えてやる!」

ネット上に投稿された
ある動画が拡散され、話題になった。

新聞紙を被った男は犯行予告を行い
予告通りに制裁を加えていった・・・

彼らは一体何者なのか?
果たして警察は
捕まえることができるのか・・・

サイト内で【予告犯】を検索!

予告犯のあらすじ紹介

ネット社会の現代において
サイバー犯罪が横行していた。

対策のため、新たに設立されたのは
サイバー犯罪対策課。

吉野絵里香は26歳という若さにして
警視庁のエリートで美人だった。

突然、動画サイトに
犯行予告動画が投稿された。

集団食中毒を起こしたが
全く反省していない様子の
食品加工会社に制裁を加えるという。

投稿者の特定を急ぐ警察だったが
食品加工会社で火災発生との
ニュースが飛び込んできた。

動画は3つ投稿されていて、
SNSで炎上発言をした人物に
制裁を加えるというものだった。

予告犯のネタバレと今後の展開は?

犯行予告の動画に映っているのは
新聞紙で作ったマスクを被った男で
「シンブンシ」と呼ばれていた。

火災発生現場からのニュース映像に
映った新聞紙のマスクを被った男と

制裁を加えられた被害者の
証言の犯人像が一致しなかった。

警察は捜査を進めていたが
シンブンシが単独犯なのか
複数犯なのかも分かっていなかった。

あっという間に
シンブンシの動画は話題になり
彼を支持する人もいた。

シンブンシは生放送配信で
理不尽に自分を侮辱してくる
人間がいたら知らせてほしい。

「俺が殺す」と言い放った。

今まで新聞紙を被って映っていた
奥田宏明はIT企業をクビになり
日雇いで食いつないでいた。

キツすぎる職場で出会った4人とは
あだ名で呼び合う仲に。

フィリピンから父親を探しに
やってきたヒョロは金のために
腎臓を売っていた。

職場の上司は腎不全で死んでしまった
ヒョロを埋めろと言った。

人を人と思わないことに憤りを感じ
彼らは上司を殺し、やり返すために
シンブンシとして立ち上がった。

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予告犯の読んでみた感想・評価

ネット配信での犯罪予告や
制裁動画など、今の時代らしい
テーマだと感じました。

ネット上では顔が見えないせいか
罪の意識が薄れがちです。

SNSでのちょっとした発言が
炎上して個人情報が特定され
晒し者にされてしまう・・・

やりすぎだと思っていても
本気で止める人は少なく
大半が面白がっています。

現実と同じ環境で描かれているので
共感する場面が多くありました。

シンブンシが制裁を加えた人たちは
確かに酷いことをしていますが

殺す動機としては
弱い気がしていました。

しかし、警察側の視点から
犯人の視点に切り替ったところで
シンブンシへの見方が変わります。

人をボロボロになるまで使い、
人を人だと思っていない職場で
出会ったメンバー。

恵まれていない境遇にいながら
明るく生きていたヒョロの死には
涙が出ました。

シンブンシとして制裁を加えるのは
彼らなりの思いがありそうです。

もちろんやっていることは犯罪で
許されることではないですが
何とも言えない気持ちになりました。

予告犯はこんな方におすすめな作品!必見

ネット社会の現代に通じる闇が
描かれています。

SNSの炎上、個人情報特定、
晒しなど普段からネットを使っている
人間にとっては身近なもの。

集団で匿名というネット上で
大きくなりすぎた力は

誰にも止めることはできないと
思い知らされます。

理不尽に侮辱してくる、人を人とは
考えていない人間が多いことや

人間の汚い部分がこれでもか
というほど見せつけられます。

現代社会に生きる人にとって
共感できる部分が多くある
内容になっています。

シンブンシに執着し、
必ず捕まえてやる!という警察と
用意周到で捜査の手から逃れる4人。

犯罪組織対警察が繰り広げる
熱い展開に夢中になること
間違いなしです。

絵も綺麗で読みやすく、
ストーリーはしっかり練られていて

特にネットに関する知識の量は
驚くほど多いです。

考えさせられる、
しっかり作り込まれた漫画が
読みたい人にぴったりな作品です。

全3巻なのでテンポよく進みますが
内容に深みがあるので
読み応えは抜群です。

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