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QQスイーパーのネタバレと感想!あらすじや無料試し読み!

QQスイーパー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル QQスイーパー
原作・漫画 最富キョウスケ
出版社 小学館

幽霊が出ると恐れられ、
誰も近寄りたがらないという旧校舎。

主人公・西岡文は
何かに呼び寄せられて
旧校舎の部屋へとやってくる。

その部屋は美化委員の堀北玖太郎が
綺麗に掃除していた部屋で・・・

お掃除ラブファンタジー!

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QQスイーパーのあらすじ紹介

生きている限り汚れていく。

大切なあの子との思い出が
消えてしまう前に綺麗にしよう・・・

「その先の部屋だよ」

誰かが私を呼ぶ声が聞こえる。

何かに導かれ、連れてこられたのは
木の匂いがする古い部屋。

部屋にあるもの全てが古いのに
ホコリ一つ落ちていない、
誰かが大切に使っている様子だった。

ここから私の人生が始まった。

私立高等学校に通う、2年の
堀北玖太郎はきゅーちゃんと
呼ばれている。

美化委員で、朝早く学校へ行って
掃除をしていると
驚きの光景を目にする。

QQスイーパーのネタバレと今後の展開は?

なんと学校の中で布団を敷いて
寝ている女の子がいた。

今日から編入してくる西岡文だった。

玖太郎がどんな人なのかクラスの子に
聞いてみると、変わった人で
とにかく掃除が上手いという。

旧校舎にある部屋で
布団を敷いて寝ていたのは
住むところがなかったから。

両親は既に他界し、親代わりの親戚は
夜逃げしてしまった。

そのため、玉の輿を目指している。

旧校舎には幽霊が出るという
噂があって誰も近づかない。

さっきまで部屋には
無かったはずのドアが現れ、
「タスケテ」と聞こえる。

怪しいと思いながらも
ドアを開けてしまった文は
信じられないものを目にした。

学校から繋がる場所に謎の空間があり
たくさんのドアがあった。

巨大で黒いムシが襲いかかってくるが
玖太郎が助けにきてくれる。

ここは汚れた感情を
溜め込んでしまった人間の心の中。

ムシは人の精神を壊す存在で
そうなる前に掃除することが
玖太郎の役目だという。

住むところと仕事を探していた文は
玖太郎と同じ掃除屋として
活動することになった。

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QQスイーパーの読んでみた感想・評価

両親も既に亡くなって、
親戚が夜逃げしてしまい
住むところもなくなった文。

いくら住むところがないからといって
学校の旧校舎に布団を持ち込んで

寝るなんて神経が図太くて
笑ってしまいました。

誰もいない暗くて不気味な学校に
1人で普通に眠れてしまう文は
すごいと思います。

しかも後日、
旧校舎の幽霊の話を聞いても全く
気にしていなかったのも強いです。

文はは確かにかわいいですが
自分で自分のことを

美人と意識している辺り、
好感度が高かったです。

玉の輿を狙って、
クラスの男子を物色したりしていて
ちゃっかりしています。

どこにいても1人で生きていけそうな
たくましい主人公でした。

ムシは嫌いで苦手ですが
漫画に登場するムシは動かないし

見る分には平気なので
この作品も大丈夫でした。

きゅーちゃんも謎の多い人物で、
無口で何を考えているか
分からないけど

ピンチのときに駆けつけてくれて
かっこよかったです。

まだまだ謎が多いので
明かされるのが楽しみです。

QQスイーパーはこんな方におすすめな作品!必見

お掃除漫画といっても
普通の掃除ではなく、ムシの掃除です。

人間の心に宿る、
負の感情に寄ってくるムシという存在。

その心の持ち主の精神が
壊れないためには心の掃除が必要です。

ムシはムカデを大きくしたような
シルエットだったり、
様々な姿形をしています。

ムシが苦手な人やグロいのが苦手!
という人は注意が必要です。

グロも平気でムシは嫌いだけど
漫画なら平気!という人は
問題なく読めると思います。

汚い部屋で過ごすと心が病むと
よく聞く通り、心の汚れと
部屋の汚れは繋がっています。

自然に、掃除をしなければ!という
気持ちになれるので掃除が嫌いな人は
読むとやる気が出てくると思います。

人の心の闇と向き合う作品なので
考えさせられたり、タメになります。

シリアスなトーンで続きますが
所々にはさまれるギャグのおかげで

重くなりすぎず、
丁度良くなっています。

気になる謎も多く、テンポ良く進み
引き込まれます。

しっかり作り込まれていると
感じられるストーリーで
読み応えもばっちりです。

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