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チョコレイト ジャンキーのネタバレと気になる結末は?あらすじや感想もあり!

チョコレイト ジャンキー

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル チョコレイト ジャンキー
原作・漫画 筒井旭
出版社 集英社

職場で陰口を叩かれ、
町では自転車にひかれ、

仲間と飲んでは酔い潰れ、
家に帰ったら家具はなく、
その直後自室に車が突っ込む。

超不幸体質かつ素直になれない
地味系女子の奥さんが、
いじめっ子の喜多川君と再会し……。

斬新な巻き込まれ主人公と、
意外と善人なオラオラ系男子が
独特の世界観を展開していく、

新感覚ラブコメです。

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チョコレイト ジャンキーのあらすじ紹介

上京して五年が経つ奥さんですが、
バイト先での評判も良くなく、
私生活も充実せず、

おまけに不幸が起こったりと
かなり冴えない日々でした。

そのうっぷんをお酒で晴らそうと
していた奥さんですが、
見事に酔い潰れてしまった挙句、

帰ってみると業者のミスで
家具が全部なくなっており、
しかもその直後に自室に車が突っ込み、

住む家も何もなくしてしまいました。

しかし頼る人も見つからず、
「ネットカフェ難民」を試みるも
所持金が足りずという中、

奥さんは数年ぶりに
しっかりした意識で
かつて自分をいじめていた、

喜多川君と再会するのでした。

チョコレイト ジャンキーのネタバレと今後の展開は?

上京して五年、すっかり東京も
長くなった奥さんですが、
その地味な風貌と性格から、

職場では微妙に軽んじられ、
将来の展望もなくと、
毎日が充実してはいませんでした。

職場で軽口を叩かれた上、
街でぶつかった人から罵声を浴び、
直後に自転車にひかれた奥さんは、

その憂さをお酒で晴らそうとします。

しかし楽しく飲んでいたはずが
いつの間にか沈んでしまう首席で、

奥さんは「喜多川」という
名前を聞いて恐怖します。

喜多川 葵君こそは、
小学校時代、いじめられている奥さんに
割って入り、

「奥をいじめていいのは自分だけだ」と
宣言したほどのオラオラタイプであり、
その後もパシリをさせられたりと、

様々な嫌な目に遭った相手だったのです。

しかし、奥さんは進路を問われた時に
嘘の言葉を述べてそのまま上京したことを
後ろめたくも感じており、

その感情を払拭しようと、急ピッチで
お酒を飲み続けていると、
うっかり意識をなくしてしまい、

再び目覚めた時には、
その喜多川君と一緒に、
船に乗っていたのでした。

しかし喜多川君は、ロマンチックな
感じも出しつつも相変わらずの性格で、
とにかくその場を逃れようと、

家に逃げ帰った奥さんですが、
そこには家具はありませんでした。

どうやら隣室の住人と間違えて
業者が家具を持っていったと、
戸外で大家さんと話していると、

奥さんの自室に車が突っ込み、
帰るべき部屋が
完全破壊されてしまうのでした。

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チョコレイト ジャンキーの読んでみた感想・評価

あらゆる形で意表をつかれましたね。

例えば、主人公の奥さんは、
真面目ですが見た目は地味で、
意地悪をされた過去を持ち、と、

典型的な巻き込まれ型ですが、
それだけにはとどまらず、

まったく無根拠に生活の基盤を
全部吹き飛ばされてしまうような
超不幸体質の持ち主でありながら、

かなり酒グセが悪く、
しかも素直に自分の気持ちを
相手に伝えることができない、

かなりの「厄介系」でもあり、
その時点で相当ビックリしました。

まさか家具や自室が立て続けに
あんなことになるなんて、
まったく予想できませんでした。

一方の超オラオラ系な喜多川君は、
成長するにつれ口は悪いものの
教師として周りを気遣える上、

初対面の年下男性も諭せるし、
酔いつぶれて無茶な要求をする
奥さんを介抱することもできる、

人間力の高い大人として
社会を生きています。

本来、攻めている側が「悪い」、
こういった形の物語で、
本作のような対比になることは珍しく、

読んでいて驚きと笑いを
繰り返してしまいました。

脇役の奥さんの友達など
個性の強いキャラも多く、
読んでいて飽きることがない、

密度の高い一作だと思いましたね。

チョコレイト ジャンキーはこんな方におすすめな作品!必見

弱い感じの女性と俺様系の男子、
創作の中では良くある組み合わせですが、
女性の側に同情はできても、

イマイチ関係が画一的で、やり取りも
予想ができてしまったりと
パターン的な部分がありますが、

本作の主人公、奥さんは、
超オラオラ系の喜多川君から逃れる、
的なスタンスを取っていたものの、

自室の荷物を手違いで処分され、
そのも直後に車に突っ込まれるという
超規格外の不幸体質を持っており、

しかも強烈に酒グセが悪く、
素直になれない性格がありと、
かなり厄介な部分が強いタイプで、

「非がない」ことが多い
巻き込まれタイプの主人公としては
非常に斬新で、

一方の喜多川君は、かなりの
オラオラ系ながらも常識的で、
面倒見が良かったりと、

色々な意味でバランス感覚があり、
振り回し型の主人公としては
相当に珍しく、

そんな「変わった」二人による
独創性たっぷりの物語は、
この種の作品に慣れている方にも、

大いに満足できる個性的な一作だと
私は思いました。

全体的にも予想がつかない展開が多く、
読み物としての純粋な面白さもあり、
かなり丁寧な印象もあります。

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