タイトル | PとJK |
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原作・漫画 | 三次マキ |
出版社 | 講談社 |
女子高生のカコが歳をごまかして
参加した合コンで出会ったのは
かっこいい大人の男・功太。
いい感じの雰囲気になって
恋のはじまりだとワクワクしていると
なんと功太の職業は警察官だった!
2人の純愛、年の差ラブコメディ!
PとJKのあらすじ紹介
高校生のカコは友達の三門に誘われて
合コンに行くことになった。
社会人ばかりが集まるため
童顔の22歳という設定で参加した。
三門のお姉さんがカコにテキーラを
いつも沢山飲んでるよねと渡してくる。
飲めなくて戸惑っていると合コンに
来ていた功太が代わりに飲んでくれた。
さっきのお礼を伝えると
途中まで一緒に帰ることに。
付き合っている人はいるのかと
聞かれて、いないと答えると
良かったと言われた。
なぜそんなことを聞くのかと聞くと
もっと仲良くなりたいと
思ったからだという。
PとJKのネタバレと今後の展開は?
良い感じの雰囲気に
これが恋のはじまりってやつかも!と
喜んでいたカコ。
しかし、ボロが出て16歳だと
バレてしまった。
高校生だと知った功太は
酒を飲んでないか確認してすぐに
タクシーを呼んで家まで帰らせた。
三門と自転車で2人乗りしていて
警察署の前で注意してきた
お巡りさんは功太だった。
功太くんだよね?と聞いても
自転車の防犯登録はしているか、2人
乗りは違反などの話しかしてこない。
別れ際に最近、不審者が出ているから
気をつけなさいと言った。
あの時の優しさはなくなり
態度がガラッと変わった功太。
仲良くなりたかったのは
22歳のカコで、高校生の
私じゃないと落ち込んでいた。
全て忘れることに決めて
遊んだ帰り道に不審者に
連れていかれそうになってしまう。
駆けつけたお巡りさんは功太で
不審者を捕まえてくれた。
それからというもの
相変わらず職務中の態度は冷たいが
話してくれるようになった。
早く大人になりたい、
隣に並べるようになりたいと
功太に惚れ直した。
PとJKの読んでみた感想・評価
とにかく功太がかっこよかったです。
合コンで出会って16歳だと知って
すぐ家に帰してくれたシーン。
警察官だからという理由もありますが
ちゃんとした大人の印象が
強かったです。
高校生だとバレてしまったときは
せっかく良い雰囲気になったのに!と
少し残念でした。
しかし、真剣に考えているからこそ
冷たい態度を取っているので
何だか自分のことみたいに
嬉しかったです。
不審者を捕まえるシーンは思わず
何度が読み返したほど見とれました。
警察官はただでさえ
かっこいいイメージがあるので
功太のイケメンっぷりと合わさって
さらに良かったです。
三門ちゃんのキャラが好きで
個人的に1番気に入りました。
主人公のカコはかわいいですが
パッと見、普通のどこにでもいそうな
高校生なので好感を持ちました。
まっすぐで思いやりがあって明るくて
功太も褒めてくれたように内面が
良い子すぎて応援したくなります。
ずっとラブラブで幸せそうな2人を
見ていたいと思いました。
PとJKはこんな方におすすめな作品!必見
タイトル通り、警察官と女子高生の
ラブコメディです。
警察官と女子高生という
あまり無い組み合わせで
純粋な恋愛が描かれています。
真剣な関係なので中高生が安心して
読めるのはもちろん
大人が読んでも満足できるような
ときめきもあります。
きゅんきゅんする甘い恋愛だけでは
なくコメディ要素もあって笑えるので
飽きません。
早く大人になりたい、
異性として見てもらいたいと
年の差のせいで悩んだり。
彼の同年代の女性と比べてしまったり
年上の男に憧れる女子の気持ちが
リアルに描かれていて
共感できる内容です。
展開も早いので片思いの間より
両思いになってからの話が
読みたいという人にぴったりです。
ツッコミどころもありますが
あくまで少女漫画でラブコメなので
細かい所は気にならない人なら
全く問題ありません。
綺麗でかわいらしい絵柄で
目はそこまで大きくないので
男性も読みやすいと思います。
映画化もされていて男女ともに
大人から子どもまで楽しめる作品です。