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「アキと花織は」のネタバレと感想です!結末、最終回ってどうなる?

「アキと花織は」

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 「アキと花織は」
原作・漫画 すぎさき瑛梨
出版社 ロマンチカ出版

デブでブサイク、成績も並以下、
クラスメイトからはイジメの
対象となっていた少年・アキ。

入学した高校でたまたま隣の席になったのが
才色兼備の美少女・花織。

一目で彼女に恋したアキは、
彼女に振り向いてほしい一心で、
なりふり構わぬ行動に走る。

アキの恋の行方は?

そして、花織の気持ちはどう動く?

LINEコミックをはじめとした
電子書籍で人気の学園恋愛
コミックです。

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「アキと花織は」のあらすじ紹介

小・中学時代を通して
イジメを受けてきた、続 明夫(アキ)は、

大した期待もなく入学した高校で、
初日から運命の出会いを経験します。

初めて机をつけてもらった相手、
学校一の美少女、名波花織に
一目ぼれしてしまいます。

勉強は学年トップクラス、かつて
バレエをしていたこともあり、

運動能力も抜群、スタイルもいい
花織に対して、成績は下のグループ、
運動は…苦手。

太っていて、見た目もこれまで
「ブサイク」と言われ続けてたアキ。

絶対に釣り合うことはない、彼女に
するなんて無理、と思うところを

なぜか妄想全開のアキは、花織を
振り向かせるために、前代未聞の
行動を開始します。

勉強も、スポーツも、さらには
容姿までも、絶えまぬ努力と行動で、
劇的な変化を遂げていきます。

最初はクラスの中の一人程度にしか
感じていなかった花織ですが、その

感情にも徐々に変化が
現れるようになります。

さらに、最初は冷ややかに見ていた
クラスメイトも、アキを次第に見直すように
なっていきます。

その様子を横目に、花織は自分の感情が
どこに向かっているのか
葛藤するようになり…。

「アキと花織は」のネタバレと今後の展開は?

成績優秀・運動能力も抜群の花織ですが、
性格的には多少難アリのところがあります。

自分の生き方に干渉する親にはあくまで
従順にふるまいます。

特段クラスメイトと打ち解け、楽しく
学校生活をおくるという意思もなく、

その結果、容姿だけ見ていた男子からは
引かれることに。

自分をして「つまらない人間」と
つぶやかせたりします。

本来進もうとしていたバレエの道に
挫折したことに遠因があるようで、
親からもその点を指摘されます。

アキの変化に触れて自分の気持ちも
変化していきますが、それを認めることが
できないでいます。

恋愛に対して否定的見解を示す
母親にも八つ当たりに近い言葉で
言い返します。

一方のアキは、花織に釣り合う男になろうと
努力を重ね、その結果、クラス女子の
人気者になっていきます

(男子からは「調子に乗っている」と
評されますが)。

勉強時間を増やし、体育の課題である
ダンスについては、
マイケル・ジャクソン(?)を

参考にトレーニングを重ね、さらに
バイトを重ねて金を得、容姿も
整形に手を伸ばします。

花織への好意は永遠と自分では
思っているのですが、人気者に

なってしまっていることに
思い上がり始める兆候も。

花織もそんなアキに対するいら立ちと
自分の気持ちの間で葛藤を
繰り返すことになります。

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「アキと花織は」の読んでみた感想・評価

王道の学園恋愛モノではないでしょうか。

ブサイク・成績もよくない・運動もできない
主人公が、高嶺の花のヒロインに
近づきたいために努力を重ねる。

その姿は、いかに時代が変わっても
心を動かされます。

自然と主人公アキを
応援したくなってきます。

だから、「思い上がり」の兆候が
出てくることには「おいおい」と
いった感じです。

ちゃんと初志貫徹しろよ、と
発破をかけたくなる。

でも、それも王道なんですが。

主人公に触れることで、抱えている
闇の部分が徐々に晴れてきて気持ちが
揺れ動いていく花織の姿も、やはり王道。

多少性格に難はありますが、闇の部分の
描写(特に両親の態度)を
みるにつれ、こちらも

応援していきたい
気持ちになります。

近くなりそうで、なかなか相手の気持ちに
触れることができない、そのもどかしさ。

ただ、絵のタッチのせいなのか、
あまりイライラはしません。

主人公もヒロインも、ダメなことを
しても許せる気がしてしまいます。

これからどうなっていくか、
アキは大丈夫か、花織はちゃんと

「幸せ」をつかめるか、読んでいて
目が離せません。

「アキと花織は」はこんな方におすすめな作品!必見

高校生活でのお話ですが、アキの
努力の仕方はどちらかというと社会人に
なってから経験するような気も。

計画→行動→結果→検証→修正と、
いわゆる「PDCA」していて、それが
成功してしまっているところが、すごい。

「アオハル」が既に遠い昔になって
しまった方でも、意外の身近に
感じるのではないでしょうか。

高校を舞台にした青春恋愛を
期待している方のみならず、

ビジネス成功物語が好きな人にも
おすすめできる作品です。

草彅剛主演のだいぶ前のドラマ
「恋におちたら?僕の成功の秘密?」
や、さらに前の織田裕二主演

「お金がない!」とかあたりと
同じような匂いがするような気もします。

あらゆる面で「ダメ」だった主人公に、
「自分は完璧」(と言い聞かせてきた)
ヒロインが惹かれていくという展開も、

ベタではありますが、昔から人を
魅了する要素でしょう。

ある意味では、はやりの「ツンデレ」
要素も垣間見えます。

女性向けコミックとなっていますが、
主人公が男性、ということもあり、

どちらかといえば、男性(もてない、
残念な、という人)うけする
ような内容になっています。

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