満月をさがしてのあらすじとネタバレと感想を書いてます！最終回が気になる！

12歳の神山満月は歌手を夢見ていた。

命にかかわる喉の病気に
かかっていたが音楽だけは
諦めきれない。

満月を見て、私を思い出せるように･･･

アメリカに留学している英知くんに
思いを馳せて、恋のうたを歌っていた。

満月をさがしてのあらすじ紹介

おばあちゃんは音楽に大反対して
「汚らわしいもの」だと言っている。

おばあちゃんはなぜか満月が
外に出ることを禁止しているため

病院の若王子先生に
往診してもらっていた。

手術を勧められるが、
「死ぬのは怖くないけど
歌えなくなるのは怖い」と言った。

新人アーティストのオーディションに
勝手に応募していた満月は
一次審査を通過していた。

二次審査に行きたいため、
病院に行くと嘘をついて外に出たいと
先生に頼むが断られてしまう。

満月をさがしてのネタバレと今後の展開は？

おばあちゃんに正直に話してみるが
二度と歌手になりたいなんて
言うなと怒られた。

どうしても諦められず、どうやって
外に出ようかと悩んでいると
壁から2人の男女が出てきた。

うさぎとネコ耳でかわいい見た目の
めろことタクトは死神で
満月が1年後に死ぬと告げた。

満月の死を阻止しようとする者がいて
その人間と満月を会わせないために
来たという。

どうせあと1年の命ならと満月は
オーディション会場へ向かった。

どうしてもお願い！と頼む姿を見た
タクトはオーディションへ行くことを
許してくれた。

色々な姿に変身できる術を使える
タクトに16歳の姿に変えてもらい、

その間は健康体で歌えるように
してもらった。

しかし、このオーディションで
受かる人は最初から決まっていると
知り、落ち込んで暗くなってしまう。

審査員に化けたタクトが
歌好きなんだろ？と声をかけ
満月は歌い出した。

その歌声と笑顔を見た審査員は
オーディションを中止して
満月を合格させると決めた。

満月をさがしての読んでみた感想・評価

昔、1巻だけ読んだことがあった作品
なので久しぶりに読んで
とても懐かしいと感じました。

種村有菜先生の作品には
名前が珍しい子がたくさん登場します。

この作品だと満月や若王子先生、
めろこなど。

可愛くて個性的な名前に憧れていた
ことを思い出しました。

大人びていた印象が強く、
もっと上かと思っていたんですが

主人公の満月が12歳という設定に
驚きました。

死ぬよりも歌えなくなる方が
怖いという言葉は胸に刺さりました。

アメリカに留学している英知くんも
イケメンでした。

この作品のなかで1番好きだったのが
死神コンビなので、また見れて
嬉しかったです。

斬新なコンビ名や、コスチュームなど
作者のセンスが色んな場面で
活きています。

満月の寿命があと1年という短さ
なので英知くんに会えるのかどうか。

歌手になる夢を叶えられるのか
最後は死んでしまうのかなど
気になるところがたくさんあります。

1巻しか読んでいないのは
もったいないと思うので
続きも読みたいと思いました。

満月をさがしてはこんな方におすすめな作品！必見

喉に病気がある12歳の少女が
歌手を目指していくストーリーです。

しかし、普通の職業ものの
シンデレラストーリーではありません。

キラキラした世界を描いていて
誰もが憧れるような舞台が
広がっています。

歌手を目指して勝手に
オーディションに向かう途中で

死神から余命1年だと告げられる
斬新な展開になっています。

少し古い作品なので現在の
種村有菜先生の絵柄に慣れている人は
違和感があるかもしれません。

目も大きく描かれていますが、
慣れれば気にならなくなります。

キャラクターの個性も豊かで
オリジナリティーがあり、

他の作品にはない魅力もたくさん
詰まっています。

小学生向けに連載されていたとは
思えないほど深いストーリーに
なっています。

主人公は大人びていて、
今読み返しても12歳という年齢に
驚くほど。

余命わずかと知っても
強い気持ちを持って前に進む
満月の姿は勇気づけられます。

低年齢向けの作品という理由で
読まないのはもったいない作品です。

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