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ポチクロのあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

ポチクロ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル ポチクロ
原作・漫画 松本直也
出版社 集英社

魔界のゴロツキのクロが、
釣りでゲットしたのは、
なんと人間の女の子!

しかしクロはその娘に
恋をしてしまいますが、

人間は魔族にとって、
超希少な食材でもあり……。

言葉や習慣など、色々な要素の
「違い」が非常にリアルなのが
とても面白い、

新機軸の異世界ラブコメです。

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ポチクロのあらすじ紹介

魔界の外れで、ゴロツキをしている、
魔族、クロとレオは、
食材探しのために釣りをしていたら、

何と人間の女子を釣ってしまいます。

しかしクロは、その人間の娘に
「ポチ」という名を付け、

恋をしてしまうほどに
近い距離に踏み込んでいきます。

しかし人間は魔界では
超珍しい「食材」であると同時に、

しかも食せば物凄い力が
手にできるという伝説もあり、
かくまえば重罪の掟もあるので、

何とかバレないように、
普通の魔族的な暮らしを
していかなければなりませんが、

そこでうっかり王子に出会い
ポチは魔王たちの本拠まで
連れ去られてしまうのでした。

ポチクロのネタバレと今後の展開は?

あらゆる魔族が住まう魔界を
統べる魔王がいる魔王城を、
うっすら望むゴロツキたちのすみかで、

腹を空かせているワルのクロとレオ。

彼らは食材をゲットするべく、
釣りをしていましたが、
そこに人間の女の子が釣れてしまいます。

魔族にとって人間は、「幻の食材」で、
食べた魔族は天下を取れるとさえ
言われているほどでしたので、

クロたちはノリノリで「料理」を
準備していきますが、
人間には魔法は効かないので、

予想外に手こずることに。

そうこうしている間にその娘は
目を覚まし、用意してある
調理器具を使ってパパッと、

たくさんの料理を一挙に
完成させてしまいます。

今まで味わったこともない料理に
クロは大満足すると同時に、
その娘にドキドキを感じます。

クロはその娘を「ポチ」と呼び、
料理の恩返しをしようとしますが、
帰ろうとする彼女の身を案ずるあまり、

ポチの持っていた写真を破いたため
彼女を怒らせてしまいます。

一人で外に出てしまったポチを
追ってきたレオもまた、
彼女に同情していきますが、

その時、地域にはいないはずの
巨大な蛇が現れ、ポチを
丸呑みにしてしまったのでした。

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ポチクロの読んでみた感想・評価

とっても意外な展開に
思わずワクワクしてしまいました。

まずいきなり人間の女の子が、
魔界に「釣られる」という展開が
とても斬新でしたね。

異世界に行っても最近の作品は、
案外うまくやれるような
感じの「調整」が入っている感じで、

安心できる点が多いのですが、
本作はまったくその辺が厳しく、
言葉もまるで通じず、

習慣も完全に違う形で、
ハラハラ感がかなりありましたね。

一方、釣った側のクロたちは
何だかんだでいい奴らであり、

ポチさんも魔法が効かないという
強力なアドバンテージがあるため、
絶望感や妙に沈んだ感じはなく、

テンションを維持したまま、
熱く激しくそして楽しく、
バトルとラブコメ的展開が、

テンポ良く連続されていって、
読んでいる側としても実に
ストレスを感じずに済みましたね。

バトルも基本的にはとても明快で、
戦略はあっても騙しはなく、

読み手にも伝わりやすい点が
実に面白かったですね。

野心的な一方で常識的な
厳しい状況を、うまく
描き切っている楽しさがありますね。

ポチクロはこんな方におすすめな作品!必見

異世界ものと言うと、当然主人公が
大活躍したりするわけですが、普通に
会話や食事もできるのが常となっています。

しかし、地域によっても時代によっても
違いがある言葉が異世界でも、しかも
日本語が通じるというのは、

本来的にはかなり無理がある
設定ではあるのも確かです。

その辺りを「割り切る」のではなく、
あえて真正面から描いてみせたのが、
本作「ポチクロ」ですね。

ボーイミーツガールな展開や
強力な敵との決戦など、
王道かつ正統派な物語ですが、

一方で釣られた形の
人間女子の「ポチ」さんは、
まったく言葉も通じず、

何やらヘンテコな食事にも
まるで慣れずといった感じで
かなり大変な感じがあります。

しかし、だから絶望なのかというと
決してそうではなくて、

クロのような良い協力相手や
自分の特技を十分に活かせば
生きていく道があるというような、

厳しいながらもリアル感ある
異世界ものを読みたい方には
本作は素晴らしい一作です。

熱血バトルものでありつつ、
「魔法は人間に効かない」ために
超強力な魔法をポチが無効化したり、

思わぬ適材適所が完全に
ハマっているところも面白いですね。

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