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せいせいするほど、愛してるのネタバレや結末が気になる漫画!

せいせいするほど、愛してる

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル せいせいするほど、愛してる
原作・漫画 北川みゆき
出版社 小学館

恋に仕事にと充実する未亜。

元カレと揉めて
困っていたところを
助けてくれたのは、

なんと会社の副社長。

しかし未亜は徐々に、
その副社長三好に
惹かれていき……。

恋だけでなく、公私ともに
しっかりとやっていく
バランス感覚が嬉しい、

大人の恋愛漫画です。

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せいせいするほど、愛してるのあらすじ紹介

仕事を辞めて結婚してくれ、と
プロポーズしてきた彼氏に冷め、
別れ話に至ったものの、

彼氏がストーカー化するなど
仲がこじれてしまったOL、未亜。

そんな彼女を大胆なやり口で
救ってみせたのは、
会社の若き副社長、三好でした。

辛辣ながらも的確で、しかも
気遣いの心もある三好に、
惹かれていく自分を感じる未亜。

しかし一方で安易には
近付きたくないとも思い、
距離を取ろうともしますが、

そんな中でふいに起こった
トラブルを解決してくれたのも
三好だったのでした。

せいせいするほど、愛してるのネタバレと今後の展開は?

25歳のOL、未亜。

仕事にも充実感があり、彼氏もいて、
公私ともにいい感じでしたが、
仕事を辞めてくれと、彼氏から

提案されてしまいます。

それは彼からのプロポーズを
意味していたのですが、
未亜は仕事を続けたいと思っていました。

そのため彼からの求婚にも、
心がときめかず、むしろ完全に気持ちが
冷めてしまいました。

そんな折、未亜は親友の真咲が担当した
作家の卵である久野が、新人賞を受賞し、
小説家デビューを決めたという話を聞き、

同じホテルで仕事があったために
表彰式に赴くことにしました。

久野は現役証券マンという、
若く理知的な男性で、社交的でもあり、
改めて友達だけで飲み直さないかと、

気さくに提案してきます。

しかしその友達の三好海里こそ、
かつて鉢合わせした未亜に、
辛口の対応をした本人でもありました。

その毒舌ぶりにふさわしいほどの
視野の広さを持つ三好は、
未亜の元彼とのトラブルにも

完全に気付いており、
追い詰められていた未亜の承諾を受け、
大胆な「対処法」を実行します。

それは未亜にとっても驚きの
解決方法でしたが、後に会社で、
彼の姿を見た未亜はさらに驚きます。

何故なら彼は、未亜の勤める会社の
社長の息子であり、若くして
副社長の地位にあったからです。

しかも三好は意外に視野も広く、
未亜のことも良く見ていて、
その細やかな気遣いに、

未亜の「女性」の部分は
「再起動」を開始するのでした。

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せいせいするほど、愛してるの読んでみた感想・評価

社会人として、仕事をやる人間として
報われる雰囲気が漂っているのが
嬉しい一作ですね。

「大人の恋」を扱う作品は多いですが、
「恋愛」を主軸に据えるとなると
どうしても登場人物の気質も、

恋愛体質と言うか、仕事は二の次的な
考えを持つことが多くなりますね。

もちろんそういう考えも有意義ですが、
時と場合によってはやはり、
仕事に熱く燃える人たちの姿を、

堪能したい気分というのも出てきます。

その点本作は、彼女の仕事を
あまり重視しない元カレと
仕事の鬼である副社長の対比があり、

「仕事重視」の姿勢は明白で、
頑張っている人が報われる、
そんな雰囲気が心地良いですね。

とは言え、仕事、仕事、だけだと、
肉体的にはもちろん、精神的にも
しんどくなっていく一方なのですが、

本作の主軸はあくまで恋愛ものなので、
えげつない業務が連続してくる描写に、
心が荒むこともありません。

こうしたバランス感覚を支えるのが、
三好副社長という形ですね。

プライベートでは緩いものの、
仕事は極めてキッチリ、しかも
鬼軍曹タイプではなく、

部下のミスにもサラリと対応し
気遣いを忘れないなどの、
理想の上司ぶりが心地良いです。

恋愛感情抜きに見ても、
彼の下でならいい仕事が
できるだろうと思えますし、

実際支持されている雰囲気も
見て取ることもできますね。

久しぶりに恋愛スイッチが入って
自分の感情に戸惑う未亜さんも、
少女っぽさと大人っぽさが同居して、

その豊かな感情が非常に魅力的でした。

せいせいするほど、愛してるはこんな方におすすめな作品!必見

危険な匂いがする男性に女性が惹かれる。

現実かどうかはともかくとして、
フィクションならジャンルを問わず、
お馴染みと言っていい状況です。

しかし、一口に「危険」と言っても
色々と種類や度合いの強さがあり、
さじ加減を間違えると大変です。

例えばオラオラ系が行き過ぎてDVとか、
純愛が偏り過ぎてストーカーとか、
作中の主人公も大変だし、

読み手としても感情移入できない、
そんな男性キャラが登場しがちです。

しかし本作の三好副社長は、
仕事は文句なくデキるし、
ストーカーを撃退する度胸もあると、

純粋に人間として頼りになる感じであり、
強気ではあるものの俺様系ではなく、
強引ではあっても乱暴ではありません。

このあたりの絶妙なバランス感覚が
ハラハラとドキドキを生み出しており、
しかも安心できる部分もあります。

社会人と言うか、人の上に立つ
存在として良い意味で「まとも」で
信用できる相手との恋愛物語を、

楽しみたい「大人」な読み手には、
本作は最適と言えるでしょう。

コメディ的描写を含まれていますが、
軽くなり過ぎることはなく、
他の要素も本筋を邪魔しないので、

恋のドキドキに集中して委ねられる
作品としての「信用」が
高いのもありがたいところですね。

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