タイトル | 瑠璃色幻花 |
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原作・漫画 | 津雲むつみ |
出版社 | 集英社 |
瑠璃(るり)。
その女は”毒”を持ち
男たちを魅了する
美しき大輪の花。
平凡な男・堀江透は
ある日彼女と出会い
魅力に溺れていく。
しかし瑠璃は”既婚者”で…!?
『闇の果てから』などの
漫画家・津雲むつみが描く
愛のヒューマン・ドラマ!
瑠璃色幻花のあらすじ紹介
平凡な堀江透はある夜
声をかけられる。
声をかけたのは”瑠璃”。
不思議な雰囲気の漂う
美しい女だった。
透は出会って間も無く
彼女と肉体関係を結ぶ。
”何も聞かない”という
約束付きで…。
それから毎週金曜の夜
二人は愛し合うが
二ヶ月を過ぎた頃
透が瑠璃に言った。
「瑠璃、きみの名前が
知りたいんだよ」
「瑠璃よ」
「そうじゃなくて…」
瑠璃は自分の名前以外
素性を明かさなかった。
どうしても気になる透は
彼女を尾行することにーー
瑠璃色幻花のネタバレと今後の展開は?
瑠璃を尾行すると
彼女は西麻布の大きな
マンションに入りました。
尾行されていると
気づいていない瑠璃は
そのまま自分の家へ…。
豪華なリビングには
彼女の夫らしい男が
待っていました。
「瑠璃、ずいぶん
ごゆっくりだったね」
「あの子はそんなに
いいかい?」
瑠璃は帰ってくるなり
透のことを聞かれます。
「さあ言ってごらん
あの子はどんな風に
かわいがってくれた?」
そして男は瑠璃も
いったのかと高圧的な
態度で顎を掴みました。
瑠璃がその問いに頷くと
男の表情は険しくなり
彼女の頬を叩きます。
「……では、お前には
罰が必要だね」
戸棚から縄を取り出し
瑠璃の両手を縛りますーー
翌日透は職場で
怒られていました。
あれから尾行した
瑠璃が忘れられなくて
仕事に集中できません。
そんな中透に
一本の電話が入ります。
相手は瑠璃でした。
『ごめんなさい…
今週の金曜日行けないの』
「え…どうして?」
透が理由を尋ねても
彼女は教えてくれません。
金曜日当日の夜
透は家で飲みながら
退屈な時間を過ごします。
するとその時
瑠璃が頭に思い浮かび…。
瑠璃色幻花の読んでみた感想・評価
津雲むつみさんの絵は
何度見ても惹きこまれます。
特に女性の裸体は
息を呑むほど素晴らしい!
私が本作を読もうと思った
きっかけは表紙絵です。
艶やかな色の下着を着て
ニコッと微笑む表情が
とても魅力的で…。
まず面白そうな物語より先に
瑠璃の花のような美しさに
思わず見惚れました。
男だったら絶対
惚れますよ~!
結局彼女の正体は既婚者で
夫はアブノーマルだった
というわけですが
これを知ってしまった
透はどうなるのでしょう。
純粋な透がショックで
倒れないか心配です…。
ちょうどいいところで
終わってしまったので
展開が気になります!
瑠璃は透を愛していて
透も瑠璃を愛していて…。
もし彼女が独身だったら
素敵な純愛だったのに。
瑠璃の夫はNTR
(寝取られ)好き?
それとも愛していないから
あんなことをさせるの…?
でもお仕置きと称して
調教(?)らしいことも
しているし…。
瑠璃と彼女の夫の
アブノーマルな関係は
まだまだ謎が残りますね。
とても面白かったので
早速続きを読もうと思います!
瑠璃色幻花はこんな方におすすめな作品!必見
魅力的な女性が登場する
作品を読んでみたい…。
そんな方には
「瑠璃色幻花」を
迷わず推します!
本作は謎の美女・瑠璃と
彼女の魅力に溺れた男たちの
官能的な愛を描く物語です。
手がけるのは
『闇の果てから』などで
知られる津雲むつみさん。
津雲さんの繊細で
美しい絵は素敵で
惹きこまれますよ。
物語の見どころは
”毒”を持った魅力的な
女性・瑠璃(るり)です。
瑠璃は自分の名前以外
素性を明かさない女性で
不思議な雰囲気があります。
ある夜のディスコで
彼女は堀江透と出会い
”何も聞かない”という
意味深な約束付きで
透と愛し合う仲に。
二人が会うのは
なぜか決まって
毎週の金曜日です。
透は瑠璃を深く愛し
瑠璃も透を愛しています。
ところが瑠璃は”既婚者”で
これは不倫だったのです。
不倫と言っても
ただの不倫ではなく
ある”事情”がありました。
その事情は……
と書きたいところですが
続きは見てのお楽しみ!
魅力的な女性・瑠璃と
彼女を愛する男たちの
結末に注目ですよ。