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まんまるポタジェのネタバレ(結末、最終回)ってどうなるの?早く続きが読みたい!

まんまるポタジェ

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル まんまるポタジェ
原作・漫画 あいざわ遥
出版社 集英社

都会でバリバリ働いていた塔子は、
体を壊したことがきっかけで
仕事を辞めて引っ越しますが、

転居先は想像よりもはるかに
強烈な田舎で……。

田舎暮らしの苦労や面白さを
赤裸々に、そして温かく描く、
心が温まる家族漫画です。

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まんまるポタジェのあらすじ紹介

スーツをパリッと着こなし、
朝から晩まで仕事仕事の日々を
送ってきた塔子さん。

しかしそのために体を壊してしまい、
心配した夫のヒロくんは、
心機一転田舎暮らしを始めることに。

フレンチのシェフだった腕を活かし、
自力で作った野菜を出せる
カフェを作ろうとやる気の夫と、

豊かな自然に惹かれる
娘のハナちゃんとは対照的に、
塔子さんはすぐに順応できません。

しかし、少しずつ暮らしに対する
熱意を持っていき、
畑を手伝ったりカフェに顔を出したり、

あるいはハナちゃんを
幼稚園に連れていったりと、
日々奮闘するようになっていくのでした。

まんまるポタジェのネタバレと今後の展開は?

いつも黒い感じのスーツを着て
ヒールの高い靴を履き、
バリバリ仕事をしていた塔子。

しかし体を壊し退院して
新居に来てみた彼女が見たのは、
今までとはまるで違う、

完全に「田舎」な
土地と家でした。

想像とはまるで違う光景でしたが、
元々フレンチのシェフだった
夫のヒロくんは、この土地で

カフェを始めるとやる気満々で、
娘のハナも自然のあるこの家を
大変気に入った様子です。

ご近所の人たちは温かく
塔子さんたちを迎えてくれ、
野菜までプレゼントしてくれましたが、

塔子さんは野菜が苦手で、
ありがたいという気持ちには
ちょっとなれませんでした。

そして、ヒロくんが作った
トマトゼリーを近所に配りますが、
その途中でハナちゃんの機嫌を損ね、

追っていこうとしたところで、
靴のヒールが原因で転んで
足を怪我してしまいます。

近所の人に助けられましたが、
体というより、愛する娘が
持ってくれた野菜を拒絶して、

ハナちゃんを傷つけたことを
気に病む塔子さんは、すぐに
一つの決意を固めていくのでした。

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まんまるポタジェの読んでみた感想・評価

ああ、やっぱり田舎暮らしは
いいものだなと心から思える、
そんな作品でした。

ずっと都会でバリバリと働いて、
体を壊してしまった塔子さんが、
畑とカフェという、今までとは

まったく違う暮らしを
していくという作品です。

とは言え完全に「都会仕様」の彼女が
すんなりと順応できるわけではなく、
最初は戸惑いっぱなしです。

一方で最初からこうした暮らしに
憧れていたヒロくんや、まだ幼い
ハナちゃんはすぐに順応していて、

そのスタンスの違いによって
ドタバタ的な面白さが
生まれてもいましたね。

また、本作を語るにあたって、
ハナちゃんの可愛さは
外すことができませんね。

最初は家庭環境の問題から
塔子さんにはなつかなかったのに、
「ママのために」と

「チョコの種」を育てたり
新しい環境でもメゲずに
頑張ったりしています。

その一生懸命な姿は
まさしく子供ならではの
微笑ましさがあり、

予想不能ながらもとにかく
見る人が放っておけなくなる
純真さが胸に染みました。

生活全般の部分でも、
正直かなり難しい状況を、
周りの人がさりげなく、

そして温かく手助けしてくれる
本当の意味での人情が感じられ、
思わずじーんとしてしまいました。

旅行に行くのとはまた違う、
「田舎」の魅力が全面に
出ていたのも嬉しかったですね。

まんまるポタジェはこんな方におすすめな作品!必見

働き方の多様化が叫ばれる中で、
今大注目されているのが「田舎暮らし」。

都会の喧騒から離れて、自由気ままに
やりたいことに専念する生き方は、
多くの人にとって憧れと言えます。

しかし実際に暮らすとなるとなかなか
大変な部分が多くあって、
想像以上にキツい面も否定できません。

本作はそんな田舎でのセカンドライフを
赤裸々に描いた一作でありますが、
主人公の塔子さんが翻弄される一方、

夫であるヒロくんは常に笑顔で
頑張ってくれていますし、娘の
ハナちゃんも頼もしいですね。

そのため必要以上に読み手にも
ストレスがかからず、周りの人たちも
皆心根が温かいので、

過度に美化されていないながらも
充実した田舎暮らしを
存分に味わうことができます。

どうしても「本気」系の
田舎を扱った作品となると、
人間関係がえげつなかったり、

あまりにも人がいな過ぎて
サバイバル的な感じだったりします。

しかし本作は安易な
「漫画的面白さ」を追求せず、
より現実的な路線で進めたことで、

本当の田舎暮らしを知りたい方に、
最適な一作であり、
心温まる作品になっていますね。

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