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機械仕掛けの愛のあらすじ&ネタバレ!最終回(結末)はどうなる?

機械仕掛けの愛

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 機械仕掛けの愛
原作・漫画 業田良家
出版社 小学館

ワタシはペットロボット。

今は”まい”として
優しいパパとママに
可愛がられているの。

でも最近のパパとママは
ワタシに飽きたみたい。

きっとワタシはまた
中古で売られる。

次はどんな人に
買われるのかな?

ワタシには忘れられない
”おかあさん”がいるーー

これは心を持った
様々なロボットたちの
悲しくもあたたかい物語。

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機械仕掛けの愛のあらすじ紹介

「お母さんに会いたい」。

ペットロボの少女・まいには
忘れられない”母”がいる。

その母の名は知らないが
まいをたくさん愛してくれた。

『あなたがそばに
いてくれるだけで
お母さんは幸せだよ』。

まいは母と別れた今でも
その言葉を覚えている…。

現在まいは
新しい両親とともに
幸せに暮らしている。

しかし最近の両親は
まいに飽きたという。

「次は男の子がいい」。

そう言って買ってきたのは
ペットロボの少年・良太。

それからというもの
両親は良太に夢中で…。

機械仕掛けの愛のネタバレと今後の展開は?

飽きたという理由で
両親は新たなペットロボ
”良太”を購入しました。

良太はその愛される性格で
すっかり一家の中心に。

一方飽きられたまいは
愛されなくなりました。

両親はまいの存在すら
忘れているようで…。

まいは充電しながら
自分はまた中古として
売られるのかと考えます。

まいはこれまで
色々な人と出会い
買われてきました。

ストレス発散が目的の人。

歪んだ性欲を満たす為の人。

そして我が子の代わりに
子供が欲しい人ーー…。

まいはその時
自分を愛してくれた
”母”を思い出しました。

「お母さんに会いたい」。

両親と良太が寝静まった頃
こっそり家を出たまいは
母の元へ向かいます。

もしかすると母とまた
暮らせるかもという
小さな期待を胸に。

ところが久々の母には
人間の子供がいました。

そこでまいは察します。

(本当の赤ちゃんができたから
ワタシはいらなくなったんだ)。

すると警察がやってきて
まいを捕まえました。

まいは連れて行かれる中
母から声をかけられます。

「ルミちゃんだよね
会いに来てくれたの!?」。

しかしまいはそれを否定し
何も知らないふりをします。

母と別れたまいは
肩を震わせ涙を流しました。

通常のロボットなら涙など
流すはずがありませんが…。

その後まいは返品され
すべてのメモリを消去されるも
涙の跡だけは落ちませんでした。

そして以前と同じように
商品として並ばされます。

するとまいの元へ
あの母がやってきました。

「この子ください
昔育てたことがあるんです」。

「でもメモリは
消去してしまいましたよ」。

それでも母は構わないと
まいを引き取りました。

こうしてまいは母の元へ
帰ることができたのです…。

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機械仕掛けの愛の読んでみた感想・評価

題名の”機械仕掛けの愛”が
もう泣けます…。

まんがでこんなに涙ぐんだのは
本作が初めてです。

もっと評価されるべき
作品だと思います!

一つ一つの物語が
悲しくてあたたかくて
胸を締めつけられました。

近いうちにああいう未来が
やってくるかもしれませんね。

作中のほとんどの人間は
ロボットを見下していましたが

それは間違っていますし
愛するべきだと感じました。

少なくとも私は
見下したくない…。

私は本作がきっかけで
ロボットという存在が
大好きになりました!

どのロボットも
外見や用途は様々。

体はロボットだけど
顔が人間と似ていたり
体も顔もロボットだったり…

皆それぞれ個性があって
愛おしいです。

唯一共通しているのは
人間と同じ”心”があること。

彼らは心があるからこそ
作中で笑顔を浮かべたり
悲しんだりするのです。

どの物語も印象的でしたが
”クロスの戦場”は個人的に
一番悲しかったですね。

人間というのは
なんて悲惨なことを
ロボットにさせるのか…

後味悪すぎる結末は
なんとも言えませんでした。

機械仕掛けの愛はこんな方におすすめな作品!必見

思わず心にグッとくる
作品を読んでみたい…。

そんな方には
「機械仕掛けの愛」を
迷わず推します!

心にグッとくる作品なら
本作が一番だと思いますよ。

本作を手がけるのは
漫画家・業田良家さん。

代表作に『空気人形』
『自虐の詩』があります。

ちなみに本作は第17回
手塚治虫文化賞短編賞を
受賞している”名作”です!

本作は様々なロボットと
人間たちの”愛”を描く
SF・ファンタジー。

物語はそれぞれ切なくて
あたたかくて悲しくて
涙腺崩壊レベルです。

今回ネタバレで紹介した
”ペットロボ”もその一つ。

持ち主の夫婦に飽きられた
ペットロボの少女・まいが

忘れられない母を探しに
家を出るという物語です。

勝手に家を出たという理由で
すべてのメモリを消去される
まいの結末は切ないですが

最終的に優しい母と再び
暮らすことができました。

「私が覚えています
この子のことは全部」。

まいが何もかも忘れても
母はすべてを覚えている…。

このあたたかい結末は
涙ぐむので必見です!

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