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しらたまくんのあらすじとネタバレ!終わり方(結末)が見たい!

しらたまくん

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル しらたまくん
原作・漫画 稲葉そーへー
出版社 集英社

高校の入学式に臨んだ鈴川葵は、
普通に生徒と並んでいる猫を発見。

しかし彼は人間並みの知能を
突然変異で獲得した人権を持つ猫、
白玉君だった。

会話ができ、人間と同等の
賢さを持った猫ちゃんとの、
ほのぼのとした日常が満喫できる、

のんびり系スクールコメディです。

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しらたまくんのあらすじ紹介

男子高校生、白玉雄介君。

ちょっと大人しい、
多感なごく普通の高校生ですが、
実は彼は「猫」でした。

肉体的には完璧に猫ながら、
突然変異で人間並みの知能を得て、
普通に勉強に励む彼に対して、

周りは一歩引いた感じで
接し続けていました。

しかし、高校入学まで、白玉君を
まったく知らなかった鈴川葵は、
気を遣うことに違和感を覚えて、

むしろ積極的に接することで、
白玉君もまた、新たな関係を
得ることになっていきました。

とは言え、勉強の方は、
ダンスを踊るようにパソコンを操り、
対処できるものの、

何故か男子や男性教師にモテたり、
色々と想定していない事態に
悩まされる白玉君でもありました。

しらたまくんのネタバレと今後の展開は?

高校の入学式に臨む鈴川葵。

新入生らしく期待と不安を胸に
新生活に向かっていくわけですが、
そんな彼女の瑞々しい気持ちは、

隣の席に学生服を着た猫が
普通に座っていたことで、
完璧に吹き飛んでしまいました。

しかし、同じ中学出身の沙織を含め、
猫を気にしている人はクラスでも
まったくの皆無。

新年度の定番行事としての
自己紹介に入っていきますが、
葵の前に座ったその猫、

「白玉 雄介」君も、しれっと
普通に自己紹介を済ませていきます。

しかし、彼の耳の具合から、
どうやら「趣味は寝ること」という
白玉君の発言はネタであり、

スベったことを気にしているのだと
察した葵でしたが、
もちろん指摘はできません。

そして、放課後改めて、沙織たちに
白玉君のことを教わり、
「特別扱いしない」ことを

目標に定めた葵は翌日、
積極的に白玉君に
声をかけることにしました。

ちょっと物静かな一方で、
「他の人とは違う」ことにより
何となく引け目を感じる白玉君を、

葵は全力で肯定し、晴れて
打ち解けた関係になることに
成功するのでした。

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しらたまくんの読んでみた感想・評価

動物は見るのも接するのも好きで、
実際に喋れたらどんなに素敵だろうと
思っていた私には最高でしたね。

何をするわけでなく、居るだけで
私たちの心を癒し、
励ましてくれるのが、犬や猫などの

ペットたちですが、本作では猫が
突然変異で人間並みの知能を持ち、
「人権」を手にしたお話です。

行政などの取り組みや法律関係など、
年々動物たちへの配慮が
手厚くなっていく昨今ですが、

本当に人間同然となった本作の
世界観はまさしく創作ならではで、
かえって意義深さを感じました。

人と同じということは当然、
学校にも通い勉強もするわけで、
同級生という関係が生まれますが、

差別する気はなくても、
気遣うあまり距離を取ってしまう
リアルな描写があったりします。

そんなあるあるを積極的な性格で
突き崩していく葵さんは、
良い意味で主人公的な感じで、

非常に好感が持てました。

もし自分が白玉君と同級生だったら、
距離を取ってしまうと思うだけに、
彼女の態度には尊敬してしまいました。

また白玉君自身も、年頃の猫、
あるいは男子高校生としては
かなり落ち着いており、

濃密に接してくれない周囲に絶望して
グれたりせずに真面目に生きるなど、
大人な感じが実に素敵でした。

しらたまくんはこんな方におすすめな作品!必見

野良猫を邪魔だと追い払っていた頃から
随分時代は進み、ペットを家族として
扱う風潮が主流になってきた現代。

そんな大事な家族である動物たちと、
話せたらどんなにいいだろうと、
多くの人は考えるものです。

しかし現実問題、人と普通に
話せるほどの知能を彼らが得たら、
待遇も変えざるを得ません。

学校にも通わせたいですし、
「人間と同じ」ように手に職も
つけて貰えたらといった熱も、

新たに持ち上がってきますが、
一方で違い過ぎる同級生には
周りも気を遣うものかも知れません。

本作ではそんな感じで、「夢の先」を
非常に丁寧に描いた一作で、
考えさせられる部分が多いですが、

基本の軸は日常系コメディーなので、
のんびりと賢い白玉君を
愛でたい方には最適の一作です。

また、基本的に同級生たちが皆、
気遣いのできるいい人であり、
いじめや無視などの問題と対峙し、

殺伐した気分を味わわないで済むのも
いいところだと言えるでしょう。

加えて言うなら、いかにも萌える
設定ながらあまり「萌え」に
寄せていない感じがありますが、

あくまでごく普通の学生として
白玉君を扱うという全体像には
うまくフィットしていますね。

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