となりの怪物くん愛蔵版のあらすじとネタバレ！終わり方（結末）が見たい！

勉強に一途に向き合ってきた雫は、
隣の席だったことで、
乱闘事件を起こした春と知り合い……、

胸がキュンとするような恋愛も、
体が熱くなるような青春も、
面白い掛け合いも満喫できる、

傑作少女漫画が、ついに愛蔵版で登場。

実写映画を見る前に、是非原作も
押さえておきたい作品です。

となりの怪物くん愛蔵版のあらすじ紹介

勉強一本で、頑張ってきた
女の子雫。

そんな彼女の隣の席は、
入学早々暴力事件を起こした
吉田春。

停学が解けても不登校な彼に、
雫はプリントを持っていくことに。

春は当初異様に警戒していましたが、
プリントを持ってきてくれた雫を、
友達だと認定します。

それから雫は、春と行動を共にし、
喧嘩などもしつつ信頼を深め、
見事春は学校に再び、

来てくれることになったのですが、
春は恐ろしく常識からズレていて、
しかも雫を勉強で負かした相手でした。

だからこそ余計に力が入ったり
してしまう雫でしたが、
春の不思議な純粋さは相変わらずで、

二人は春の仲間や接近してきた
あさ子たちとともに、
ちょっと不思議な青春を過ごします。

となりの怪物くん愛蔵版のネタバレと今後の展開は？

常に勉強のことしか
関心がない少女、水谷雫。

彼女は、教師に頼まれ、
入学初日に乱闘事件を起こし、
停学を食らって不登校になった、

隣の席の吉田春に、
プリントを持っていきました。

しかし春は雫を見るなり
窓から飛び出してしまい、
かと思うと店から出た雫に

タックルをかまして押し倒し、
学校の回し者かと
問い詰めてきました。

しかも雫が単に、プリントを
渡しにきたと分かったら、
すぐに「友達認定」してきたり、

とにかく変わった少年でした。

その後も何だかんだで
行動を共にし、一緒にご飯を
食べるようになった二人ですが、

雫は春が仲間に、お金を
せびられている現場を目撃します。

当然のように雫はそれを咎めますが、
すると春は大激怒してしまい、
店を出ていってしまいます。

雫は仕返しをするとともに
再び彼と距離を取りますが、

春の欠席がかさみ過ぎて
退学になりそうだと聞き、
再びたまり場に向かいます。

すると春の仲間たちに絡まれ、
ちょっかいを出されかけますが、
困る雫を助けてくれた春は、

雫の思いやりに、驚くほど
純粋な涙を流すのでした。

となりの怪物くん愛蔵版の読んでみた感想・評価

愛蔵版が出たということで
物語を追い直してみましたが、
改めて素晴らしかったですね。

まず、主人公の雫とハル君の
「格好良さ」がたまりません。

ほとんどの作品では、
学園モノの主人公となると、
やや「軸」が弱い感じがあり、

そうした未成熟さを
魅力としている感じがありますが、
彼らは本当に「芯」があります。

もちろん背景から、色々な
トラウマや悩みがあったり、
超えねばならない壁があったりと、

問題は多々ありますが、
そこを全て打ち壊してしまう、
そんな強さが爽やかです。

特にハル君などは、行動は
完全にハチャメチャで
しかも暴力的と、

悪役キャラにしか
なりそうにない要素があるのに、
憎たらしくないんですね。

ハル君の周りにいる不良たちや
あさ子さんたちも、
他の作品とはちょっと違う、

独特で面白い雰囲気があり、
そこが話全体の空気を
形作っている感じがしました。

喧嘩で天下を取りにいったり、
主人公に突っかかる嫌味な
女生徒が登場したりするような、

テンプレにはまるで陥らず、
ハルを中心に多くの人が
「友達」なのも良かったですね。

いわゆるスクールカースト的な
「お約束」とはまた違う、
友情や愛を満喫できる意味でも、

本作は本当に熱いものがあり、
男女問わずハマれる作品だと
思えましたね。

となりの怪物くん愛蔵版はこんな方におすすめな作品！必見

いわゆる学園ものの作品に関しては、
少年向け少女向け問わず、
とてつもない「天才」が多く出ます。

スポーツで人間離れした才能を示したり、
勉強で普通ではない冴えを見せたり、
コミュ力が凄かったり……、

彼らが活躍する物語は痛快ですが、
一方で能力が高過ぎるため、
若者っぽさが見えない部分もあります。

しかし本作のハル君に関して言えば、
物凄い喧嘩の強さと知力という、
明らかに「天才」な部分を持ち、

しかも年相応の弱さや脆さ、
そして他人への恐怖を
強く持っています。

だからこそハル君は正しい意味で、
「少年」であり続け、等身大の
存在として共感が得られます。

一方の雫もまた、冷静さや
芯の強さはありつつも
恋愛にはまったくウブです。

そんな二人を軸にしつつ、
個性たっぷりな登場人物が
大活躍する物語ですので、

単純化した「恋愛」ではない
より幅が広く深い交流を描いた
作品を読みたい方には最適です。

また、ハル君の「怪物性」や、
それにも負けない雫の
クールな強さなどが、

自然な形で活かされる状況が
非常に多く、少年漫画を
彷彿とさせる力感もあります。

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