猫ヶ原のあらすじとネタバレと感想を書いてます！最終回が気になる！

気ままなネコは美しいーー

ヒトは”神”と呼ばれた
はるか昔…ネコの国。

亡き飼い主の形見
”鈴”を太刀にぶら下げ
旅をするネコ・ノラ千代。

彼が征くところには
必ずしも”悪”が存在する。

ある日ノラ千代は
茶屋の娘・おミケに出会う…。

猫ヶ原のあらすじ紹介

ヒトは”神”と呼ばれた
はるか昔…ネコの国。

ここの野良ネコは
ヒトの助けを借りて
何とか富を得ていたーー

野良ネコのおミケは
年老いた父とともに
茶屋を営んでいる。

ところが近年の不況と
年貢をあげられたことで
経営が苦しくなっていた。

それもこれも全部
シャム近(ちか)という
”極悪地主”のせいである。

飼い主を持つシャム近は
権力があるのを良いことに
年貢を沢山取り立てている。

おミケたち野良ネコは
貧しい生活をさせられ
つらい思いをしていた。

そんなある日
茶屋に”侍”がやって来て…。

猫ヶ原のネタバレと今後の展開は？

”侍”はノラ千代と名乗り
飼いネコの証である”鈴”を
太刀にぶら下げていました。

翡翠(ひすい)色と似た
美しい目を持つノラ千代に
一瞬で惹きこまれるおミケ。

寡黙なノラ千代は
頼んだ茶を飲み干すと
すぐ去っていきました。

それから翌日ーー

朝早くから起きたおミケは
土を耕すノラ千代と再会。

その土は茶屋近くの畑で
ノラ千代は勝手に入って
すまないと謝ります。

ノラ千代曰くこの畑は
水路を引けば立派な
田になるそうです。

詳しいのね…と返すおミケ。

おミケはそこでノラ千代が
”野良出身”という事実と

一時はヒトに飼われており
ノラ千代は”その時についた
名前”という事実を聞きます。

すると二匹の前に
突然現れたシャム近。

ノラ千代とは顔見知りなのか
何かつながりがあるのか…

シャム近の様子は
穏やかではありません。

おミケは二匹との会話で
驚愕の事実を耳にします。

なんと二匹の飼い主は
最近戦で争ったらしく

ノラ千代の飼い主が
”負けた”というのです。

これを知ったシャム近は
ノラ千代を用心棒として
雇おうと企てますが…。

猫ヶ原の読んでみた感想・評価

鈴をぶら下げた太刀を使い
悪を斬り善を救う侍・ノラ千代。

彼の侍らしい佇まいと強さ
”野良の意地”を忘れない
その精神に惚れました！

これまで時代劇モノの作品は
いくつか読んできましたが
ネコの侍は初めて見ます。

時代劇×ネコは相性抜群ですね！

こんな作品があったなんて
もっと早く気づけばよかった…。

室町時代(多分)を舞台に描く
ノラ千代のストーリーは
とても面白かったです！

キャラクターの個性が
それぞれ際立っており
見ていて飽きません。

今回のエピソードでは
”悪役”シャム近もなかなか
良いキャラクターでした。

極悪地主という悪役に
”シャム”をチョイスするのも
作者さんのセンスを感じる。

シャムってスラッとしていて
全体的に気品がありますが

ズル賢そうなイメージが
個人的にあります…
(でも嫌いじゃないです)。

普段は敬語で話すのに
怒ったら口調が荒くなる
シャム近は最高でしたよ！

意外と弱かったのは
少し残念でしたが…。

本作は面白かったので
今後も読もうと思います！

猫ヶ原はこんな方におすすめな作品！必見

ネコ(人外)が主人公の
時代劇を読んでみたい…。

そんな方には
「猫ヶ原」を推します！

本作は”野良ネコ侍”
ノラ千代を主人公に描く
時代劇アクションドラマ！

手がけるのは
漫画家・武井宏之さん。

『SHAMAN KING
～シャーマンキング～』が
代表作として知られています。

繊細な絵がとても美しく
飽きずに楽しめる物語は
惹きこまれるはずです。

本作の見どころは
主人公・ノラ千代です。

このノラ千代…
侍らしい見た目はもちろん
男を感じる中身もイケメン！

人外好きにはたまりません。

”たかがネコでしょ”と
侮ってはダメですよ？

きっと本作を読めば
ノラ千代に惚れること
間違いないと思います！

元々ヒトに飼われていた
過去を持つノラ千代は

ワケあって”侍”として
各地を旅し続けています。

そんな彼が征くところは
必ず”悪”が存在しており…

ノラ千代は自分の太刀で
悪を斬り伏せるのです。

ノラ千代が悪を斬る瞬間
(アクションシーン)は
迫力満点なので必見！

己の力で道を拓く姿は
本当にかっこいいですよ！

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