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バラ色の聖戦のあらすじとネタバレと感想を書いてます!最終回が気になる!

バラ色の聖戦

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル バラ色の聖戦
原作・漫画 こやまゆかり
出版社 講談社

平凡な専業主婦の真琴は、
忙しくやりがいのない
毎日の暮らしの中で、

モデルという「道」を発見し、
ひたすらに突き進んでいく。

ただ美しくなるのではなく、
プロのプライドや意地、
そして現実なども描いた、

傑作モデル漫画です。

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バラ色の聖戦のあらすじ紹介

専業主婦をしている、三木真琴。

二人の子供の世話に翻弄され、
夫の帰りを待つだけの日々ですが、
その夫からも「女」としての、

扱いを受けられない日々が
続いていくことになりました。

そんな中夫の浮気が発覚、
しかも浮気相手の結婚式に、
仲人の妻として参加するなど、

屈辱的な状況が続く中、
ふとした動機から、一般向けの
モデル企画に応募します。

そこでライバルに出会ったり
プロの片鱗に触れた真琴は、
やがて仕事としてプロの、

モデルになりたいと
考えるようになっていきます。

バラ色の聖戦のネタバレと今後の展開は?

専業主婦の三木真琴三十歳。

育ち盛りの二人の子供を
毎日世話して、さらに夫を
支えることをしている彼女は、

オシャレになどまるで
関心を持つ暇はありません。

ろくに化粧もせず体型も崩れ、
その「老けぶり」は
家族からも心配されるほどで、

そのためか夫の淳司も、
最近ではまったく真琴を
「女性」として見てくれません。

三十五歳で銀行の
課長として活躍する
夫が多忙なのも仕方ないかと、

「納得」をした
真琴だったのですが、
ある日ランチの誘いがかかります。

子供たちに振り回され、
満喫とはほど遠いランチでしたが、
そこで真琴は、見知らぬ女性と、

親しげに歩く淳司を目撃します。

携帯のメールからも、淳司が
本格的な「浮気」をしているのを
知った真琴は彼を問い詰めますが、

淳司は謝罪はしたものの、
その不倫相手との結婚式に、
仲人として出てくれと言ってきます。

あまりにも自分勝手な夫の態度に
精神的で荒んでいく真琴は、偶然、
人気モデルの茜子を目撃し、

憧れるとともに、自分との差に
打ちひしがれそうになります。

しかし迎えた結婚式の日、
よりによって夫の浮気相手の
手を取って歩くという状況の中、

いつになく「気合い」を入れた
真琴の顔は凛と美しく、
写真を撮った人にも褒められます。

もちろんそれはその場だけのこと、
真琴は普段通りの日常に
戻っていきますが、

一般人向け読者モデル企画を発見、
そこに応募することで、
思わぬ世界に飛び込むのでした。

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バラ色の聖戦の読んでみた感想・評価

何らかの理由から容姿に
不満を持つ男女が
変わろうと決心し、

痩せたりオシャレになる、
そうしたコンセプトの
漫画作品は非常に多いですね。

変わりようが見た目的にも
ハッキリとしている上に
成し遂げた感があるだけに、

題材として取り上げられる
要素となるのかも知れませんが、
本作の「変化」は圧巻です。

体型を整え、ファッションに
特別の配慮をするのは
まったく当然のことで、

プロになるためには
あらゆる努力を払い、
全力を尽くさねばなりません。

だからこそ真琴たちの姿には
「気軽に変身」的な、
普通の人が普通なままで、

美しくなっていく作品とは
また別の「凄み」を
堪能していくことができました。

また家庭を持ってから、
自分の「夢」を追うことの
難しさ等々の現実も、

赤裸々に描くことで、
かえってこの職業に対する、
「こだわり」を感じました。

予想異常に辛い描写も
出てきたりしますが、
その分成功した時の充実は、

他の作品にもなかなか
ないようなレベルであり、
痛快なものがありましたね。

バラ色の聖戦はこんな方におすすめな作品!必見

人生、いつからでも趣味は持てますが、
そのフィールドで「勝負」できる
「選手」でいられる時間は、

ジャンルを問わずなかなか短いものです。

「美」を主題とするモデルという職業も、
老若男女やれているようでいて、
実はとても厳しい世界であり、

積み重ねが必要な業界でもあります。

しかしだからこそモデルたちは
必死で体を絞り技を磨き、
さらにはそうした苦労は見せず、

自らは単なる「黒子」として
服や製品の良さを引き出さねば
プロとしての仕事とは言えない。

本作にあるのは、一般的な
「美しさ」ではなく、
プロ意識と技が結集したような、

強烈なほどのハードさです。

一体何のために美しくなるのか、
どうして自分は撮られるのか、
そうした「目的」が極めて明確で、

華やかだけどシビアな
「女の戦い」を満喫したい方には、
非常に優れた作品と言えるでしょう。

最近はアマチュア的な「読モ」や、
個人のSNSからの発信の影響力が
どんどん強まっていますが、

そうした中においても、
「プロ」としての明確な仕事や
目的が見えるのがいいですね。

より美しくという定番を
強烈に追求することで、
斬新さを帯びた一作です。

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