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あいす☆プリンスのネタバレと感想です!どうなる結末は!?

あいす☆プリンス

この記事は約 4 分で読めます。
タイトル あいす☆プリンス
原作・漫画 長江朋美
出版社 双葉社

江角物産の「若様」として
周りからの注目を受ける圭輔。

普通のOL一井実央里は、
そんな圭輔の「婚活担当秘書」に
突然抜擢されて……。

いわゆる単純なクール系や
オラオラ系ともまた違う、
独特の存在感を持つ御曹司と、

彼の「嫁選び」という、
ちょっと今時っぽくないテーマが
非常に個性的な秘書系漫画です。

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あいす☆プリンスのあらすじ紹介

江角物産の後継者、
「若様」として扱われる、
江角圭輔。

その圭輔のもとで、
「婚活担当秘書」として
抜擢された一井実央里は、

元々圭輔付きの秘書である榊を
好きになっていたのですが、
圭輔の優しさにも気付きます。

しかし圭輔は、難題やトラブル、
そして良縁が相次ぐ中でも
まったく結婚する気を見せず、

婚活担当秘書としては
気を揉むことも少なくありません。

しかも二人の関係は、
時間を重ねるうちに、
思わぬ方へ向いていくのでした。

あいす☆プリンスのネタバレと今後の展開は?

巨大企業グループの江角物産。

一井実央里はその一員として
普通に働いていましたが、
あるイベントで一緒になった、

秘書の榊さんから直々に
「若様」と呼ばれる江角圭輔の
「婚活担当秘書」に抜擢されます。

イベントを気に榊さんに惹かれ
好意を持っていた実央里ですが、
彼の圭輔を思う誠実さに触れ、

全力で秘書として頑張って
圭輔をサポートすることに。

しかし婚活担当という役職が
気に食わない圭輔は
ひどくつれない対応でしたが、

それに対して怒った実央里を
榊さんはフォローしてくれました。

そこで心機一転、実央里は
自分の親友で久遠流の娘である、
相澤薫をお嫁候補として、

圭輔に紹介するプランを立て、
榊さんにも了解を得ます。

しかし段取りを組んだところ
その魂胆は一瞬でバレた上に、
圭輔は薫をひどく侮辱します。

そのあまりの言いぶりに
薫は激怒して圭輔を
張り飛ばそうと動き、

榊さんは止めに入りますが
意外にも彼は圭輔を
厳しく叱りつけます。

しかしその背景には、
実央里が思ってもみなかった
ある事情が隠れていました。

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あいす☆プリンスの読んでみた感想・評価

王道的な秘書と上司の物語であり、
しかもかなり色々な仕掛けが
施されていて、

非常に意外かつ楽しく、
読み進めることができました。

本作のポイントは、なんと言っても
御曹司の圭輔さん。

若くして巨大企業を継ぐ宿命を
全力で背負いつつもクールかつ
人間味がありと、全体的に、

男性から見てもいいなと思える
有能さがあります。

しかしその優秀さはどこか
「銀河英雄伝説」の
ラインハルトを思わせるものがあり、

女性となかなか縁がないのも
頷けるだけの難物さもあります。

ただ、だからこそ秘書さんたちが
とても温和かつ優秀で、
特に執事的ポジションの榊さんは、

スマートかつシャープで
まさに理想の補佐役といった感じです。

だからこそまだ経験不足の一井さんが
全力で頑張れる職場であり、
会社の将来に関しても、

応援できるような雰囲気で
読み進んでいけるんですね。

また、主要人物の周りに
テンプレ的な嫌な人が
序盤から登場することが少なく、

一時的であれモヤモヤ気分を
引きずらないで済むのも
個人的には嬉しいところでした。

あいす☆プリンスはこんな方におすすめな作品!必見

本物の「王子」はそうそういませんが、
漫画などの創作物では「王子キャラ」は
結構多いですね。

学園にもオフィスにもいる感じですが、
しかし彼らが本物の王子っぽいかというと
疑問が残る部分もあります。

クールと言っても冷酷だったり、
やたら俺様系だったりと
王子の上に「ワガママな」がつくような、

そんな人も少なくないように思います。

しかし本作の御曹司圭輔は、
容姿や物腰はもちろん、若くして
巨大グループを率いるが故の風格が、

既に備わっており、
表面のクールさとは裏腹の
強さと優しさを備えています。

見かけだけではない、本物の
「統治者」としての王子キャラを
堪能したいという方、

そんな「王子」の嫁取りや恋愛を
じっくり楽しみたい方には
非常にオススメできる作品です。

また、主人公の一井さんも、
勝気ではあるものの無礼ではなく、
人の心を思いやれる優しさや、

秘書として必要な丁寧さを
軸に持っている方なので、
素直に応援できる良さもあります。

また、仕事上の大変さや厳しさも
しっかりと垣間見えたりするので、
舞台設定が生きてもいますね。

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