タイトル | ハンツー×トラッシュ |
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原作・漫画 | こばやしひよこ |
出版社 | 講談社 |
高校一年生の浜路は、
エロい自分の願望を実現する、
その手段として「水球」があると、
同じような先輩に教えられ、
入部することになったが……。
明るく楽しいお色気と、
学生ならではの大騒ぎぶりが
何とも楽しい異色水球物語です。
ハンツー×トラッシュのあらすじ紹介
勉強もスポーツもハンパで、
女の子にもモテないダメ高校生浜路。
狙うランクを落としてもフラれ、
しかもその娘の彼氏から
報復されるような、
ダメダメで妄想だけが生きがいな
冴えない生活を送っていた彼に、
二年の先輩中島が、
女の子とくんずほぐれつ
触り放題というオイシイ部活を
紹介してくれました。
その競技とは何と「水球」。
プールでやる競技の中でも相当に
ハードな種目でしたが、実際、
部員の女の子萩原千聖は、
飛び切り可愛くてセクシーで、
しかも元気で気さくでした。
浜路はエロい魂胆を抱えつつ、
同じような「考え」を持つ中島らと
水球を頑張っていくことにしますが、
しかし浜路たちは熱血だけでなく
色々とオイシイ部活を全力で、
満喫していくことになるのでした。
ハンツー×トラッシュのネタバレと今後の展開は?
冴えない高校生、浜路洋平。
せっかく女の子に告白しても、
カラッポだとか視線がやらしいだとか、
かなりキツ目の対応を喰らい、
しかもその彼氏に殴られてしまうような
ひどい状況が続いていました。
どうせなら「おっぱい研究会」のような
部活はないのかと荒ぶっていると、
見知らぬ二年の中島という先輩が、
「それに近い部活は」あると断言し、
女子ともくんずほぐれつできると
オイシイことを言い出してきました。
しかもその部活には萩原千聖という
超可愛くてセクシーな娘もおり、
彼女のポロリも日常茶飯事だと、
中島は断言します。
こうして、勉強もスポーツもダメ、
エロいことにしか興味が持てない
「パンチラクズ野郎」な浜路は、
先輩に誘われる形で水球部の
練習に参加することになりました。
しかし、女子部員の「巻き足」を
ウェイトを抱えて沈みながら
見物している先輩たちのようには、
当然うまく泳ぐことはできず、
練習開始早々土左衛門状態になり、
いきなり露出した男根を見られます。
その後もラッキーなことに、
男女合同の練習のために、
千聖と接触するチャンスができますが、
そこでも騒動を巻き起こすものの、
千聖や皆に頑張りを評価され、
浜路は部活を続ける気になるのでした。
ハンツー×トラッシュの読んでみた感想・評価
かなりゲスい動機での入部を
決意した主人公という形ですが、
その魂胆が分かっても、
試合が始まってもあまり
全体の雰囲気は変わらず、
エッチ全開なのが嬉しいですね。
本作の特徴はまず、競技チョイスです。
伝統競技からニュースポーツまで、
若者が熱くなれる競技は、
それこそ無数にありますが、
中でも水球はプール系の中でも過酷で、
実態を少しでも知っていると
敬遠したくなる要素が多いんですね。
しかし本作では、水中競技なのに、
相手とのコンタクトがあることも、
常に水着で激しい運動をすることも、
色っぽさや「オイシさ」に変換し、
競技を敬遠する理由ではなく、
始める動機にしているんですね。
そのうまさを強調するように、
女の子たちの造形はまさに超エロ、
巨乳でもアンバランスでない絶妙さは、
さすがはこばやし先生の筆だと
思わず唸ってしまいましたね。
また本作は主人公たちエロ系の
部員にとって、かなり優しい空気で、
浜路の魂胆がバレてからも、
部から追い出されるようなことはなく、
エッチでオイシイ展開が続くので
読んでいてドキドキの連続でした。
また、強烈な活躍を見せた先輩が、
再びプールに戻ってくるという、
ハード系運動部だったら、
胃が痛み背筋が冷える展開でも、
本作の美好先輩はエッチで優しく、
色っぽい展開連続で嬉しいです。
一方で試合のシーンはなかなか熱く、
意地のぶつかり合いもあったりして、
その面でもドキドキできる作品です。
インハイ出場を狙っていたり、
代表を視野にいれたりするガチな
強豪校ではなく、
将来いい思い出になりそうな、
普通の部活道の緩めの空気が
うまく表現できている感じですね。
ハンツー×トラッシュはこんな方におすすめな作品!必見
強くなりたい、ライバルに勝ちたい、
自分が輝ける場所に行きたい……!
スポーツを始める動機は様々ですが、
その中には女の子にモテたい、
うまく行けばオイシイ展開が、的な
「下心」が混入していくのも
否定できない部分があります。
とは言え、男性だけでなく、
女性も読むようになった最近の
熱血作品においては、
あからさまな「オイシさ」狙いは
女性の気持ちを考慮ということもあり、
避けられるようになっていますね。
しかし本作においては、
水泳系競技の中でもダントツでキツく、
ハードとも言われる水球のオイシさを、
堂々と前面に押し出しているので、
作品として清々しくエロさを
満喫することができます。
ある種古典的な雰囲気の作品ですが、
競技に対する知識や絵柄などは最近で、
切れ味とテンポの良い作品を、
満喫したいなら本作は非常に
オススメできるものがあります。
また、「女子のエッチさ」が全体に
主人公たちを動かす動機なように、
読者にとっても非常に分かりやすく、
「お色気」という材料が全開なので、
元々競技に興味がなくても、
グイグイ読み進めていけますね。