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たいへんよくできました。のネタバレと感想です!結末ってどうなる?

たいへんよくできました。

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル たいへんよくできました。
原作・漫画 佐藤ざくり
出版社 集英社

小学校・中学校と不登校を
つづけていた主人公、野々山ぼたん。

けれども高校に入学をきに
自分を変えたいと、
寮生の遠い高校へと進学する。

入学した先で出会った甘藤春人に
恋をしながらも、人間関係に悩み

人との関り合いを大切にして
高校生活を奮闘する女子高生の物語!

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たいへんよくできました。のあらすじ紹介

主人公、野々山ぼたんが入学した高校は
山の上にある寮完備の高校。

小学校・中学校とひきこもりの
不登校を続けていた野々山は

自分を変える機会だと、
一念発起して
その全寮制の高校へ入学を果たす。

華々しい高校デビューを試みる前から
諦めて、どうやって友達を作ったらよいか
孤軍奮闘する中で出会ったのは、

クールな同じクラスの高校生、
甘藤春人だった。

上手に人間関係を築くことができない
野々山ぼたんだったのだが、

そそっかしさや不器用さに、
甘藤春人は放っておけず、
何かと気に掛け合うようになっていく。

少しずつお互いを意識しあっていく。

学生生活の中でお互いに
恋愛感情をはぐくみながらも、

人間関係に苦悩し、感動し
青春していく学園ストーリー!

たいへんよくできました。のネタバレと今後の展開は?

不登校だった野々山ぼたんが唯一
寮に連れてきたのは友達のぬいぐるみ。

そこでどうやって友達をつくったらいいか
頭をかかえていると、

野ウサギに餌をあげている
甘藤を発見する。

しかしその甘藤春人はクールな上に
必要最低限のコミュニケーションしか
とらない感じの悪い男の子だった。

友達が欲しい野々村は
入学して間もなく、髪ゴムを褒められて
有頂天になった野々山ぼたんは

その褒めてくれた女の子に
輪ゴムをプレゼントするも
翌日ごみ箱に捨てられていてしまった。

友達とは何なのか。

という自分の定まらない定義の中で
右往左往する野々山に対して

あくまでも「自分は親友を作らない」
「親友なんて作ろうと思えば
相応の痛みだって伴うんだ」

というスタンスを貫き通す甘藤。

野々山はその一件から
そのゴムを捨てた女の子に対して
最初は苦手意識を持っていた。

しかし後日行われた
オリエンテーションで
一緒の班になってしまう。

6人編成の班のなかには
甘藤の姿もあった。

そうしてオリエンテーションを
こなしていく中で、相手の女性の
様々な側面を見て

「自分は悪い面だけしか
見ていなかった」と反省する野々山。

そしてそれを甘藤に話すと甘藤は
「いいじゃん!」と褒め言葉をなげる。

甘藤の褒め言葉に
すこし心を落ち着かせた野々山は

また友人をつくれるように
努力を続けていくのだった。

そして、甘藤がなぜそこまで
友人をつくらないことにこだわるのかも
疑問に思いながら、

甘藤の時折見せるその優しさに
段々と惹かれていくことになる…。

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たいへんよくできました。の読んでみた感想・評価

少女漫画の括りではありますが
「友達」ってなんだろう?ということも
大きなテーマだと思いました。

特にヒロインの野々山と相手の甘藤が
意識しあうのは
2巻目に突入してからのことなので、

そこまでは友情漫画として見ると
より楽しむことができると思います。

さらに「友達」になるまでには
至らないけれどもお話の中で
登場してくるキャラクターには

いわゆる人間関係あるあるが
沢山詰まっているので

ヒューマンドラマが好きな人には
共感してもらえる作品では
ないかなぁと思いました。

物語としての甘さは
やや控えめなのですが、

友達のあり方や人間関係について
奮闘していくかれらを見ていると、

本当の意味での友達ってなんだろうなぁと
考えさせられる部分がありました。

キャラクター設定としては
ヒロインの野々山も、

不登校で不器用ながらも
人間関係の構築に誠実に望んだり

前向きで応援したくなるような
キャラクター設定だったことが
好感をモテました。

相手役である男の子の甘藤春人君は、
反対につらいを過去を背負っている
描写ものちに出てくるので

最初はクールで冷たい人間
なのかなと思う節がありますが、

巻を追っていくごとに人間らしさが
にじみ出てきてとても可愛らしく
思えてきました。

たいへんよくできました。はこんな方におすすめな作品!必見

お勧めしたい年代は
断然中学生・高校生の年代です。

人との関り合いを仮面のように
感じてしまう人にもおすすめです。

一生懸命に相手に気持ちを伝えることや、

「友達」と「恋愛」の青春を
描いている作品を楽しみたい人にも
おすすめの作品です。

リアルな現代の友人関係の悩みや、
友達についてのテーマも
深く書かれているので

「友情」に重きをおいた
少女漫画が見たい人には
うってつけの作品だと思います。

「恋愛」の観点からみると
進みはゆっくりですが「異性」として
強く意識する展開よりも、

相手の男性の「人となり」を
好きになってから

「異性」として意識するような
展開を好む人には
お勧めの少女漫画だと思います。

巻数も数冊ではなく
長い連載になっているので

やや中編10巻前後の作品を
読みたい人にお勧めです。

画風も一ページに対して
文字ががっつり詰め込まれている
こともなく読みやすいです。

エピソードの一つ一つが
長いわけではなく区切りよく
読み進めることができるので、

テンポよくコミックを
読み進めていきたい人も
おすすめの作品だと思います。

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