タイトル | たとえばこんなラブ・ソング |
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原作・漫画 | 北崎拓 |
出版社 | 小学館 |
龍介という主人公と
元彼女の瞳、
今彼女の真理子の恋愛に
おける三角関係のおはなし。
高校入学を前に一方的に
別れを告げて
九州に引っ越しし
まっていた元彼女の
瞳が突然東京の
龍介のいる高校へ転校してきた。
現在は悲しみを乗り越えて
現在の彼女の真理子を
大事にしていた龍介だったが・・・。
たとえばこんなラブ・ソングのあらすじ紹介
龍介は中学時代に
付き合っていた
彼女の瞳がいたが、
高校入学前に
突然瞳から一方的に
別れを告げられて、
しばらくすると
九州に瞳は
転校してしまう。
つらい時期を乗り越えて
高校生活を過ごしていた龍介は
同じ高校にいた
瞳とは全く違うタイプの
真理子と出会い、
二人は付き合うようになる。
そんな中、
別れた瞳が龍介の通う高校へ転校してきて
心穏やかじゃない龍介であったが、
以前に瞳と龍介が
付き合っていたと知った
真理子もまたメンタル的に
不安になり、
龍介と真理子の関係が
徐々に変化していくようになる。
たとえばこんなラブ・ソングのネタバレと今後の展開は?
突然別れを告げた
瞳だったが、
大好きだった龍介に
別れを告げたのには
理由があって
瞳も不安ながら
東京に戻ってきて
龍介と同じ高校に通うことになる。
龍介は瞳が
別れを告げてきた理由が
分からずに悩み、
苦しんだ時期を乗り越えて
真理子と新しい恋愛を
スタートさせていたのに
大好きだった瞳が突然に
再び目の前に現れて
同じ高校に通うようになる
事態に心がざわつき、
平常ではいられなくなっていく。
真理子は友達から以前に
東京に住んでいた女の子で
戻ってきたんだよと知らされて
綺麗な人だなと思いつつも
気にはならなかったが、
詳しい友達から中学時に
龍介と付き合っていた事を知り、
そのことを
話してこない龍介に対して
だんだんと不安を抱くようになる。
龍介も真理子も
楽しみにしていた修学旅行先で
瞳のこともあり
不安だった真理子は
龍介を誘い、
初めて男女の身体の関係を
持つことになる。
そんな中、修学旅行で
瞳と話すタイミングがあった龍介は
「もう真理子を不安にさせたくないから
友達としても付き合えない」と告げると
瞳は以前に
別れを告げた理由を
龍介に話す。
その理由は龍介を
大好きであったための
瞳なりの答えだった。
たとえばこんなラブ・ソングの読んでみた感想・評価
全6巻ある
『たとえばこんなラブソング』は
私が漫画をよく読むようになり、
友達や知ってる人から
評判聞いて購入していた時期に
初めてタイトルだけ見て
購入を決めた漫画になります。
かなり前に
面白くて一気に
全巻読んだのですが、
龍介や瞳、真理子といった登場人物が
真剣にそれぞれの立場で
恋愛に向き合っているのが
新鮮で良かったです。
三角関係で
もつれるよくある
恋愛漫画ではなく、
自分に重ね合わせて
どんどんハマって
読んでしまうこと間違いなしです。
中学~高校~大学と作中でも
時も流れていくんですが、
人間性の成長もあり、
長く楽しめる内容です。
当時は瞳のような女性が
タイプでしたが、
ストーリーを読んでるうちに
真理子のような女の子も
タイプだと想うようになり
夢中になりました。
おそらく読者の中にも
自分と当てはめて読めるように
作者がうまく誘導してくれて
いるんだと思います。
私自体は田舎の出身でしたので
『たとえばこんなラブソング』を
読んだときは
東京って恋愛事情も
田舎とは違うものなのかなと
思ってたりしていました。
当時の恋愛の参考に
ものすごくなりました。
たとえばこんなラブ・ソングはこんな方におすすめな作品!必見
タイトルが
私は結構気に入ってまして・・。
『たとえばこんなラブソング』ですよ。
素敵じゃないですか?
読んで楽しめそうな層としては・・
現在の中学、
高校生活を送ってる方は勿論、
大人の男性、
女性にもとってもオススメです。
あとは純粋な恋愛ものを読みたい、
ちょっとハラハラしながら
読んでみたいって方
全般にオススメですね。
おそらくかなり前の時代での
物語なので
今のような携帯やスマホなど
便利ツールは登場しないのですが、
最近でも話題になった
『東京ラブストーリー』再放送のような
純愛ものとして
読まれる作品としては
完成度が非常に高いです。
笑いどころとかは
残念ながらありませんが、
登場人物はみんなイキイキしてて
真剣に恋愛に向き合ってるところとかが
良いと思います。
龍介や瞳、真理子の視点から見た
真剣な恋愛箇所なんかも面白いですね。
今改めて見ても
キラキラできる内容で
たくさんの人に見てもらいたい作品です。
最近はどんどん便利な時代(恋愛事情も)に
なってきてますが、
当時を振り返る意味でも
大人の方にも見てもらいたいですね。