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下弦の月のネタバレと感想や試し読みあり!結末が気になる!

下弦の月

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル 下弦の月
原作・漫画 矢沢あい
出版社 集英社

女子高生・美月は
大ファンのバンドのボーカリスト、
アダムの元へ会いに行く。

それから、
2人の甘い時間もつかの間、
アダムは美月の元を去ってしまう。

そんなアダムには
重大な秘密があって…。

そんなアダムは一体、
何者だったのか?

という、ラブ・ミステリーです。

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下弦の月のあらすじ紹介

女子高生・美月は
恋人・アダムに
会いに家出をします。

美月とアダムは
2人の時間を過ごすが、

あっけなくアダムは
失踪してしまう。

そして、美月は自暴自棄になり
横断歩道を渡っている途中で
自殺未遂を図ります。

一命をとりとめた美月ですが、
記憶喪失になってしまい、

自分の名前さえも
思い出せなくなってしまいます。

更には美月は
とある洋館からさえも
出られなくなっていしまいます。

そして、小学生の蛍が
美月の元へ駆けつけます。

それから、蛍を初めとした
4人の同級生が記憶喪失の
美月を助けるべく、奔走します。

下弦の月のネタバレと今後の展開は?

結論からいうと、
アダムは過去の
人物になります。

ネタバレはそんな
アダムの過去を
中心に展開していきます。

アダムは上條さやかという
女性と交際していました。

さやかは、
ピアニストになるために、
ピアノの修行をしていて、

アダムは、
ミュージシャンになるための
修行をしていました。

この2人の恋に
さやかの両親は
猛反対をしていました。

大きな理由は
2人の目指している
音楽性の違いでした。

そんな中、
交際を反対された
さやかは命を絶ってしまいます。

ショックに明け暮れた
アダムはそのショックから、

美月がアダムに
惚れるきっかけとなった、

「lastquatter」、
つまり和訳すると、

下弦の月という
楽曲を作るのでした。

しかも、
美月が持っていた
リングも美月のフルネーム、

望月美月の
イニシャルではなく、

上條さやかの
イニシャルでした。

しかも、その上條さやかの容姿は
美月と見事にうり二つなのです。

また、さやかを亡くした
アダムもかなり悲しい事情を
抱えていました。

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下弦の月の読んでみた感想・評価

ヒロイン・美月というよりは、
アダムに核心があるという印象だった。

美月も女子高生特有の
危うさもあるが、

人を思いやれる優しい子だし、
そこにアダムも、

途中でててくる元カレも
美月は優しいといったことを
発言していました。

やはり少女漫画かつ
りぼんですから、
元カレはつきものですよね。

また、蛍を初めとした同級生4人も
それぞれの事情を抱えていることを
丁寧に描かれていて、

ここもプラスポイントだった。

やはりこの4人にも
恋愛っぽい展開があるのも
お約束だろう。

特に、印象深かったのは、三浦和輝で
親が俳優でイケメンだけど、
鼻持ちならないキャラ設定だった。

ところが、両親も離婚し、
常に孤独を抱えている点。

きわめて特殊な
仕事をしている親がいる分、

彼なりにませざるを
得なかったのだろう。

詳しくは書けないが、

アダムと上條さやかも
報われない関係で、
読んでいて苦しくなった。

美月は上條さやかの
生き写しだった、

という描写もあったが、
本当にその通りだし、

美月もアダムとさやかの
はざまで揺れ動いていたのだろう。

それで、なかなか難しい若い男女関係が
丁寧に描写された
佳作ともいえるだろう。

下弦の月はこんな方におすすめな作品!必見

この漫画は女性に
おすすめします。

結構昔の90年代の
作品なので、

アラサー以上の
女性も楽しんで
もらえるかと思います。

また、矢沢あいのファンの方に
もおすすめです。

矢沢作品でも
意外とコアな作品なので、
一読の価値はあります。

また、恋愛関係で、
元カレを忘れられない、といった
女性にもおすすめします。

特に悲恋の経験者には
なおグサグサくる描写も
多いのではないかな、と思います。

更に言えば、
りぼんに連載されていた
作品なので、

恋愛モノが大好きで
結構、現実的な内容の
描写も多いです。

例えば、

同級生4人の
それそれの家庭事情にも
触れられていますし、

美月の女性特有の
心の痛みにも大きく
フォーカスされています。

大人女性にも
響く作品ではないかな、と
考えています。

更には
元カレを
忘れられずに、

さまよっている
女性にはぜひ
おすすめしたい作品です。

女は上書き保存
というけれど、

意外と元カレを
引きずっている女性は
結構いたりしますしね。

また、人間関係も
そこまでドロドロしていないので、
比較的読みやすい作品です。

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