【北斗の拳　イチゴ味のネタバレ】とあらすじ！感想や無料試し読みあり！

かの名作『北斗の拳』が
ギャグになって帰ってきた!?

頭の可哀相なケンシロウ

人生を改革したいジャギ

残念なおじさんリハク

ウザすぎるヒューイ などなど・・・

原作の画風はそのままに
かつての人気キャラたちが

ギャグを飛ばしまくる
奇想天外のスピンオフ！

北斗の拳　イチゴ味のあらすじ紹介

「この体には北斗真拳はきかぬっ!!」

「だからといって
殴られて痛くないとか
そういうことではない!!!」

名台詞を残念に改悪したサウザーが、
的確に同じ場所を刺してくる
ターバンのガキに怯えつつも

『聖帝』として君臨すべく
部下に励まされつつ呆れられつつ
日々くじけず頑張っていく。

シュウのところへ遊びに行くも
迷惑がられ・・・

ユダの館では
初めて口にするシェイクに苦戦し・・・

派手すぎるバイクのせいで
乗り物酔いを起こし・・・

それでも前向きなサウザーは
退かぬ！ 媚びぬ！ 省みぬ！

北斗の拳　イチゴ味のネタバレと結末（最終回）は？

かなり早い時点でサウザーは
原作同様に秘孔を突かれてしまい

「一番死にたい所で
死ぬがいい・・・」

とケンシロウから
決め台詞を吐かれてしまいますが
そこでよりにもよって

「軽井沢・・・」

と答えたおかげか
特に何事もなく生きています。

その後も

秘孔を封じるべく
全身オイルまみれで闘うことで
ケンの攻撃を全て滑らせるも

自分の攻撃までが
ヌルヌルに滑ってしまい
ケンシロウに帰られてしまったり、

自分の秘密を知っているという
トキを探して始末しようとするも

同時に見つけてきたアミバと
本気で見分けがつかなくなったり・・・

遅々とした展開に
サウザー本人も嫌気が差したか

南斗六星の面子勢ぞろいで
ラオウに対抗すべく馬を探しに
北海道まで旅行に行ってきたり

カレーライスのご飯を
聖帝十字陵の形に盛り付けてみたり

次第に努力のベクトルが
明後日の方向へ進んでいきます。

北斗の拳　イチゴ味の読んでみた感想・評価

ギャグ全開なのは
サウザーだけではありません。

風のヒューイの
自己主張の激しさの割に
瞬殺されたことを
ネタにされていたり

海のリハクが智将とされているくせに
何の役にも立たなかったばかりか
結果的には
ケンシロウの足を引っ張ったこと

ユダの焼印はＵＤＡとなっていますが
実際はＪＵＤＡなので
スペルミスをしてしまっていること・・・

今だから笑える
よくよく見返すと可笑しい
ツッコミどころをきっちり
押さえてくれています。

一方で
原作では実現しなかった

シュウＶＳトキ

サウザーＶＳ羅将ハン

といった対戦カードが見れるのは
原作ファンにとって嬉しいところ。

個人的にツボだったのは
師・リュウケンから見た
北斗四兄弟の評です。

ラオウはやたら派手な技を使うなど
暗殺拳を激しく勘違いしていたので、

トキはロン毛にカチューシャだから

ジャギは特に理由はないけど
「ないな」と思って――

消去法でケンシロウが選ばれたというのは
笑いつつも納得してしまう
秀逸な着眼点です。

こんな方におすすめな作品！必見

『北斗の拳』を読んだことのある人も
これから読む予定の人も

この『北斗の拳イチゴ味』を
名シーンが出る度に
どういったギャグになっているか

比較しながら読むことで
原作がずっと何倍にも
楽しめること間違いなし！

とにかく勢いが半端じゃないので
気分をアゲていきたい時には
うってつけの作品と言えます。

ギャグだからと
ただキャラがサゲられるだけの
展開ではありません！

例えばユダですが

南斗六星の中で唯一
表紙やフィギュア展開などで
ハブられる傾向にあるばかりか

ケンシロウの放つ
オールスター技・夢想転生に
実はユダだけ入っていないなどを
執拗にネタにされ続け

ついには
ケンシロウが夢想転生を放つ最中
生身で残像に参加しようとするなど

かなり痛々しい展開もありますが・・・

しかし！

南斗無音拳のカーネルを相手に
堂々たる余裕をもって
圧勝するなど

ドリームマッチであるのと同時に
原作では話の都合上
惨めにやられるだけだったユダの

本来の力をしっかりと
描写してくれているのです！

「え？ かっこいいユダ？」

と思われた方は是非、
その勇姿を実際に確認してください！

そして
「ユダって結構強いじゃん」
と思ってください！

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