タイトル | ゴブリンスレイヤー |
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原作・漫画 | 蝸牛くも 黒瀬浩介 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
同名ノベルのコミカライズ。
冒険者になったばかりの女神官は
同じ初心者の冒険者のメンバーの少年少女に誘われる。
もっとも弱いとされてる魔物
「ゴブリン」退治の依頼に赴くのだが
待っていた結末は無慈悲で残酷なものだった。
そんな女神官の前に現れた謎の男、
彼はゴブリンスレイヤーと名乗るのだった
ゴブリンスレイヤーのあらすじ紹介
冒険者になったばかりの女神官は
同じ初心者ランクである冒険者の
少年、少女にとある依頼に誘われる。
依頼は「ゴブリン退治」知能も力も子供並といわれ
冒険者でなくても簡単に追い払えてしまうという存在だった。
だが依頼内容を甘く見た彼らは
ゴブリン達の最初の奇襲で
あっけなくパーティ壊滅してしまう。
一人残った女神官に
ゴブリンの魔の手が迫ろうとしたとき
現れたのは無骨な鎧を装備した男!
ゴブリン退治を生業とする
冒険者上級ランクの
「ゴブリンスレイヤー」と名乗る男だった。
ゴブリンスレイヤーのネタバレと結末(最終回)は?
ゴブリン退治を甘く見た
少年少女達は最初の奇襲であっけなく壊滅してしまう。
リーダーだった少年は撲殺され。
魔法使いだった少女は
毒のナイフで殺されてしまうのだった。
もう一人の女武道家は犯され
ゴブリンの巣に連れ去られてしまう。
残った女神官絶体絶命の時に現れたのは
ゴブリンスレイヤーと名乗る上級の冒険者だった!
命を助けてもらった女神官は
ゴブリンスレイヤーに同行を願いついていく。
そこで彼女は彼のゴブリン退治に対して、
知識や入念に準備された戦いを見る。
あっというまに殲滅してしまいさらわれた女性や
女武道家は助けることが出来た。
しかし彼女達の心の傷が癒えるはずもなく
さらわれた女性達は、
世を儚み神殿に女武道家は仲間を失ったショックから
故郷に引きこもる結末となった。
初めての依頼で受けた衝撃。
そんな残酷な事が世界では
当たり前に起こっており
驚くほどの事ではないと
言われてる事に困惑する女神官。
今はわからなくてもいずれ
自分の答えを見つけるために
冒険者を続ける覚悟をするのだった。
ゴブリンスレイヤーの読んでみた感想・評価
ノベル板にはない絵だからこそ
出来る迫力があります。
とくに描き文字の使い方などがいいです。
少年剣士がゴブリンに撲殺される
断末魔や女武道家。
裸に剥かれ犯されるとこで
女神官は女魔法使いを連れて逃げるしかなく
あやまりながら逃げる。
その中、後ろから犯される絶叫が聞こえる
絶望感など絵があるからこその迫力が伝わってきます。
18禁の作品ではないですが、
コミックスの見せ場の一つが
この女武道家が犯されるシーンではないでしょうか?
作者もかなり力を入れて描いてます。
ただ漫画版では心理描写は
ノベルには適わないです。
特に女神官がなぜ自分達は
ゴブリンを甘く見てしまったのか?
など後悔の念などはノベルの方が
しっかりと描写されてるので
ノベルとあわせて読むといいでしょう。
そしてこの序盤で対の表現をすることで
ゴブリンスレイヤーの凄さがうまく出せています。
最初の少年少女達は
「ゴブリン楽勝。金もないし装備も簡単で
準備してないけど万が一なんてないから余裕余裕」
とピクニック気分で、洞窟内でも雑談しながら
警戒せずに進みあっというまに全滅します。
逆にゴブリンスレイヤーは
徹底的に防具をまとい
道具も持ち罠を警戒して
慎重に進み殲滅していってる
という対比を見せて
彼の凄さを上手く演出しています。
物語のつかみとして
ゴブリンの強さと主人公の強さ。
ともによく表現できており、
ゴブリン=雑魚という概念を
消し飛ばしてくれました。
こんな方におすすめな作品!必見
まずこの作品は独特でキャラ名がなく
役職や種族名で呼ばれます。
2ちゃんねるなどの投稿ノベルが好きな人は
楽しめるかもしれません。
そういうのに慣れてない人には
少し読みにくいかもしれません。
あとは残酷なシーンが1巻には多々あります。
序盤の少年撲殺や武道家が裸にされ・・
以外にも後半は女冒険者パーティが
ひどい目にあい全滅します。
そういう傾向の話が好きな人にはお勧めですが、
逆に嫌いな人は読まないほうがいいと思います。
かなりきつい描写がされています。
むしろノベルの方がわずかですが
表現はマイルドですしそちらを読みましょう。
2巻(コミック版)は戦いがメインなので、
毎回サービスシーンがあるわけではないので
期待して読むとがっかりします。
あくまでゴブリンスレイヤーと
その仲間達の「ゴブリン退治」メインです。
ゴブリンという敵との戦闘。
ゲームなどでは一撃で倒せる敵も、
もし現実にいたら簡単には倒せない。
リアル的RPGが好きな人は、
読んでも面白いのではないでしょうか?