タイトル | モンキーターン |
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原作・漫画 | 河合克敏 |
出版社 | 小学館 |
プロ野球選手への道を断たれ
落ち込んでいた
主人公波多野憲二。
そんな中・・・。
競艇選手を目指してみないか?
野球部監督から突然言われた一言。
競艇?
なんだそりゃ・・・。
監督と一緒に競艇場へ。
そこで見たのは
波多野の想像を超える世界だった!!
モンキーターンのあらすじ紹介
甲子園予選に負け
落ち込んでいた波多野憲二。
野球部応援のため訪れた際に
競艇選手萩原麻琴を出会う。
野球部監督より
競艇選手だと紹介され
今度観戦に来いと言われる。
しかし波多野は
あんなギャンブル場に
行きたくないと萩原に言う。
しかし萩原は激怒。
「命かけてやってる選手を
馬鹿にするな!」
あまりの迫力に波多野は
驚愕する。
渋々波多野が折れて
競艇場に行くことになった。
ここから波多野の競艇人生が
始まることとなる。
モンキーターンのネタバレと結末(最終回)は?
様々な困難を乗り越え
波多野は競艇選手試験に挑戦し
見事合格する。
しかしこれから波多野が入所する
本栖研修所は軍隊並みの生活だった。
朝は氷点下。
そして練習中には
雪が降ることもある。
教官には殴られることもあり
ミスを犯すと寒い中湖に落とされる・・。
この悪条件を半年間耐えなければ
決して競艇選手にはなれない。
しかし波多野はこの悪条件の中と
厳しい教官訓練に耐える。
学科やモーター整備は不得意だった。
しかし周りの同期生たちと
助け合いながら頑張った。
同期の中で決して優秀ではない・・・。
しかし波多野は持ち前の運動神経や
天性の動体視力を武器に
卒業記念レースを勝ち進む。
そして卒業記念レース決勝戦。
相手は波多野優秀選手ばかり。
だが波多野はモンキーターンを
繰り出し優勝する。
無事卒業し全国の競艇場へと
戦いの場を変え強豪選手たちと
熱戦を繰り広げることになる。
モンキーターンの読んでみた感想・評価
私が幼少期に住んでいた
目の前に戸田競艇場があった。
ほぼ毎日繰り広げられるレース。
私の遊び場になり
自然に競艇に詳しくなった。
そんな競艇の漫画が始まるのを
知ったのはサンデーの誌上。
しかも『帯をギュッとね!』の
作者河合克敏氏になるのを知って
私は心躍りました。
競艇全般詳しかったが
研修所の中のことは詳しくない。
それを事細かく描写していったのは
驚きと同時に最高に楽しく読めた。
始めの頃はやはり作者も素人で
結構気になる間違いを書いていた。
だがかなり勉強や現場に赴き
目で見て色々感じたのだろう。
連載終了間近になると
かなり詳しくなっていたのが
プロだなぁと感じた。
ただ連載後期はなぜか
恋愛話しが多くなり
これはどうなのかと感じた。
確かにその描写も必要なのだろうが
ここまでドロドロにしなくても・・・。
恋愛話しは嫌いではないが
連載後期は少し冷めてしまった。
こんな方におすすめな作品!必見
これから競艇選手を
目指す方にとっては
非常にオススメです!
私の周りでも選手になりたい
という方が数名いた。
この連絡が始まる前までは
私と私の父で色々教えていた。
しかし研修所のことは詳しくない。
厳しいというのは知っていたので
それだけは教えることが出来た。
そこでこのモンキーターンの連載が
開始された。
昔と今とでは少し内容が
変わったことは多々ある。
研修所が変更したり
プロペラが持ちペラ制では
なくなったりと・・・。
しかし基本は変わらないため
選手になりたいという人には
間違いなくこの本を薦めています。
本作の内容も主人公が成長し
素晴らしい成績を収めたり
怪我をしたりと見飽きない。
また最近はパチンコや
スロットにもなっているようです。
そこでモンキーターンを知った方も
おすすめしますよ!!
内容を知ってまたやるのも
楽しいと思います。
アニメ化にもなっています。
漫画に劣らす迫力ある仕上がりに
なっていますので是非ご覧あれ!