タイトル | 赤灯えれじい |
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原作・漫画 | きらたかし |
出版社 | 講談社 |
学生時代少しいじられキャラとして
過ごしてきた主人公の柳川智史。
そして高校時代に就職活動に
失敗して交通誘導のアルバイ生活を
続けていた。
いつもと変わらない仕事と
いつもと変わらない風景を
送っていた彼に電撃が走った。
アルバイトに金髪ヤンキーの
女性が入ってきたのだ。
この彼女と智史の関係はどうなるのか。
赤灯えれじいのあらすじ紹介
うだつの上がらないフリーターとして
日々を過ごしていた主人公の柳川智史。
そんな交通誘導の現場に新しく
女性のアルバイトが入ってきた
彼女の名は秋山智子。
彼女は髪を金髪に染めて
典型的なヤンキー女だった。
初めは大人しく仕事を続けていた
彼女だったが智史がドライバーから
イチャモンを付けられているのを見て激変する。
その彼女はドライバーにヘルメットを
投げつけて喧嘩になってしまった。
智史は余りの恐ろしさに震え慄くが
彼女は止まらず周りの同僚から
止められてやっと喧嘩は止まった。
そして二人きりの時間になり
ここから2人の恋愛物語が
始まっていくことになる。
赤灯えれじいのネタバレと結末(最終回)は?
二人きりになった智史はビビリながら
彼女に自己紹介するが何となく
謝ってしまう。
しかし彼女に少し位根性見せろと
言われてしまい考え込んでしまう
智史だったが彼女から自己紹介される。
その後喧嘩の仲裁に入った他の警備員と
トラックの運転手が更に喧嘩をし始めた
時にそのトラック運転手が彼女に殴り掛かる。
そこで根性を見せるつもりでヘルメットを
運転手に投げつける智史だったが
そのヘルメットは彼女の顔面へと飛んでいった・・・。
彼女に謝り続ける智史だったが
彼女はなれないことするなと言い放つ。
そこで彼女はヘルメットがぶつかった
ところにタンコブが出来たことが
かっこ悪いと言っていた時。
智史が「全然可愛いですよ!」
2人は顔面真っ赤になりうつむく。
その後の2人も相変わらずの関係を続けていく。
そんなある時彼女が風邪を引いて辛くて
仕事を続けていた時に休みだった智史が
現場に応援にきた。
そこで智史は彼女を休ませ自分が
仕事を続けていった。
そして仕事が終わった時彼女が
「ありがと・・」
智史は浮かれまくりゴミ置き場へと
突っ込んでいった・・・。
赤灯えれじいの読んでみた感想・評価
使い古した言葉なのかもしれないですが
青春ですなぁ。
えらい久々にこの本を発見したので
あっという間に全巻読みましたね。
なんでしょう読んでいて楽しいんですが
すごい恥ずかしくなってきます。
私も年上の彼女を振り向かせるのに
必至でしたからこのサトシの気持ちが
とてもわかります。
しかもサトシと年齢が全く同じというのが
更に共感を得られました。
この年の頃って年上の女性って
本当に惹かれるんですよね。
とにかく自分を大きく見せたり
弱い男に見られないように
頑張るんですけど空回りする。
ただやっぱり年上の女性って
何か落ち着いた雰囲気を出して
それをも受け入れてくれる。
その態度を見てさらに好きになり
もう仕事をしていても彼女の
ことしか考えられなくなりましたね。
このマンガも本当に色々な大きな壁に
ぶつかり最後は一緒になるんですが
中々最後はグッと来るものがありました。
そんな気持ちになりたいですが
年上の妻がいるのでそんなことは
考えている暇がありませんね。
こんな方におすすめな作品!必見
純粋な恋愛話が好きな方に
オススメですよ。
この本を読むと本当にいい気分になれます。
特に少し年齢がいっている人に
読んでほしいなぁと思います。
昔を思い出しますよ。
特に年上好きだった貴方はね(笑)
この年代の頃って恋愛もそうですが
色々悩みましたよね。
昔って高校卒業して直ぐ正社員として
働くっていう人って結構少なかったよう
に感じませんか?
特にその頃フリーターという言葉が流行っており
企業に就職するより給料もいいし時間に自由が
あったような気がします。
まぁこの頃はバブルが弾けて正社員で
採用をする企業も少なかったですがね。
まぁ結局頭が良くて何かしらの才能がある
人間が企業に好かれその人間で人材は
埋まっていったんですがね。
結局学歴や運動していた人達しか
いい会社には入社できなかったんですよね。
まあ私のヒガミですけどね・・。
今は逆に企業の方から手をこまねいて
いる状況ですので就職しようと思えば
すんなりと会社に入社できると思います。
まぁそんなことよりもマンガのことです。
でもその描写をとてもうまくこの作者は
時代風景を描いていると思います。
読んで損はない作品ですので是非
お読み下さい。