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【DRAGON QUEST―ダイの大冒険―のネタバレ】とあらすじは?感想や無料試し読みもあり!

この記事は約 6 分で読めます。
タイトル DRAGON QUEST―ダイの大冒険―
原作・漫画 三条陸・稲田浩司
出版社 集英社

とある島、デルムリン島で暮らす少年ダイ。

勇者に憧れるダイは剣は得意だが
魔法はからっきし。

しかしダイは魔王軍から世界を守るため、
魔王軍に命を奪われた師の仇をとるため
デルムリン島を出て大冒険を繰り広げる。

誰もが知る名作RPG,
ドラゴンクエストの世界観を背景に、
主人公とその仲間達の戦いを描いた長編作品。

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DRAGON QUEST―ダイの大冒険―あらすじ紹介

初期 デルムリン島出発までのあらすじ

デルムリン島で暮らし、
勇者に憧れるダイ。

育ての親、鬼面道士のブラスはダイを
魔法使いに育てようとしていた。

しかし魔法は一向に上達せずダイ自身も

「勇者になりたい!」
というのが本音であった。

そんな折、島にふたりの男が現れる。

勇者の家庭教師という
アバンとその弟子ポップであった。

アバンによると魔王が復活し、
その打倒のため勇者を育成しているというのだ。

かねてから勇者に憧れていたダイは
喜んでアバンの修行を受ける。

所業は過酷ではあったがダイは成長し、
底知れぬ力を持つアバンに尊敬を抱き始める。

修行の最中、デルムリン島に
邪悪な者が侵入する。

復活した魔王、ハドラーである。

実はアバンはかつてこの魔王を倒し、
世界を救った勇者だったのだ。

復活をとげたハドラーは世界征服の前に
アバンを葬りにきたのであった。

以前よりも強大になった
ハドラーに苦戦するアバン。

ダイとポップを守るべく
自己犠牲の魔法メガンテを使う。

命を賭した攻撃であったが
ハドラーを倒すにはいたらない。

アバンは絶命しハドラーは
ダイ達も手にかけようとする。

激昂したダイは猛然とハドラーに挑む。

本来なら適う相手ではないがダイは伝説の
「ドラゴンの騎士」だったのだ。

師を殺された怒りでその力が解放されダイは
ハドラーを撃退する。

そして、ポップとともにアバンの仇をとるため、
ハドラー率いる魔王軍から世界を守るため、
大冒険に出るのであった。

DRAGON QUEST―ダイの大冒険―ネタバレ・今後の展開

デルムリン島を出たダイとポップですが
今後はさまざまな強敵、
さまざまな仲間が登場します。

まず仲間に加わるのは、
腕っぷしが強く回復魔法まで使えるマァム。

まあドラゴンクエストですから
女性キャラも含めて3人パーティーという
編成は妥当ですよね。

そして敵のボスは魔王ハドラーなわけですが、
その魔王軍に組織されて
6大軍団長なるものが登場します。

どれも軍団長を任されているだけに
ツワモノばかり…。

その軍団長達は激闘の末心強い仲間になったり、
ダイの生き別れの父親が軍団長です。

ダイの「ドラゴンの騎士」
としての力の秘密があきらかになったり。

6大軍団長とのバトルは
この作品全体を通しても、
面白いと思います。

しかし、6大軍団長を瓦解させても
冒険は終わりません。

真のボスはハドラーではなく、
大魔王バーン。

6大軍団長が事実上瓦解してしまい、
ダイ達抹殺のため、
さらなるパワーアップをとげるハドラー。

そのハドラーに従う新たな配下親衛騎団。

未知数の力を持つ大魔王バーン。

バーンのもとで暗躍する
ミストバーンとキルバーン。

戦いは高次元のものとなっていきます。

ダイもその仲間達もレベルを上げ、
強力な魔法、強力な必殺技を
習得していきます。

そして長い冒険の末世界を
救ったダイ達ですが、
ラストでは思わぬ展開に…。

その時ドラゴンの騎士としてダイは…。

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DRAGON QUEST―ダイの大冒険―読んでみた感想・評価

うまい作家さんは共通して
キャラクターの設定が
しっかりしているように思います。

(作家さんや編集さんからすれば
基本かもしれませんが)

ドラゴンクエストを背景に
しているため能力的に
個性を出しやすかった
部分もあるかもしれません。

しかし登場人物がそれぞれ
しっかりと個性を持って
物語の中で活躍していると思います。

私はこの中でも好きだったのが
魔法使いのポップです。

主人公のダイはドラゴンの騎士で
初期から超人的な強さを持っています。

他の仲間達も人間離れした力を持っていたり
(というかそもそも人間でなかったり)。

その仲間達の中で、人間の、凡人のポップが
懸命に努力して弱さや臆病さを
克服していく姿に感動しました。

作者の「ポップが主役の回は描くのが楽だった」

というコメントも見ました。

ポップは物語の途中、
修行編といいますかアバン先生以外の人に
魔法を習うにいたります。

アバン先生の盟友、大魔道師マトリフです。

そのマトリフ師匠が、成長し、
それでも壁にぶつかる
ポップにかけた言葉があります。

「お前が全てに恵まれた人間だったら
ここまで強くなれなかった。

お前はただの武器屋の息子だったから
誰よりも歯を食いしばって
ここまで強くなれたんだ。

自信を持て。

お前は俺の自慢の弟子だ」というもの。

数ページのやりとりですが努力の大切さを
本当に教えてくれるというか。

上司とかからこう言われたらどうですか?

主人公はダイですが、
ポップがらみのエピソードで
いいものが多いです。

私はこのポップを「勇者」
として讃えたくなります。

ドラクエが好きな人に超おすすめです

まずやはりドラゴンクエストが好きな方に
読んでいただきたいと思います。

メラゾーマとかベギラマとか、
作品の中でどう描写されるか。

キャラクター達がどんな戦い方をするのか
(自分はボス戦ではバイキルトとピオリムは
絶対使うんだけど…なんて思ったり。)

そんな視点で読んでいただいても
面白いと思います。

ただ、ドラゴンクエストに興味がない方でも
普通に読んでいただけると思います。

主人公ダイとその仲間達の成長、
力を合わせて強敵を倒す。

冒険バトルもののエッセンスを
忠実に描いたものと思います。

そして、この作品のなかでわりと
登場人物が感動的というか、
ちょっといいことを言ったりします。

ダイの一番の仲間、ポップもそうなんですが、
私の中では結構いいことを言うのは
ダイ達の先生アバンでしょうか。

どんなものかは実際に
読んでいただいたほうがいいかと思います。

でも実際このアバン先生は
女性読者からの人気が高い。

ダイ達のために死んでしまった
回では抗議が殺到したとか。

なんにせよ、
強敵出現→激闘の末勝利→新たな強敵出現。

という単調なものでなく、

エピソードひとつひとつから
何か感じさせて欲しい、
何か考えさせて欲しい、感動させて欲しい。

という方でしたらドラクエ好きな方でも
FF好きな方でも
一読されてみてはと思います。

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