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enigme【エニグマ】のネタバレや結末が気になる漫画!

enigme【エニグマ】

この記事は約 5 分で読めます。
タイトル enigme【エニグマ】
原作・漫画 榊健滋
出版社 集英社

眠っている間に、今後起こることを
日記に書き連ねることができる、
「夢日記」の能力を持つスミオは、

ある日謎の存在エニグマに、
連れ去られ、恐るべきゲームを
強いられることになるが……。

理不尽なデスゲームに対して、
主人公側の強力な武器の概念や
団結が問われる面が斬新な、

良作異能系知略漫画です。

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enigme【エニグマ】のあらすじ紹介

父親が謎の失踪を遂げて以降、
寝ている間に今後起こることを
書き連ねられるようになる、

「夢日記」のスキルに目覚めた
普通の少年、スミオ。

母親にも後押しされる形で
このスキルを活用して
人助けなどをしてきた彼ですが、

ある日妙なガイコツを
目撃したのをきっかけに、
母が失踪してしまいます。

さらには自分自身も、
謎の存在エニグマに、
校内に閉じ込められて、

恐るべきゲームを
強制させられますが、スミオは
仲間とともに戦い始めるのでした。

enigme【エニグマ】のネタバレと今後の展開は?

普通の高校生灰葉スミオ。

「嫁探し」に高校で注力すると、
周りに堂々と宣言するなど、
お調子者な部分はありますが、

正義感の強い彼ですが、
実は一つ他の高校生とは
違う「秘密」を持っていました。

それは「夢日記」。

父親が謎の失踪をしてから
発動した能力であり、
睡眠中日記に予知内容を、

かなり正確に記せるという
強力なスキルでした。

その能力を活用して、
女子生徒のピンチを全力で
解決していくなど、

独自のスタンスで高校生活を
エンジョイするスミオですが、
ある日妙なモノを目撃します。

帰宅してから母親にそのことを
伝えるスミオでしたが、
話を聞くと母親は急に真剣になり、

いわくありげなことを言いますが、
話を聞く前にスミオは意識を失い、
目覚めると不気味な記述がありました。

スミオは全力で夢日記を解読し、
母親を迎えにいきますが、
彼女の姿は既になく、

さらにその後眠ったところで、
謎の存在「エニグマ」に、
学校内に閉じ込められました。

困難な試練を与える代わりに
凄い「報酬」をもたらすエニグマに、
スミオやその幼馴染しげるなどの、

同じ学校に通う七名の生徒は
立ち向かっていくことになります。

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enigme【エニグマ】の読んでみた感想・評価

能力発動系の物語かと思いきや、
かなり「本気」のデスゲームであり、
個人能力だけでなく、濃密な

チームワークなどが問われる構図が
斬新かつ熱かったですね。

本作のポイントは、何と言っても、
得体の知れないエニグマと、
「ゲーム」の参加者たちにあります。

参加者たちはそれぞれに優れた
個性がありつつも、皆人には言えない、
「能力」を持っているんですね。

事態を予知する夢日記や、
「見えない手」など、確かに
バレたら色々まずそうな感じの、

雰囲気ある能力なのですが、
そのためか皆力をひけらかさず
「普通」で居続けているんですね。

また、色々な能力者が集まれば
とりあえずバトルをしてみて、的な
お約束があったりもしますが、

本作は状況が状況なので、
必然的に協力せざるを得ず、
その関係性が斬新でした。

しかし各人の能力を見越して
「招待」しているエニグマだけあり、
仕掛けてくる罠は巧妙かつ狡猾で、

各人の能力があってもかなり
絶望的な気持ちにさせてくる
容赦のなさはきつかったですね。

enigme【エニグマ】はこんな方におすすめな作品!必見

正体不明の秘密結社、
古くから言い伝えが残る妖怪、
超科学を自在に操る存在……。

平和な現代社会において、一時的にせよ
多くの「人を消してしまう」というのは、
非常に難しいことと考えられるだけに、

創作上でデスゲームを仕掛ける勢力は
得体の知れないような実力を
標準装備していることが多いですね。

となると主人公サイドは全力で、
それを迎え撃つことになりますが、
「普通の人」が多いのが世の中であり、

まったく太刀打ちできないような、
実力差が生じてしまうというのも
この種の作品の定番ですね。

もっともそうした地点からの反撃も
有り得る話ですが、読み手としては
明確な「武器」が欲しいものです。

しかし本作では、「夢日記」を扱える
主人公をはじめとして、様々な
「超能力」を持つ生徒たちの戦いが、

メインテーマですので、
理不尽に対してもやられっぱなしで
居続けることがありません。

多くの作品に登場する、
ヤバい主催者に対しても、
精神でなく能力で戦えるような、

熱い少年たちの姿を
満喫したい方にはオススメです。

一方で彼らの「能力」は、危険な
「ゲーム」を覆すレベルでもないので、
前置きなく全ての状況が崩れて、

話が強制終了してしまうような、
「爆発力」まではないのも
読み手としては嬉しいところですね。

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