タイトル | NARUTO |
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原作・漫画 | 岸本斉史 |
出版社 | 集英社 |
落ちこぼれ忍者のうずまきナルトが
火影を目指して、数多くの敵と戦い、
友情を育みながら成長していく漫画です。
NARUTOあらすじ紹介
木ノ葉の里で両親もおらず
一人孤独に過ごしていた
忍者見習いの少年うずまきナルト。
来る日も来る日も自身の寂しさを
紛らわすため、イタズラばかりしています。
里の建造物にラクガキをしたり
巻物を盗んだりなど…。
木ノ葉の里にとってそんなナルトは
問題児であり、周囲にはあまり
よく思われていません。
それこそ腫れ物に触るような
扱いといった感じです。
しかしそんなナルトの寂しさを知る
教師うみのイルカだけは
ナルトを見限ることなく、
本気で叱ってくれるのです。
そうしてイルカの優しさに触れたナルトは
気持ちを新たにし、
忍者としての道を歩むことになります。
いずれは里の長である火影になることを夢見て。
こうして忍者の修行をするための
アカデミーに通ったことにより、
信頼できるたくさんの仲間を得るのです。
それはうちはサスケだったり、
春野サクラだったり、奈良シカマルだったりと
みんながナルトのことを
大切な仲間だと思って接してくれます。
その後アカデミーを卒業し
忍者としてはたけカカシ先生のもと、
様々な任務をこなしていくことになるのです。
時には先生や仲間に助けられ、
また時には自分が仲間を庇いながら、
ナルトは見る見る逞しく成長していきます。
NARUTOネタバレ・今後の展開
下忍時代は共に過ごし、いろんな敵と
戦ってきたナルトとサスケ。
ある時大蛇丸に唆され、
木ノ葉の里を抜けることになります。
ナルトにしたら仲間だと思っていた
サスケが自分たちを裏切ります。
里を去っていくなんて考えられず、
真意を問いただすために
サスケを追うことになるのです。
しかし最初は大蛇丸に唆されて
里を抜けたサスケ。
徐々に兄であるイタチのことや
木ノ葉の真実を知るにつれ、
木ノ葉に対して敵意を抱きます。
こうしてナルトとサスケは敵対していきます。
その後は木ノ葉の里だけでなく、
他の里を巻き込んだ忍界大戦が始まり、
ナルトとサスケも戦うことになります。
最終的にサスケはナルトに負け、
真の意味で和解を果たし、
木ノ葉に戻ることを決心しました。
そしてナルトは火影になり、
サスケとは立場こそ違えど、
木ノ葉の里をより良くするために
手を取り合い生きることになるのでした。
そんなナルトとサスケが見守る
木ノ葉の里はまずまず平和。
なんと大人になったナルトたちには
それぞれ子供が誕生します。
ナルトはヒナタと結婚し、
ボルトとヒマワリという
二人の子供が産まれます。
他にもシカマルはテマリと、
サクラはサスケといった風に
それぞれ家族を持って幸せな
生活を送っているみたいです。
NARUTO読んでみた感想・評価
ナルトは一部と二部に分かれていますが、
私が好きだったのはやっぱり一部です。
二部、特にペイン編以降は
新キャラが出てきすぎます。
ちょっとストーリーが
散らかってしまった印象があります。
それにたくさんのキャラが出てきた割には
それぞれに活躍の場や見せ場が
あまりなかったのも残念です。
それに比べて一部は木ノ葉の
ルーキーたちなど
結構キャラはたくさんいます。
しかしそれぞれの個性が引き立ち
しっかりキャラの書き分けも出来ていました。
そのため思いっきりストーリーを
楽しむことが出来たように思います。
中でも私が神回だと思うのは
サスケ奪還編です。
キバやシカマル、リーが音隠れ
四忍衆プラス君麻呂に苦戦している時に
助けに来た我愛羅、テマリ、カンクロウ。
このかっこよかったことと
いったらありませんでした。
「木ノ葉同盟国、砂の忍だ」
というセリフには痺れました。
いまだにこのシーンを
思い返しても鳥肌が立つくらいです。
それほどこの回は良かった
ということに他なりません。
特に以前は敵として戦ったリーを
助けに来た我愛羅は本当に良かった。
シカマルを助けた時の
テマリの笑顔にもしてやられました。
このように実際、その一部の良さを
最後の最後まで保ち続けて
欲しかったものです。